春！BBQがしたい！札幌でBBQするならここ！5選

　北海道民は春になるとBBQやりがち。一年の1/3は雪に覆われることへの反動なのか、春の訪れとともに、そこかしこでBBQシーズンが開幕します。

　花見でBBQ、川っぺりでBBQ、自宅ガレージでBBQ。夏になれば、海で簡易テントを張ってBBQ。これは北海道ならではの光景のようですね。ちょっと足を伸ばせば自然を感じながらBBQができてしまう札幌市内のおすすめBBQスポットをご紹介します。

　札幌でお花見しながらBBQといえば、円山公園が筆頭に挙がると思いますが、コロナ禍以降、それまでゴールデンウィーク期間中のみOKだった火の使用がNGに。中心部で、となると…豊平川河川敷でしょうか。

　火の使用が可能なのは、「札幌河川事務所管理区間」のみ（野球場・テニスコートなどの施設がない場所）。「豊平川緑地」での火の使用は全面禁止となっています。具体的にどの辺り？って感じですよね。かなり細かくエリアが決められていて、同じエリアでも橋を渡った豊平区側のみといったところも多いようです。

　ということで、豊平川河川敷でBBQというと、幌平橋～南22条大橋の豊平区側（南岸）がベストでしょう。

　公園内にあるピクニック広場は火器使用がOKなので、BBQができる川下公園。備え付けの炉が19基ありますが、開放期間のスタート時期（今年は4月29（月・祝）から）〜夏までの週末は混雑が予想され、炉が使えない場合が多いので、脚付きコンロの持参をおすすめします。

　ピクニック広場に隣接する形で遊具広場があるほか、野球場、パークゴルフ場、テニスコートもあり、一日中遊べる公園です。また、世界中から多数のライラックの品種を集め、植えられた「ライラックの森」は、例年5月中旬〜7月上旬に順次見ごろを迎えます。

　こちらも専用のバーベキュー広場がある前田森林公園。備え付けの炉つきテーブルが21基、そのうち8基は屋根付きというのも嬉しい。コンロの持ち込みも可能ですし、レンタルもしています。さらに、BBQに必要なグッズの販売までしていて、公共施設の中でもかなり利用者に優しい公園です。

　公園のシンボルともいえる木々の間を走るカナール（細長の直線水路）をはじめ、広大な敷地内には、噴水、庭園、野球場、球技場、パークゴルフ場などの施設が揃っています。

　五天山を背景に、遊具広場、パークゴルフ場、球技広場、テニスコートといった施設に加え、充実した炊事広場があるこちらは、週末ともなると、いつも子連れのファミリーでいっぱいのイメージ。

　備え付けの炉が20基あり、こちらは民間が運営している公園のため、事前予約が可能です。脚付きコンロであれば持ち込み可能ですが、こちらは「予約セット」があり、内容的にはコンロ、椅子、焼き網、炭、箸、お皿、軍手、ゴミ袋が含まれています。さらに、お肉も買えるので、完全手ぶらでのBBQができちゃいます。

　南区といえば、自然豊かな郊外エリアなのでいくつかありますが、今回はあえてこちらを。今はあるのか分かりませんが…北海道の小・中学校独特の行事として、「炊事遠足」というのがあります。炊事場のある公園に行き、班に分かれて事前にメニュー（カレー、豚汁など）を決め、各自が食材を持ち寄って作って食べるという、今でいうところの”デイキャンプな遠足”。

　この炊事遠足で行った事があるという札幌市民は多いであろう「十五島公園」。ここは炊事場やトイレといった最低限の設備はあるものの、BBQグッズはすべて持ち込まなければなりません。ただ、川辺なので、キャンプマスターな方なら石を積んで炉を作るといった楽しみ方もできます。豊平川の上流に位置し、水がきれいなので、川遊びにももってこいのスポットです。