
【地域みらい留学 in 北海道】「一度踏み出してみたら、海外も遠くなかった」 鹿追での出会いと挑戦が繋ぐ、新しい世界
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寮生活や地域でのアルバイト、さらにはカナダでの留学体験を通して、少しずつ自分の世界を広げてきた大園夏輝(おおその・なつき)さん。かつて中学時代に進路で迷っていたとき、家族の勧めをきっかけに「地域みらい留学」と出会い、長野県の東御市から北海道鹿追高校への進学を決意しました。未知の環境へ一歩踏み出す楽しさを知った自身の高校生活と、卒業後に見据えるこれからの進路への思いを語っていただきました。
選択肢に迷っていた進路と、背中を押してくれた親の一言
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地域みらい留学を知ったきっかけや、鹿追高校を選んだ理由を教えてください。
中学3年生のとき、自分の行きたい高校が具体的に決まっていなくて、進路に迷っていました。そんなときに親がテレビで鹿追高校が紹介されているのを見て、「こんな学校もあるよ」と教えてくれたのが最初のきっかけです。調べていくうちに、実家を離れて暮らす環境や、カナダ留学のプログラムがあることに魅力を感じ、オープンキャンパスに参加。そこで学校の魅力を体感し、「ここに行ってみたい」と思いました。
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地元を離れて遠くの高校に進学することについて、ご家族や周囲の反応はいかがでしたか?
両親は温かく送り出してくれました。というのも、うちは6人きょうだいの大家族なのですが、親はたくさんの子どもを育ててきた分「この子は外に出した方が伸びる」「この子は家にいた方がいい」といった、子ども一人ひとりの性格や向き・不向きを見抜く目がすごく長けているんです。私の場合、「外の環境に行ってもちゃんと順応して自立できるタイプだから、家を出て挑戦した方がいい」と言ってくれて、その言葉の後押しもあって鹿追高校に行く決意が固まりました。
事前準備から文化交流まで。忘れられないカナダでの体験
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実際に地元を離れて生活を始めてみて、最初の頃はいかがでしたか?
最初はやっぱり実家が恋しくなって、すごくホームシックになりました(笑)。毎日のように家に電話をしていましたね。でも、3ヶ月ほど経つと少しずつ慣れてきて、日常を楽しめるようになりました。日用品の買い出しやお金の管理なども自分でやるようになり、生活面での意識や自立する感覚が自然と身についたと感じています。
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鹿追高校にはカナダへの短期留学プログラムがあります。具体的にどのような準備をして臨みましたか?
1年生のときからカナダに関する授業があって、2年生では 現地での交流会に向けた準備を進めました。学年全体で3つのグループに分かれて、私たちのチームは「ソーラン節」を練習したり、現地の子供たちと一緒に遊べる日本のゲームを自分たちで企画して準備しました。そして3年生のときに、実際に1週間のカナダ留学へ行きました。
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実際のカナダ滞在中、印象に残っているエピソードを教えてください。
1週間のホームステイと、ジャスパーというカナダ西部の町への小旅行を経験しました。ジャスパーは世界遺産にも登録されている地域で、とにかく自然が息をのむほどきれいだったのが忘れられません。ただ、現地の高校を訪問した際、ちょうどストライキのタイミングと重なってしまって、生徒や先生がほとんどおらず交流ができなかったのは少しハプニングでした(笑)。
それでも、ホームステイ先や街での体験は最高でした。言葉 は、なるべく翻訳アプリに頼らず、拙くても自分の言葉で一生懸命伝えるように心がけました。気持ちを込めて話すと相手もしっかり受け止めてくれて、最後にホームステイ先の方から「頑張ったね」と褒めてもらえたのが本当に嬉しかったです。 -
現地の雰囲気や人々との触れ合いで、日本との違いを感じた部分はありましたか?
人の温かさや距離の近さにびっくりしました!現地のスーパーに行ったとき、店員さんとお客さんが初対面なのに「ハロー!」って親しそうにおしゃべりしていて。あまりにも仲が良さそうに見えたので、日本にいるお喋り好きな母親にも「カナダ、すごく良いよ!」ってお勧めしたくらいです(笑)。日本のような堅苦しい敬語がなくて、みんなが対等でフレンドリーな関係になれる感覚がすごく素敵だなと思いました。
温かい街の人たちに支えられ、育まれた行動力
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寮生活や、鹿追での地域の方々との交流はいかがですか?
寮での生活はとても充実しています。普段はカフェや居酒屋、コンビニなどでのアルバイトも経験させていただいています。地域の方々が本当に温かくて、コンビニでも気さくに声をかけてくださいますし、バイト先の店主さんにご縁をいただいて、お祭りの屋台や映画祭の受付をお手伝いすることもありました。友達の保護者の方々も親切にしてくださり、地域全体で見守られているような安心感があります。
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鹿追での生活やアルバイト、さまざまな経験を通して、ご自身の中で一番変わったと感じる部分はどこですか?
以前は大人の方と話すときに少し遠慮してしまうところがあったのですが、一人で判断して動く場面が増えたことや、接客の経験を通して、自分から積極的に行動できるようになりました。
それと一番大きい変化は、自分の中にあった「海外への壁や恐怖心」がなくなったことです。以前は「お金もかかるし、ハードルが高そうだな」と漠然と思っていたのですが、鹿追に来てカナダ留学を経験したことで、「自分から一歩飛び込んでみれば、意外と行けるんだ!」と実感できたんです。一度踏み出してみたことで挑戦へのハードルが一気に下がって、自分の可能性や選択肢が大きく広がりました。 -
これからの進路や、将来の目標について教えてください。
卒業後はマレーシアの大学に進学する予定です。進路に迷っていたときにコーディネーターさんから教えてもらったのですが、学費や生活費が抑えられる上に、世界中から学生が集まる環境だと知って「行ってみたい」と素直に思えました。カナダ留学での経験があったからこそ、海外進学という選択肢にも抵抗なく飛び込むことができたのだと思います。マレーシアでは多国籍の人たちと関わりながら英語力を高め、これからも新しい体験にどんどん挑戦していきたいです。
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鹿追で過ごした3年間を振り返って、この町への思いを聞かせてください。
鹿追は、本当に温かい人たちばかりの素敵な町です。一人で生活する中で困ったときも、友達の親御さんやアルバイト先の方々がまるで自分の親のように親切にして手助けしてくれました。自分の地元以上に人との距離が近くて、温かく迎え入れてくれたこの町が今では本当に大好きです。もし将来、自分が結婚して子どもができたら「この町で育てたいな」と思えるくらい、私にとって特別な場所になりました。鹿追での経験と、ここで出会った人たちからもらった温かさを胸に、これからも自分らしく挑戦を続けていきたいです。
- 住所
- 北海道河東郡鹿追町西町1丁目8
- 電話番号
- 0156663011
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