
【地域みらい留学 in 北海道】ゼロから作り上げる楽しさを体感 湧別で、自分で考え、自分でつくる高校生活
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北海道石狩市出身の高校1年生、石崎蒼真(いしざき・そうま)さんは、「地域みらい留学」を活用して湧別高校に進学し、新しい学生寮で高校生活をスタートさせました。親の反対を押し切って飛び込んだ環境で、初挑戦の料理や野球部の立ち上げなど、ゼロから何かを作り上げる楽しさを体感している石崎さんに話を伺いました。
「自立したい」反対する親を説得し湧別高校へ
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地域みらい留学を知ったきっかけと、進学を決めた理由を教えてください。
もともと「高校を卒業した後は道外の大学に進学したい」という思いがありました。ただ、急に一人暮らしを始めるよりも、高校時代から親元を離れて自立する準備をしておきたいと考えていたんです。そこで中学校の先生に「寮のある高校に行きたい」と相談したところ、札幌で開催された地域みらい留学の合同説明会を教えてもらいました。
実際に説明会に参加してみると、いろんな学校の話を聞くことができて一気に興味が湧きましたね。その中でもオープンスクールへ行った湧別高校は、建てられたばかりの綺麗な寮があることや、周辺に市街地があって生活の利便性が高いところが魅力的でした。自分にとって一番生活しやすく、自立に向けた環境が整っていると感じて進学を決めました。 -
自宅から遠く離れた高校への進学について、ご家族に相談したときはどんな反応でしたか?
最初はめちゃくちゃ反対されました。「受験のお金は出さない」とまで言われたのですが、どうしても行きたいという気持ちが強かったんです。「お金を出してもらえないなら、自分でバイトしてでも払う!」と自分の意思を伝えて押し切りました。それくらい本気だったんです。
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入学前に不安だったことはありましたか?
湧別高校の地域みらい留学1期生ということもあって、どんな仲間が集まるのか、期待と不安が入り混じっていました。「うまく人間関係を築けるかな」「自分の部屋でプライベートな時間を落ち着いて過ごせるかな」といった、生活面での心配も少しありましたね。
「湧別チャレンジ」で見つける将来のビジョン
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学校生活の中で、特に印象に残っている授業はありますか?
「湧別チャレンジ」というキャリア教育の授業がすごく面白いです。1年生のときから、色々な大学の先生や、高校を卒業して就職した先輩などをゲストとして学校に招いて、リアルな体験談や進路の話を聞く機会があります。2、3年生になると、就職や進学といったコースに分かれて実作業や面接練習など、より実践的な内容になります。1年生の今から「卒業後にどういう道があるのか」をリアルに知ることができています。講義を聞くだけでなく、グループで話し合ったり、もし自分がその立場だったらどうするかを深く考えたりする時間があって、自分の将来を真剣に考える良い機会になっています。
特に印象に残っているのは、湧別高校を卒業して社会人になった先輩や、大学・専門学校に進んだ先輩の話を聞いたときです。自分と同じ高校からそれぞれの道へ進んでいった先輩たちの話だからこそすごくリアリティがあって、自分のためになったと心から思いました。 -
部活動では新しい挑戦をしていると伺いました。
学校に野球部がなかったので、有志で同好会を立ち上げました。クラスの友達が「野球部を作りたい」と言い出したのがきっかけで、自分も小学生の頃に野球をやっていたこともあって一緒に始めることにしたんです。 いきなり「部」は作れないので、まずは同好会としてスタートして、ゆくゆくは正式な野球部を目指して活動しています。
今はメンバーを集めたり、草だらけのグラウンドを整備したりと、ゼロから作り上げている最中です。まだ部員は3人しかいないのでキャッチボールが中心ですし、正式な部にするには最低9人集める必要があります。グラウンドも自分たちだけでは手に負えない状態なので、大人の方々の力も借りながら環境を整えています。大変なことも多いですが、ゼロから仲間と作り出していくプロセスにすごくやりがいを感じています。
失敗も経験。寮生活と一人暮らしの試行錯誤で見つけた「自分の成長」
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寮生活の楽しさや大変さはどうですか?
最初は何もかも新鮮で全部楽しかったのですが、だんだん大変さも実感するようになりました。特に料理です。平日は朝昼晩と調理師さんが用意してくれたご飯が出ますが、土日や祝日は食事が出ないので、全部自分で作らないといけないんです。
最初の頃は、何も考えず自分のほしいものを買っていたら、たった1日でお金がなくなってしまいました。それからは「今日は何を作るか」「いくら以内に抑えるか」をしっかり自分で計算しながら買い出しや料理をするようになりました。ほかにも洗濯や早起きなど、家では親に頼っていたことを全部自分でやらないといけないので、自立の厳しさを学んでいます。 -
料理もご自身で作られているのですね。
これまで料理なんて全くしたことがなかったのですが、自分で調べてレシピを試すようになりました。冷蔵庫の余り物で作ったチャーハンがすごく美味しくできたときは嬉しかったですし、自分で作って食べる楽しさを知りました。たまに実家に帰ったときも、食べた後にすぐ食器を洗うようになったことに対して、親から「そんなことできるようになったんだ!」と驚かれました。
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寮生活を通して、ご自身が成長したと感じる部分はどこですか?
一番は寮で暮らすことによって生活力が身についたことです。また、目上の人に対する言葉遣いや挨拶、マナーの部分も成長したと思います。寮の1階に宿泊・交流施設が併設されていることもあり、地域の人や宿泊に来た大人の方と接する機会が多いんです。日常的に様々な大人と関わる中で、自然と礼儀正しく、丁寧な応対ができるようになったと思います。
経験を糧にして、将来は都会で「動物と関わる仕事」へ
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これからの高校生活で、新たにやってみたいことはありますか?
せっかく海が近い湧別町に来たので、釣りにチャレンジしてみたいですね。地元の石狩にいた頃も釣りをやっていたのですが、湧別ではサケなんかも狙えるんです。大物を釣って、自分でさばいて食べてみたいですね!
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将来の夢や、これから挑戦したい進路について教えてください。
卒業後は道外の都市部へ出て、トリマーなど動物に携わる仕事に就きたいと考えています。もともと動物が好きで、小、中学校の頃には家で犬を飼っていました。湧別チャレンジの授業で、卒業後に何がしたいかを何度も深く考える時間があったんですが、そこで改めて「自分はやっぱり何よりも動物が好きだな」と気づいて、動物に関わる職業を目指したいと思うようになりました。
- 住所
- 北海道紋別郡湧別町中湧別南町846番地の2
- 電話番号
- 0158622419
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