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北海道でワカサギ釣りができる!16市町村を一挙紹介

北海道でワカサギ釣りができる!16市町村を一挙紹介

凍った水面にぐるぐると穴を開けて釣り糸を垂らす、ワカサギ釣り。
その光景に誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、北海道内のワカサギ釣りスポットを徹底調査!
道央、道北、道南、道東の各エリアにあるワカサギ釣りができる川や湖16カ所を紹介します。
意外と身近な場所で釣りが楽しめちゃうかもしれませんよ。
ワカサギ釣りのシーズンは1~3月と短め。この記事を読んで、早速ワカサギ釣りにチャレンジしてみてくださいね。

【道央エリア】札幌をはじめ4カ所でワカサギ釣りができる!


道央からは、札幌市内のワカサギ釣りスポットをはじめ、4カ所を紹介します。
観光地や遊び場の近くにある場所ばかりなので、子どもとの遊びにもピッタリですよ。

【札幌市】茨戸川


札幌駅から30分ほどの場所に位置する茨戸川(ばらとがわ)。
裏手にはファミリーに人気のホテル「ガトーキングダム」もある、道内屈指のワカサギ釣りスポットです。
札幌駅付近からの送迎プランを提供しているツアー会社も多く、旅行ついでにワカサギ釣り体験を手軽にできるのが嬉しいポイント。
ワカサギ釣りを楽しんだ後は、温泉で体を温めるのもいいですね。

【新篠津村】しのつ湖


夏はウグイやフナ釣りができるしのつ湖では、冬になるとワカサギ釣りも楽しめます。
釣り場のすぐ近くには天然温泉を満喫できる道の駅があり、宿泊や食事、地場産の食品を買うことも可能です。
寒い冬は家に閉じこもりがちですが、ワカサギ釣りのついでに、一日のんびりと外で過ごしてみるのも良さそうですね。

【白老町】ポロト湖


「ウポポイ」からすぐ近くの湖、ポロト湖。
釣り竿やエサなどを持参するなら、中学生以上800円、子ども400円と格安で遊べます。
レンタルする場合も、釣り竿1セット1,200円とお手頃価格。ただし、釣り小屋がないためテントが欲しい場合は持ち込むかレンタル品を自分で設置する必要があり、天ぷらなど調理するための道具は貸出ナシ。
地元民向けの釣り場です。
ワカサギ釣りの期間中は、遊び放題になるシーズン券も販売されているので、西いぶり住民にはの冬の遊びとしておすすめですよ。

【苫小牧市】錦大沼公園


アスレチックやキャンプ場、温泉などがある錦大沼公園でも、ワカサギ釣りが堪能できます。
利用料は無料で、湖面に穴を開けるためのアイスドリルを管理事務所で借りることができます。
釣り具をはじめとしたワカサギ釣りに必要な道具類のレンタルや販売は行っていないため、事前に用意して行く必要があります。
広い公園内には宿泊できるコテージや温泉、アスレチックフィールドなどもあるので、冬のアウトドアを楽しみたい方におすすめですよ。

【道北エリア】旭川方面でワカサギ釣りができるのはこの4カ所!


道北エリアでは、ワカサギ以外の魚も氷上から釣れる体験ができるスポットも。
冬のアクティビティが楽しめる場所もご紹介しますよ。

【南富良野市】かなやま湖


ダム湖である、かなやま湖。トマムや富良野方面からのアクセスなら、こちらがおすすめです。
山の中まで辿りつけるか不安という方は、富良野市街地からの送迎を行っているツアーの利用が安心です。
実は、ワカサギだけでなく幻の魚イトウも住んでいるかなやま湖。冬だけでなく、夏も釣りが楽しめます。

【幌加内町】朱鞠内湖


そばが有名な幌加内町にある湖、朱鞠内湖(しゅまりないこ)。
ここで釣れるワカサギは、味が良いと評判で、東京の高級レストランの食材としても利用されているのだとか。
朱鞠内湖では、ワカサギ釣りのほか氷上トラウト釣りも提供しており、本格的な釣りを楽しむ方にもぜひ訪れて欲しいスポットです。
マイナス41.2℃の寒さを記録したことのある朱鞠内湖では、条件が揃えばサンピラーも見られるかもしれませんよ!

【砂川市】砂川オアシスパーク


ヨットやカヌー、バードウォッチングなどのアクティビティが楽しめる砂川オアシスパーク。
パーク内にある砂川遊水地で、ワカサギ釣り体験ができます。
近隣には北海道初のハイウェイオアシス「砂川ハイウェイオアシス館」があるので、釣りの後で暖かい食事や地元の銘菓やお酒などのお買い物をするのも良いですね。
近年は温暖化の影響で、水面が凍る時期が遅れがちになっており、ワカサギ釣りのシーズンは短め。
砂川観光協会が公式サイト上で情報を随時更新しているので、こまめにチェックしてみてくださいね。

【剣淵町】桜岡湖


絵本の里剣淵町にある湖、桜岡湖。歩いて10分程度のところに温泉リゾートの「レークサイド桜岡」があるので、釣りで体が冷えた後は温泉でじっくり温まれるのが嬉しいポイントです。
ワカサギ釣りの開催は、湖面の結氷状況やワカサギの孵化に左右されるため、レークサイド桜岡公式サイト「お知らせ」より確認してくださいね。

【道南エリア】函館方面のワカサギ釣りは大沼で決まり!


