北海道の春を感じる花畑10選！5～6月に絶対行きたいおすすめスポットを紹介

長い冬が明けて暖かな日差しが心地良い春。きれいな景色を見におでかけしたくなってしまいますね。
5～6月はまだ肌寒い日も多い北海道ですが、そんななかでも色彩豊かな美しい景色が見られる花畑も多いんです。
また、この時期にしか見られない花も実はたくさんあります。

そこで今回は5～6月に訪れたい北海道の花畑10選をお届けします。
この記事を読んで、春のドライブを満喫してくださいね。

広い北海道には、見渡す限り花でいっぱいの光景を楽しめる花畑がたくさんあります。
以下では、5～6月に見頃を迎える花畑10選を紹介します。

滝野すずらん丘陵公園は、400ヘクタールもの広大な土地に咲く色とりどりの花が魅力です。
園内には遊具もあり、お子さん連れの地元の方から、自然を楽しみたい観光客まで、たくさんの人が訪れています。

5～6月は、カタクリ、エゾエンゴサク、サクラ、シラネアオイ、チューリップ、スズランなどが見頃。
公式サイトでは「春の花マップ」が公開されているので、広すぎて道に迷いそうという方も安心です。

木々や滝など自然豊かな園内では、フクロウやエゾリスなどの野生動物との出会いもあるかもしれませんよ。

約6,400種類の季節の花々が迎えてくれるのは、札幌市北区にある百合が原公園です。
5～6月はユリ、桜、ムスカリ、チューリップ、ライラック、フジなどが見頃を迎えます。

春には色彩豊かな花が咲くほか、「世界の庭園エリア」の苔や草木の新緑が彩る日本庭園も見物です。

園内をぐるりと周遊する「リリートレイン」を利用して、車窓からゆったりと花畑を眺める楽しみ方もおすすめ。
園内はバリアフリー化が進んでおり、足腰が心配な方も気軽に散策が楽しめます。

川下公園内にあるライラック広場では、世界中のライラックを楽しむことができます。
開花時期は5月の中旬から7月の上旬頃までとなっていますが、多くのライラックが咲いている6月上～中旬に行くのがおすすめです。

川下公園内には火気が使用できる「ピクニック広場」もあり、ライラックのお花見を楽しんだ後にBBQをするのもいいですね。
リラックスプラザと呼ばれる施設にはレストランやお風呂もあるので、休日を川下公園でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

「芽生すずらん群生地」は、日本一の広さを誇るすずらんの群生地です。
一度は絶滅の危機に瀕したものの、10年に及ぶ保護管理の末に復活を遂げました。

開放期間は5月下旬から6月上旬と非常に短いため、公式サイトやSNSで確認してからおでかけしてくださいね。
6月上旬に開催される「すずらん鑑賞会」では、すずらんグッズや平取町の特産品であるトマトの販売、びらとり和牛が味わえるBBQコーナーが設置されるので、イベントを見逃さないようにチェックしましょう。

丘陵地の斜面を紫のグラデーションが埋め尽くす光景が圧巻な、芝桜滝上公園。
濃い赤紫や淡い紫、白と小さな芝桜の花びらが10ヘクタールにもわたって広がっています。
5月の上旬から下旬にかけての約1カ月間しか見ることのできない光景は、一生に一度は見ておきたい景色です。

芝桜の開花状況は、滝上町役場の公式サイトの「芝桜だより」またはライブカメラで確認することができます。

開花中に開催される「芝ざくら祭り」では、優しいピンク色の芝桜ソフトクリームや、ヘリコプターで公園上空を周る遊覧飛行も楽しめます。ぜひ全身で芝桜を味わってみてください。

かみゆうべつチューリップ公園には、約200品種、20万本ものチューリップが咲き誇ります。

鮮やかなチューリップ畑のなかには風車型の展望台が建っており、童話の世界に迷い込んだかのような気分が体験できますよ。
チューリップフェアは5月上旬から下旬までの1か月間開催されますが、見頃は5月中旬から下旬までのおよそ2週間と短め。ライブカメラで開花状況を確認できるので、ベストシーズンを狙って行きましょう。

車で5分ほどの場所には日帰り温泉を利用できる道の駅もあるので、こちらもあわせて楽しみたいですね。

旭川で代々続く米農家である上野ファーム。お米を買いに来るお客様に「目で見て魅力ある農場」を感じてもらいたいとの想いから庭造りが始まりました。

現在では、春から秋にかけておよそ30種類の花々が、訪れる人の目を楽しませています。

5月：エゾエンゴサク、プルモナリア、スイセン、チューリップ、クリスマスローズ、フリチラリア
6月：オリエンタルポピー、ルピナス、洋オダマキ、ジギタリス、ゲラニウム
が見頃です。

シーズン中は納屋を改装した「NAYA café」で食事やスイーツも味わえるので、花より団子なお友達とのお出かけにもピッタリ。
400種類にもおよぶ花の種や苗も販売しており、庭造りのヒントが欲しい方にもおすすめのスポットです。

パッチワークのような花畑が広がる四季彩の丘。
春から秋にかけておよそ30種類の花が鑑賞できます。
5～6月は、チューリップ、ムスカリ、パンジー、オリエンタルポピー、ルピナス、シャクヤクなどが見頃。

敷地内には売店やレストランもあり、四季彩の丘FARMで収穫したジャガイモコロッケや、ラベンダーソフト、スープカレーなど食事やスイーツも楽しめます。

ラベンダー畑が全国的にも有名なファーム富田。実はラベンダーだけでなく、園内にはさまざまな種類の花が咲いています。

5～6月は、クロッカス、ヒヤシンス、ビオラ、ムスカリ、ポピー、ハマナスなどが見頃です。
園内にはドライフラワーやポプリ、ラベンダーを使用したスイーツ販売などを行う「舎（いえ）」が14カ所もあります。

美しい景色が魅力的なことに加え、入場料、駐車料金ともに無料なので、気軽に何度も訪ねたくなる場所です。

広大な丘陵地に広がる芝桜が美しい、ひがしもと芝桜公園。
丘の麓から頂上まで遊覧車が走っており、小さなお子さん連れの方や体力が不安な方も、丘一面の芝桜をすみずみまで鑑賞できます。

園内にはゴーカートや釣り堀、キャンプサイト、日帰り温泉もあるため、幅広い世代が楽しく過ごせますよ。
芝桜の時期である5月は、土日を中心にさまざまなイベントが催されているので、週末のお出かけが狙い目です。

以上、5～6月におすすめな北海道の花畑10選をお届けしました。
長い冬が明けたら、暖かな陽気を全身で感じたくなりますよね。
そんなときは、この記事を参考に花畑で散策を楽しんでみてくださいね。