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【2025年最新】小樽で絶対外さない人気ランチ7選!地元民おすすめの名店から穴場まで

【2025年最新】小樽で絶対外さない人気ランチ7選!地元民おすすめの名店から穴場まで

北海道を代表する観光地「小樽」。運河沿いの風情ある景色や歴史的建造物だけでなく、新鮮な海の幸を使った絶品グルメ店も多い大人気のエリアです。特にランチタイムは地元の食材を活かした様々なジャンルの料理が比較的リーズナブルに楽しめるので、観光客だけでなく、地元の人々にも愛される名店が点在しています。この記事では小樽の中でもエリアを分けて、ランチにおすすめのお店をご紹介します。きっと自分好みのお店を見つけられるはずです。

記事内の金額は2025年3月現在のものになります

はじめに|小樽でランチを楽しむ際のポイント

小樽観光で迷わず美味しいランチが楽しめるように、様々なジャンルの人気店を厳選してご紹介していきますが、まずはより小樽らしいランチ体験が楽しめるように、簡単にポイントをまとめました。

①観光シーズンは混雑必至!

気温が上がってくる春〜夏、週末は12時前に到着するか予約がおすすめ!

②新鮮な海鮮料理が安く楽しめる!

市場直送の食材を使ったランチは特にコスパ良好!

③歴史的建造物を改装したお店は雰囲気抜群!

味だけでなく雰囲気も楽しめるレストランが多い!

小樽運河エリア|観光の合間に立ち寄りたい人気店3選

小樽を訪れる観光客の方々なら必ずといっていいほど立ち寄る場所ー小樽運河エリアーは、石畳と歴史的建造物が織りなす情緒あふれるエリアです。観光の中心地としてだけでなく、北海道の食の魅力が凝縮されたグルメスポットでもあります。

明治・大正時代の倉庫群を改装したレストランでは、朝獲れの海の幸や道産食材を使った絶品ランチが楽しめます。新鮮な魚介類を使った海鮮丼から、歴史的空間で楽しむ創作料理まで、予算や好みに合わせて選べる小樽運河エリアの厳選ランチスポットをご紹介します。

丼兵衛 小樽運河店

絶品海鮮丼をリーズナブルに堪能

札幌市場店、二条市場店に続いて、2024年11月にオープンしたばかりの「丼兵衛 小樽運河店」。海鮮丼の専門店らしく、旬のウニ・イクラ・ホタテなどの魚介を贅沢に盛り込んだ「小樽朝市丼」(並 2,380円)、「満足丼」(並 3,280円)、小樽運河店限定の小樽・大正ガラスに特注した丼を使用した「風鈴丼」(2,980円)などが人気です。

さらに、「丼兵衛 小樽運河店」では「海鮮バラちらし丼」がなんと500円!!地元の人たちが北海道の海鮮丼といえば、魚介を細かく刻んで丼に盛った「バラちらし」をイメージする方も多いと思いはず。

こだわりは仕入れにあり、毎朝市場から仕入れる新鮮な魚介は、その味わいの深さで観光客はもちろん、地元のリピーターも多数。混雑必至の人気店ですが、開店直後の10時ころか、14時ころの遅めのランチタイムがねらい目です。


丼兵衛 小樽運河店

住所
小樽市港町6-5
電話番号
050-5595-0440
営業時間
10:00〜17:00(L.O. 16:30)
定休日
水曜

洋食屋 マンジャーレ TAKINAMI

歴史を感じる空間で小樽オリジナルの洋食をいただく

今年で30周年を迎えた、小樽運河そばにある老舗の洋食店「マンジャーレ TAKINAMI」。小樽の歴史を感じる石造倉庫が一部残る店内で、地元の市場で仕入れた新鮮な魚介を使った小樽らしい洋食を味わえる名店です。

牛ほほ肉をじっくり煮込み、特製のデミグラスソースに絡ませた「ビーフシチュー」(2,700円)は自慢のメニュー。「しりべしコトリアード」(1,950円)はお膝元の後志の食材(甘エビ・タラのすり身・白身魚・ホタテ・アサリ・ジャガイモなど)が入った、まさにご当地グルメ!といえるホワイトシチューです。自家製パンや自家製生ハムも絶品!