北海道の4エリアの中で一番市町村の数が少ない道南エリアでは、ワカサギ釣りができるのは1カ所だけ。しかし、今回紹介するなかで唯一、水面が凍っていなくてもワカサギ釣りが体験できるスポットなんです。ぜひ遊びに行ってみてください。

【七飯町】大沼国定公園


北海道で一番早くワカサギ釣りが解禁になるのが、大沼国定公園です。
まだ水面が凍っていない12月にも、桟橋の上から釣り糸を垂らすワカサギ釣りが解禁されます。
真冬の寒さの中、氷の上で釣りをするのはツラい、という方も、大沼国定公園なら安心して釣りができるでしょう。
釣ったワカサギは、別途代金を支払うことで天ぷらやから揚げに調理してもらえるのも嬉しいところ。
ワカサギ釣りのほか、シマエナガツアーやスノーシューガイド、氷上スノーモービルなど冬のアクティビティが満載なので、一度は行ってみたいですね。

【道東エリア】ワカサギ釣りが楽しめるスポットが7カ所も!


ワカサギ釣りスポットが豊富な道東では、一人で1,000匹以上釣るというツワモノも……!
初心者でも大漁が期待できるエリアです。

【網走市】網走湖


網走駅からわずか10分ほどの距離にある網走湖。市街地からのアクセス良好で、近くにはホテルもあるので、道東を観光する際にはぜひワカサギ釣り体験も楽しみたいところ。
利用料と釣り具、エサ、椅子などの一式込みで、大人2,200円、子ども1,750円とリーズナブルな料金で釣りができます。鍋やコンロ、てんぷら粉などの調理セットも1,000円でレンタル可能です。
網走川を通じてオホーツク海からワカサギが遡上してくるため、10センチ超えの大物が釣れるチャンスがありますよ!

詳しくは網走市観光協会のホームページから確認してくださいね。

【釧路市】阿寒湖


北海道の淡水湖のなかで5番目の大きさを誇る阿寒湖。特別天然記念物のマリモが生息していることで有名ですね。阿寒湖では漁業が盛んで、ワカサギ漁も行われています。
遡上してきたワカサギが産んだ卵を、人工的に孵化させて資源管理しているため、1~3月には安定したワカサギ釣りを楽しめるスポットです。温泉街が近く、露天風呂からはワカサギ釣りが開催されている阿寒湖を一望することができますよ。

【標茶町】塘路湖


釧路湿原にほど近い湖、塘路湖(とうろこ)。X(旧Twitter)では「2,000匹釣れた」との釣果報告もあり、大漁が期待できる穴場です。
基本的には車で行く必要がありますが、冬限定の観光列車「SL冬の湿原号」を利用すれば、最寄りの塘路駅まで汽車の旅を楽しみながら向かうことができます。
汽車の時刻に合わせて遊べる、塘路駅送迎プランを提供しているツアーもあるので、冬の釧路湿原とワカサギ釣りをぜひ堪能してみてください。

【置戸町】おけと湖


鹿ノ子ダムによってできた人造の湖、おけと湖。ワカサギのほかニジマスも釣ることができる、上級者向けの釣りスポットです。
釣り具やドリルなどの貸し出しはないため、すべて自分で用意する必要があります。
周囲ではバードウォッチングもできるほか、ダムではダムカードを配布しているので、「北海道の長い冬に退屈してきた」という方は、ちょっとマニアックなアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【厚岸町】別寒辺牛川


タンチョウが自然繁殖する別寒辺牛湿原。その近くを流れるのが別寒辺牛川(べかんべうしがわ)です。
謎の外国人ダンサーが踊るCMで話題の「道の駅コンキリエ」が、手ぶらで参加できるワカサギ釣り体験ツアーを企画しています。
厚岸の特産である牡蠣醤油や牡蠣塩で、ワカサギの天ぷらを味わえる特典付き!
釣りを楽しんだ後は、道の駅で牡蠣料理やスイーツを楽しむのも良し。隣接する市場でお土産も調達できちゃいます。

【大樹町】ホロカヤントー


日の出前からワカサギ釣りができるのは、大樹町のホロカヤントー。朝の5時から解放されています。
管理棟があり、利用料を中学生以上の大人700円、小学生は300円支払うことで誰でも利用できます。
釣り道具やテントなどのレンタルはないので、事前に用意していく必要があります。
近くには、世界でも珍しい「ヨード泉」に浸かれる晩成温泉があり、朝の7時から入浴可能。
早朝から釣りと温泉で素敵な一日がはじめられそうですね。
ワカサギ釣りの期間は大樹町のホームページから確認できますよ。

【上士幌町】糠平湖


夏はサクラマスやニジマスが釣れる糠平湖(ぬかびらこ)でも、ワカサギ釣りが体験できます。
ダム湖であり、周辺の木を伐採してできた湖ですが、冬になると切り株にキノコ状の氷が見られることがあります。ワカサギ釣りと一緒に、冬のキノコ狩りも楽しんでみてはいかがでしょうか?
ワカサギ釣りの解禁日については、上士幌町の観光協会ホームページで「お知らせ」を見てみてくださいね。

【まとめ】冬の風物詩ワカサギ釣りを楽しもう!


以上、北海道内のワカサギ釣りスポット16選をご紹介しました。

ワカサギ釣りは、川や氷の水面がしっかり凍っている1月~3月の間でのみ楽しめます。
場所によっては、解放期間が1カ月程度しかないところも。
寒くて引きこもりたくなるかもしれませんが、温泉地から近い釣りスポットもあるので、釣り、天ぷら、温泉と楽しんでみてくださいね!


この記事を書いたモウラー

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