今季限りでの現役引退を発表した北海道コンサドーレ札幌、MF深井一希選手が、今季最終節となる11月29日(土)の愛媛戦を前に、モウラ北海道のインタビューに答えてくれました。
今回は、自らもコンサドーレのサポーターとして試合へ足を運ぶ、北海道を代表するインフルエンサーROY氏がインタビュアーとして登場。
選手生命が終わってもおかしくないような大けがを5度も乗り越え、ピッチに戻ってきた深井選手が語る”最後のピッチ”への想いとは——。

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移籍を繰り返す選手も多いサッカーの世界で、深井選手はコンサドーレ一筋で通しました。小学4年生からコンサドーレの下部組織でプレーし、中学生時代には世代別日本代表チームの中心選手となり、メキシコで開催されたU-17（17歳以下）W杯ではチームの主軸を担うなど活躍。2013年にはコンサドーレ下部組織のU-18からそのままトップチーム入りしました。

今年9月に引退を表明し、ROY氏から今の思いを尋ねられた深井選手は「サポーターはみんな、『お疲れさまでした』と言ってくれます。けがを乗り越えてこれたのは、サポーターを含めいろいろな人に支えられたから。感謝しかありません。最終的に、小さいころから育ってきたクラブでプロのキャリアをスタートさせ、終えることができて幸せです」と語りました。

これまでの歩みを振り返って、深井選手は「子どものころは大きな目標はなく、プロになろうとか深く考えたことはなかった。高校生でW杯に出て世界を知り、同世代の仲間がプロ入りを決めていくのを見て、じゃあ自分も、と（プロになることを決意しました）。強いチームでプロになりたいと思ったけれど、ほかのチームにという選択肢を与えてもらえなかったという感じかな」と苦笑いしました。

ただ、コンサドーレだったからこそ、得られたものも大きいといいます。深井選手は「コンサドーレのサポーターは優しくて、あったかい。けがをして戻るたび、横断幕だったり、歌を歌ったり、いろんなことをして待っていてくれる。試合に負けても、ほかのチームならブーイングが起きそうなものなのに、コンサドーレのサポーターはそれがない。そのあたたかさがすごく好き」と、ファン・サポーターに恵まれたことを感謝しました。

深井選手の印象的なプレーとして、多くの人が挙げるのが、2019年のルヴァン杯決勝です。後半アディショナルタイムにヘディングで起死回生の同点ゴールを決め、結果はPK戦で敗れたものの、コンサドーレを初優勝にあと一歩まで押し上げました。今年1月にコンサドーレの代表取締役社長に就任した石水創さんも、就任時のインタビューで「人生のあらゆる出来事の中で、一番興奮した」と語るほどです。

深井選手はこの時のことを、「（対戦相手の川崎が退場者を出した時に）『11人でやらせてくれ』と言ったこととか、みんなでPKの順番を決めたりしたこととか、鮮明に覚えています」と振り返りました。ただ、「（最も印象的だった場面は）1つに絞れない。試合を振り返ってプレーするタイプだから、プロになって最初の試合も、初ゴールを決めた時のこともよく覚えています」と話しました。

プロ生活の中で、深井選手を悩ませたのは、度重なるけがでした。前十字靱帯断裂という重傷を右、左各2回、繰り返し、右膝軟骨の移植手術も受けました。それでも常に諦めることなく、何度もけがを乗り越えてピッチに戻ってくる姿に、いつしかファン・サポーターから「不屈の漢」と呼ばれました。深井選手は「（引退表明後、）選手の中には、まだできるのではという反応もありましたが、ずっと痛みを我慢してきました。痛みはぼくにしか分からない。痛むそぶりを見せないようにしてきたから、まだできるように見えたのかもしれません」と耐えた末での決断だったとしました。
11月29日(土)の最終戦に向けて、「最後に自分のプレーを見てもらって、いい締めくくりにしたい。深井はいい選手だと言われて終わりたい。全力でやるので、全力で応援してください」と語りました。

深井選手は「もともと、試合を見るのも、いい選手を見るのも好き。小さいころから、監督という存在をかっこいいと思っていて、いつか監督になりたいと思っていました。選手としては世界で活躍することはかないませんでしたが、指導者として世界で戦ってみたい」と意気込みを示します。
そのために、「まず、しっかり勉強をして、経験を積みたい。コンサドーレの監督になって、J1で結果を残したい。でも、そこは通過点で、世界のチャンピオンズリーグ出場チームの監督になりたい」と大きな夢を語りました。

最後に、今、サッカーをしている子どもたちへのメッセージをお願いしました。
「仲間とのつながりや、みんなで協力しあうことが大事です。ひとりではなく、仲間がいて、さらにプロになれば応援してくれる人も増えます。将来、プロになって、好きなサッカーを仕事にすることができたら、間違いなく素晴らしい人生になる。そのためには、目標に向かって1日1日、できることを最大限にやって、頑張ってほしいです。きっと、幸せな日々を送ることができると思います」

深井選手、熱いメッセージをありがとうございました!!

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最先行・先行予約期間内にお申込みいただくと、"不屈の漢"深井一希選手特集が収録されたスペシャルディスク付きの豪華2枚組でお届けします！永久保存版となる本作品をぜひお求めください！

深井選手の現役ラストマッチとなる11月29日(土)の最終戦は、コンサドーレのファン・サポーターだけでなく、家族や友人、そして“初めてのスタジアム観戦”にもぴったりの特別な一日です！イベントや来場プレゼント盛りだくさんの最終戦の内容は・・・
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11月29日(土)の最終戦だけの来場者プレゼントとして、深井選手の背番号「8」とサインがプリントされた「深井一希 現役ラストマッチTシャツ」、赤黒の「リバーシブルハット」を先着2万1000名様にプレゼント!!

ドーム内には大人気のキックターゲットやフットダーツ、ぬりえコーナーなど家族みんなで楽しめる「ドーレくんひろば」が用意されます。

11月29日(土)の最終戦は、午後2時キックオフ。シーズンシートなどの先行入場は午前11時から、一般入場は11時半からなので、早めに来場してゲームの前に遊ぶのがおすすめです！

ドーレくんひろばでは、サッカーボールやバドミントン、縄跳びなどの遊具の無料貸し出しもあり、体を動かして遊ぶこともできます。ドーム屋内3階スペースにある大型複合遊具「キッズパーク」も利用できますよ！
たくさん体を動かしてお腹が空いた方には、大和ハウスプレミストドームでのホームゲーム開催時のみに登場するコンサドーレコラボメニューがおすすめ！深井選手太鼓判の「赤黒牛とろ丼～パルミジャーノチーズ～」も販売します。

コンサドーレ公式サイトでは、はじめてのサッカー観戦ガイドも紹介していますので、気になる方はチェックしてみて下さい！

深井選手の現役ラストマッチでもある2025シーズン最終戦は、大和ハウスプレミストドームで11月29日(土)14：00にキックオフ！(先行開場11：00／一般開場11：30)
家族で楽しむもよし、これを機にサッカー観戦デビューするもよし。みんなでコンサドーレを盛り上げ、深井一希選手の現役ラストマッチをともに見届けよう！チケットの購入はこちらから。

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