料理はもちろん、近年人気が高まっている北海道産ワインやクラフトビールなど、飲み物にもこだわりをもつ店主のセレクトも魅力のひとつ。地元の常連客に愛され続ける確かな味を、歴史ある建物の温かな雰囲気と共に堪能できる、小樽観光では見逃せない(食べ逃せない)一軒です。


洋食屋 マンジャーレ TAKINAMI

住所
小樽市色内2-1-16
電話番号
0134-33-3394
営業時間
ランチ|11:30〜14:00
※日・火・土曜のみ
ディナー|17:30〜21:30(L.O. 20:00)
定休日
水曜・木曜

ISO

地元食材と伝統技法が織りなす極上のイタリアン

小樽運河近くの115年以上の歴史ある赤煉瓦造りを使ったお店は、「旧磯野商店倉庫」を改装した歴史的建造物。元々の磯野商店が店名の由来となっている「ISO」は、本格的なイタリア料理を堪能できる人気店。2階建ての洋館風の建物は、大きな窓から小樽の美しい港町の風景を一望でき、食事と景観の両方を楽しめる特別な空間です。

北海道産小麦を使用した生パスタはツルッとした喉越しとモチモチ食感が特徴。これに小樽の海鮮を贅沢に使った「生ウニ&ズワイ蟹&イクラのバター醤油パスタ」(4,000円〜)、太麺のフェットチーネとの相性が良い「ウニのクリームパスタ」(4,000円〜)はこちらの人気メニュー。

ランチタイムには、パスタのほかにカレーやハンバーグ、牛トロご飯、ザンギなど、イタリアンだけにとらわれない、お肉とシーフードが一度に味わえる「十勝産牛トロご飯&ウニご飯」(3,200円)、北海道のソウルフード「ザンギ(鶏の唐揚げ)」がメインの「昆布出汁漬け込みザンギプレート」(1,300円)などのメニューが豊富に揃っています。


ISO

住所
小樽市色内2-2-14
電話番号
050-5596-8121
営業時間
ランチ|11:30〜15:00(L.O. 14:00)
ディナー|17:00〜22:00(L.O. 料理21:00 ドリンク21:30)
定休日
水曜

市場・駅周辺エリア|地元民御用達の人気店4選

地元の人々の日常が息づく市場・駅周辺エリアは、観光ガイドブックにはあまり載っていない、小樽市民が通い続ける実力派の飲食店が集まっています。市場から直接仕入れる新鮮な魚介を驚きの価格で味わえる食堂から、老舗の味を守り続ける定食屋、地元産の蕎麦粉を使った職人技が光る蕎麦屋まで、本物の小樽グルメが勢揃い!

観光客向けの華やかさはないものの、確かな技術と誠実な価格設定、そして何より変わらぬ美味しさで地元民に愛され続ける名店をご紹介します。観光地としての小樽だけでなく、地元の人々の暮らしに根差した食文化を体験できる、まさに「小樽の食の実力」を味わえるエリアです。

市場食堂 味処たけだ

ローカルも通う“小樽市民の台所”で新鮮な海鮮をいただく

小樽駅前の三角市場内にある武田鮮魚店直営の「市場食堂 味処たけだ」。観光客はもとより、地元の人たちで賑わう、まさに地元民に愛される名店です。

毎朝、店主が魚屋ならではの目利きで買い付けた新鮮な魚介に、余計な手を加えずシンプルに調理されたメニューが並びます。ANAと共同製作した生うに・かに・いくら・サーモンが惜しげもなく盛られた贅沢な一品「ANA特製丼」(3,500円)をはじめとしたどんぶりメニューはとにかくバリエーションが豊富!ほかにも刺身、焼き魚のメニューもあり、ライス・味噌汁・小鉢3種が付いた定食は、焼き魚だとほとんどが1,000円台で食べられたり、「旬のお刺身定食」でも2,100円とコスパが高いのも嬉しいポイントです。

店内は小上がりもあって100席と広く、回転も早いので、それほど長く待つことはありません。観光客向けの装飾や派手さはないものの、“リアルな小樽の味”を求める人にとっては、絶対に外せないお店です。


市場食堂 味処たけだ

住所
小樽市稲穂3-10-16 三角市場
電話番号
050-5594-5445
営業時間
7:00〜16:00

小樽 蕎麦屋 籔半

職人技が光る手打ち蕎麦と地元の旬を活かした老舗の味

1954(昭和29年)創業、70年以上の歴史ある小樽の老舗蕎麦屋である「小樽 蕎麦屋 籔半」。小樽の豪商・旧金澤友二郎邸の日本建築母屋の内部部材を移築し取り込んだ、風格すら感じるお店の佇まいは、外国人観光客からも人気が高いお店です。

