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シマエナガは北海道のどこにいる?目撃情報を集めました!

シマエナガは北海道のどこにいる?目撃情報を集めました!

可愛らしい姿から「雪の妖精」とも呼ばれるシマエナガ。
実は北海道にしか生息していない野鳥なんです。
「じゃあシマエナガは北海道のどこにいるの?」
「シマエナガに会うにはどこへ行けばいいの?」
という方のために、今回はシマエナガの生態と目撃情報が寄せられた場所を10カ所まとめました。
最後まで読めば、あなたも雪の妖精に会えるかもしれませんよ!

【雪の妖精】シマエナガの生息地は北海道だけ!


ふわふわとした丸い姿が可愛らしいシマエナガは、エナガの亜種で、北海道にのみ生息しています。
シマエナガの特徴は、その真っ白な顔。本州以南に住むエナガには目の上に黒い模様がありますが、シマエナガにはそれがありません。

また、シマエナガというと真っ白でコロンとしたまんまるな姿をイメージされる方が多いと思いますが、実はそれは冬だけに見られる姿です。
冬以外の季節は羽が茶色や黒になり、パッと見ただけではシマエナガと別の鳥に見えてしまうほど、違った姿をしています。

体長は約13センチほどで、スズメよりも少し小さいサイズ。体重はおよそ8グラムで、なんと500円玉と同じくらいの軽さです。

「鳥獣保護管理法」があるため、野鳥であるシマエナガを飼うことはできませんが、500円を手のひらに乗せてみると、お迎えした気持ちが少し味わえるかもしれませんね。

【道内10カ所】シマエナガは北海道のどこにいる?目撃情報まとめ


シマエナガは北海道全域、どこにいても観察できる可能性があります。
とはいえ、みんなどこでシマエナガを見つけているのか気になりますよね。
こちらでは、道内のシマエナガの目撃情報をピックアップしてお伝えします。
シマエナガ観察の参考にしてくださいね。

【札幌市】北海道神宮


年末年始やお花見の時期など、いつも参拝客で賑わっている北海道神宮の公式Instagramの投稿です。
シマエナガもお参りに来ていたようですね。
惜しくもシマエナガだんごにはなっていませんが、3羽が同じ木の枝に並んでいるのが可愛らしい投稿です。
自然豊かな北海道神宮は、札幌市内のシマエナガを見られる場所のひとつ。
「シマエナガが見られますように」とお願いしに行けば、神様の思し召しで出会えるかもしれませんよ。

住所:札幌市中央区宮ケ丘474
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約15分、JRバス「北海道神宮」下車→徒歩1分
※開閉時間は時期によって異なります。詳細は北海道神宮公式サイトをご確認ください。

【札幌市】国営滝野すずらん丘陵公園


同じく札幌市では、国営滝野すずらん丘陵公園でもシマエナガが目撃されています。

滝野すずらん丘陵公園は、北海道で唯一の国営公園で、その敷地は400ヘクタール。
東京ディズニーランドのおよそ8倍もの広大な土地に広がる森や滝などの大自然は、シマエナガにとって絶好の住処でしょう。
冬はチューブ滑りやスキーなどの雪遊び、「お正月遊び」といったイベントもあるので、遊びながらシマエナガの観察もできちゃいます。

住所:札幌市南区滝野247
アクセス方法:
【渓流ゾーン】中央バス「すずらん公園渓流口」
【中心ゾーン】中央バス「すずらん公園中央口」「すずらん公園東口」
【滝野の森ゾーン東エリア】中央バス「すずらん公園東口」下車後、徒歩約40分
【滝野の森ゾーン西エリア自然博物園】中央バス「すずらん公園東口」下車後、徒歩約50分

開園時間:
4月20日~5月31日 9:00~17:00
6月1日~8月31日 9:00~18:00
9月1日~11月10日 9:00~17:00
12月22日~3月31日 9:00~16:00

入園料:冬季(12月22日~3月31日)は無料
駐車料金:普通車450円
※アクセス方法や料金などの詳細情報は、公式サイトよりご確認ください。

【江別市】野幌森林公園


樹齢500年ともいわれる大きな栗の木をはじめ、さまざまな植物が自生しています。
シマエナガだけでなく、キツツキやフクロウなど159種もの野鳥が確認されている、野幌自然公園。
キタキツネやエゾタヌキ、エゾリス、エゾユキウサギなど、北海道ならではの野生動物たちにも出会えるかもしれません。木の上のシマエナガを探しつつ、雪原で動物の足跡を観察するのも楽しいですね。
公園内の「自然ふれあい交流館」では「冬の森の観察会」を開催していることもあるので、森のプロと一緒に散策するのもおすすめです。

道立自然公園野幌森林公園
住所:札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
アクセス:
JRバス(文京台循環線)乗車15分「文京台南町」より徒歩10分
夕鉄バス(文教通西行)乗車15分「大沢公園入口」より徒歩7分
JR「大麻駅」より徒歩約30分
開園時間:開園、閉園時間はなし
公式サイトはこちら

【恵庭市】恵み野中央公園


恵庭市の市街地にある「恵み野中央公園」は、子どもの遊び場としてはもちろん、犬の散歩やランニングなどたくさんの人が訪れています。大きな池には水鳥がやって来ることも。
アクセスしやすく、散歩や子どもと遊ぶついでに、シマエナガを探してみてはいかがでしょうか。

