和歌山、東京の若者たちが北海道で運命の出会いを果たし、
梅の魅力に導かれるように結成した「梅ボーイズ」。
現在は和歌山県を拠点に南高梅を使用した、安心して食べられる無添加の梅干しにこだわり、
全国を舞台に活躍しています。
梅ボーイズは、幅広い世代に魅力を伝えるためにSNSで梅レシピを発信したり、
YouTubeでの動画配信も積極的に行うなど、日々丁寧にブランドを育んでいます。
そんな、北海道がきっかけで誕生した「梅ボーイズ」が気になりすぎるので、
MouLa HOKKAIDOでは彼らに伴走して、その魅力や日頃の活動について紹介していきます。
なんか色々企てているようなので、みなさん乞うご期待です!
梅ボーイズの日々の活動や商品、ブランド作り、新しいプロジェクトについてなどを紹介します。
「梅農家が誇りを持てる梅干しを作りたい」
そんな志を持って梅ボーイズは梅干し屋を始めました。
「梅農家が誇りを持てる梅干しを作りたい」
そんな志を持って梅ボーイズは梅干し屋を始めました。
僕の生まれは和歌山県のみなべ町という場所です。
みなべ町は人口1万人の小さな町ですが日本一の梅の産地。
僕の実家も5代続く梅農家で、小さな頃から梅干しを食べて育ちました。
地元の高校を卒業し、北大の薬学部に進学してがんの新薬研究に没頭していました。就職も内定がでた頃、兄の一言が僕を梅干しの道へ突き動かすきっかけになりました。
「梅を栽培した後は、どの梅も甘い調味液で均一な味になる。
正直、栽培にやりがいはない。」
2017年から「梅、塩、紫蘇」というシンプルで梅の味が活きる梅干しの研究を始めました。
評判の良い梅干しを片っ端から食べてデータを取り、素材の比率・種類・熟成期間を少しずつ変えて比較し、梅の美味しさを研究しました。兄や他の梅農家さんにも協力していただいて「この梅干しなら美味しい」と思える梅干しが完成。2018年6月より販売を開始しています。
軽トラックに梅干しを載せて全国一周したことがあるのですが、日本各地で「梅の味がきちんとする」「なつかしい」「これをずっと求めていた!」と想像以上のお声をいただきました。
みなさんもぜひ一度私たちの梅干を食べてみてください。