代々受け継がれてきた伝統の技と、北海道産のそば粉へのこだわりが生み出す蕎麦は、風味豊かで喉越し抜群!北海道・滝川産合鴨肉を使った「合鴨せいろ」(地物粉麺 ¥1,770)、つけ麺スタイルでせいろ蕎麦をカレーでいただく「カレーせいろ」(地物粉麺 ¥1,270)、小樽らしい新鮮な海鮮を使った「雲丹とじそば」(地物粉麺 ¥2,570)、「牡蠣そば」(地物粉麺 ¥1,970)などがおすすめです。

ランチタイムは地元のビジネスマンや常連客で賑わい、週末のお昼どきには行列ができる人気店は、お蕎麦が無くなり次第受付終了となるので、開店前に行くのが賢明かもしれません。


小樽 蕎麦屋 籔半

住所
小樽市稲穂2-19-14
電話番号
0134-33-1212
営業時間
ランチ|11:15〜14:30
ディナー|17:00〜20:00
定休日
火曜・水曜

スープカレー ダルオ

海の幸×スパイスの融合ー海鮮を活かした唯一無二の小樽スープカレー

北海道のソウルフード・スープカレーに小樽ならではの海の恵みを融合させたお店として、地元民から絶大な支持を得ている「ダルオ」。2020年のオープン以来、小樽では数少ない本格スープカレーのお店として、独自の進化を続ける味は、今や小樽グルメの隠れた名物となっています。

スパイスの香りとコク深いスープが特徴です。お肉がメインのメニューが多いスープカレーですが、頭から尻尾まで丸かじりできるエビが主役の「S.S.S.(海老と8種の野菜)カレー」(1,700円)はここならではのメニュー。新鮮な魚介が揃う小樽の食材を堪能したい方には「海鮮(カニ・ホタテ・エビ)と野菜のカレー」(2,850 円)がおすすめ!ほかにも、ジューシーな鶏せせりを使った「鶏せせり唐揚げカレー」(1,600円)は常連に人気の鉄板メニューです。

ドリンクにもこだわりがあり、スープカレーで培ったスパイスの技術と知識で完成した手作りの「ダルオ自家製コーラ」は自慢の一品です。


スープカレー ダルオ

住所
小樽市稲穂3-3-1 小樽グリーンホテル 別館1F
電話番号
070-3149-8880
営業時間
ランチ|11:30〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー|17:00〜21:00(L.O. 20:30)
定休日
水曜

聖徳太子 飛鳥店

朝獲れ海鮮を驚きの価格で味わえる地元民憩いの居酒屋でランチ

小樽駅から徒歩10分ほどの場所にある「聖徳太子 飛鳥店」。昭和を感じる店内で、寿司や居酒屋メニューを楽しめるお店です。有名な観光地のひとつだけに、観光客を意識した価格設定や雰囲気の飲食店が少ない中、長く地元の人たちに愛されているお店だけあって、海産物中心に食事のクオリティは間違いなく、コスパが高いのも嬉しい!

ランチメニューも同様で、刺身や焼き魚にサラダと小鉢が付く「日替わり定食」(750円)、ミニ丼3種が楽しめる「ミニ丼セット」(1,300円)をはじめ、「天ぷら・刺身定食」(1,300円)、「寿司セット」(1,300円)、生ちらしセット(1,200円)など、とにかくボリューム満点でリーズナブル!中でも寿司、天ぷらに小鉢・茶碗蒸し・サラダ・味噌汁まで付く「寿司会席」(2,500円)はお店のイチオシメニューです。

観光地の喧騒から少し離れた場所にある隠れ家的存在ながら、地元の人が「本当に美味しい小樽の魚を食べたいならここ」とおすすめする、まさに地元愛に支えられた名店です。


聖徳太子 飛鳥店

住所
小樽市花園1-12-21
電話番号
0134-31-4224
営業時間
ランチ|11:30〜14:00(L.O. 13:45)
ディナー|17:00〜23:00(L.O. 22:45)
定休日
火曜

さいごに

北海道らしい新鮮な食材と、小樽ならではの歴史ある建物や風情。そこに丁寧な料理とおもてなしが加わって、小樽のランチタイムは他にはない特別な体験になること間違いありません!ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの小樽ランチを見つけてみてください。


この記事を書いたモウラー

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