恵み野中央公園
住所:恵庭市恵み野北3丁目9-1

【千歳市】THE BIRD WATCHING CAFE


カフェで食事をやコーヒータイムを楽しみながら、野鳥観察ができる「THE BIRD WATCHING CAFE」。
千歳市自然環境保全地区のほど近くで、窓際のフォトカフェ席の外には餌台が設置されており、ご飯を食べにくる鳥たちの姿を間近に見られる絶好のスポットです。

お店のロゴにはシマエナガが使われており、メニューにもまるっと可愛い形に盛り付けたシマエナガソフト、シマエナガクッキー付きのサンデーなどがあります。
カフェで温かい食事やスイーツを味わいながら、ゆったりバードウォッチングできるのが嬉しいですね。

住所:北海道千歳市蘭越90-26
営業時間:10:00~17:00
電話:0123-29-3410
駐車場:15台
公式サイトはこちら

【旭川市】旭山動物園


北海道の動物園の代表格、旭山動物園。周囲は山や田んぼなどの自然に囲まれており、動物園外でもエゾリスやエゾフクロウなどの野生動物を見ることができます。
こちらの投稿写真は、旭山動物園のスタッフさんによって撮影されたもの。
動物園の中も木々が多いため、シマエナガが訪れることがあるようです。
観光に行ってシマエナガも観察できたらラッキーですね。

住所:旭川市東旭川町倉沼 旭川市旭山動物園
電話:
駐車場:正門約200台、東門約300台
開園時間:開園日や開園時間は時期によって異なります。公式サイトからご確認ください。
入場料金:大人1,000円、中学生以下無料
公式サイトはこちら

【東川町】道の駅ひがしかわ「道草館」


東川町のおいしいものが集まる、道の駅ひがしかわ「道草館」でも、シマエナガが目撃されています。
町内のお店屋さんからパンやおにぎり、スイーツが集まってくる道草館。
トイレは24時間年中無休なので、早朝から張り込み、お腹がすいたら地元のおいしいモノで空腹を満たし、シマエナガが観察できたら地元の野菜を買って帰る……なんてこともできちゃいます。

住所:上川郡東川町東町1丁目1番15号
電話:0166-68-4777
開園時間:9:00~18:00(4月~9月)、9:00~17:00(10月~3月)
休館日:年末年始(12/31~1/4)
公式サイトはこちら

【七飯町】大沼国定公園


冬はワカサギ釣りや凍った湖の上をファットバイクで走れるツアーなど、イベントが盛んな大沼国定公園では、「シマエナガを探すツアー」も開催されています。
2024年冬シーズンでは、11月から2025年1月5日までに実施したツアーの遭遇率は、なんと66.5%!
絶対に会えるものではありませんが、自分で探すよりツアーに参加した方が良いかも、と思える驚異的な数字です。

公園から車で10分程度のところにある「函館大沼プリンスホテル」では、室数限定でシマエナガグッズと一緒に過ごせる「シマエナガとホテルステイ♪ 朝食付きプラン」を提供しており、シマエナガファンはぜひ一度訪れたいところ。
この冬は、七飯町までシマエナガ観察の旅にでてみてはいかがでしょうか。

大沼国定公園
住所:亀田郡七飯町
七飯大沼国際観光コンベンション協会の公式サイトはこちら

函館大沼プリンスホテル
住所:亀田郡七飯町西大沼温泉
電話:0138-67-1111
函館大沼プリンスホテルの公式サイトはこちら

【帯広市】帯廣神社


帯広川のほとりにある自然豊かな神社、帯廣神社。シマエナガをはじめ、多くの野鳥の姿が見られます。
宮司自らがデザインしたという「シマエナガ御朱印」や「シマエナガ御朱印帳」、「シマエナガみくじ」とシマエナガをモチーフにした授与品が人気ですよ。
付近には六花亭の本店や、スイートポテトが有名なクランベリーなど、スイーツの名店があります。
バードウォッチングをしながら、食べ歩きも楽しめますね。

帯廣神社
住所:帯広市東3条南2丁目1番地
帯廣神社の公式サイトはこちら

【足寄町】KOYA.lab陵雲荘敷


「雲海に泊まれるホテル」がコンセプトの、KOYA.lab陵雲荘敷。
足寄町との標高差200mの山の上の敷地内には、シマエナガが訪れることもあります。
大自然を一望できる山の上から、朝焼けや雲海など自然の恵みをいっぱいに感じられるのが魅力です。
シマエナガが見ている世界を、全身で感じることができるホテルに、人生で一度は泊まってみたいですね。

KOYA.lab陵雲荘敷
住所:足寄郡足寄町 里見が丘24番地
電話:080-1299-3828
KOYA.lab陵雲荘敷の公式サイトはこちら

【まとめ】シマエナガは北海道中で見られます!


以上、シマエナガの目撃情報をまとめました。
シマエナガは北海道の全域に生息しています。今回、目撃情報が見つからなかった街でも、出会える可能性は充分ありますよ。
野鳥が集まる公園や神社など、ぜひ探してみてくださいね。


この記事を書いたモウラー

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