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ハウスメーカー営業担当者とのコミュ力養成講座

ハウスメーカー営業担当者とのコミュ力養成講座

モデルハウスを見学する際に、ハウスメーカーの営業担当者からの熱心なアプローチがちょっと苦手だな〜と感じることはないですか?詳細に説明してもらえるのはありがたいけど、流暢なトーク術の前では自分たちの希望や条件など、伝えたいことが明確に伝えられなかったり、場合によっては言いたいことが一つも伝えられずに終わることも珍しくありません。そこで今回は、百戦錬磨のハウスメーカーの営業担当者とも互角に話をするために押さえておきたいポイントを紹介します。

理想の住まいをイメージしておく


モデルハウスに行く前に、自分たちの希望を整理しておきましょう。詳細に決まっていなくても大丈夫です。たとえ今が漠然としたイメージだとしても、将来の住まいに求める条件や理想のデザイン、必要な設備や予算感などを可能な範囲で良いので営業担当者に伝えることで、コミュニケーションが円滑に進みます。

商談もコミュニケーションのひとつなので、相手が話しやすい状況を作ることで、自分も話しやすい雰囲気になります。もしも何か家づくりに関して制約がある場合も、先にそれを伝えることで良いアドバイスをしてもらえる場合もあります。

念入りに情報を集める


今の時代、インターネット検索やInstagramのようなSNSを使うことで、施工事例から家づくりに関する情報まで手軽に幅広い情報が集められます。他人の体験談も貴重な情報源であり、とても参考になります。豊富な情報を持つことで、営業担当者とのやりとりがスムーズになるだけではなく、自分にぴったりの選択ができるようになります。

来場目的を明確にする


訪問前にモデルハウスで確認したいことや、どんな情報がほしいかなど来場目的を明確にしておくと営業担当者との話がスムーズに進みます。
また、目的が明確になっていれば、自ずと必要な情報も収集しやすくなります。例えば、間取りの希望や予算など、具体的な質問を準備しておくことで、会話の内容がぶれることなく、欲しい情報を引き出すことができます。また目的を明確にすることで、商談もスムーズに進み貴重な時間の有効活用にもつながります。

自分の意見をはっきりと伝える


希望に合わない提案を受けた場合は、躊躇せずにそれを伝えましょう。希望と異なる提案を受け入れてしまうと後で必ず後悔します。提案と異なる意見を伝えることで、相手を不快にさせるのではと心配されるかもしれませんが、正直な気持ちを共有することで逆に信頼関係が深まり、より建設的なコミュニケーションが生まれます。

積極的に質問をする


家づくりのプロセスでは、些細な疑問や、もっと詳しく説明して欲しいことがあれば、遠慮せずに営業担当者に質問しましょう!後で質問しようと思っても、タイミングを逃すことがあるため、思いついたそのときに確認することをお勧めします。

また、具体的な質問を用意しておくことで、営業担当者から正確な情報を得ることができます。例えば、「この家の断熱性はどの程度ですか?」や「地震に強い構造としてどんな工夫がされていますか?」など、具体的に質問をすることで深く理解することができます。

理解不足や誤解は後々のトラブルに繋がる可能性がありますし、積極的に質問し、必要な情報を得ることで、理想に近い提案を受けられる可能性が高まります。積極的な質問は納得のいく家づくりのための重要なステップです。

アクティブリスニングを心掛ける


アクティブリスニングとは、相手の話をしっかり聞くことです。営業担当者と話す時には、自分の伝えたいことも大切ですが、相手の話をじっくり聞く姿勢も同じくらい大切です。

相手の言葉に耳を傾け、理解しようとすることで、話しやすい雰囲気が生まれますし、お互いに有意義な会話ができるようになります。営業担当者が話している間は、じっと耳を傾け、話を最後まで聞くように心がけましょう。

フィードバックの重要性


プロジェクトが進行する中で、営業担当者から提案された内容に対するフィードバックを適切に行うことで、計画が良い方向に進められます。良いと思う点や、変更箇所を明確に伝えるようにしましょう。

フィードバック時に気をつけたい点としては、変更希望を伝える際、単に批評的になるのではなく、改めて家づくりのコンセプトを共有したり、家族の希望を整理して伝えるなど、ポジティブに希望を伝えると良いと思います。

しっかりメモを取る


モデルハウスを見学しながら聞いた内容や感じた印象、営業担当者との会話で出たポイントなど、重要な情報はしっかりとメモを取ることが大切です。メモをしておけばあとからゆっくり検討する際に役立ちます。

また、こまめにメモを取ることで、あなたが真剣に取り組んでいるという印象を営業担当者に与えることができます。

予算を明確に伝える


家づくりを進める上で、予算はとても重要なポイントです。最初に大まかな予算を営業担当者に伝えることで、予算内で最適な家づくりのプランを考えやすくなり、実現可能な提案が得られます。また家計に負担をかけないためにも、初期段階から予算を意識して計画を立てることが大切です。

家を建てることは、人生の大きな決断の一つです。そのため費用に関する計画は慎重に行い、営業担当者とのオープンなコミュニケーションを心がけ、予算に合った最良の家づくりを目指しましょう。

感情に流されずに冷静な判断をする


家を買うときは、いろんな決断を迫られるので、常に冷静に考えることが大切です。もしも判断に迷ったら、一旦クールダウンする時間を設けてみることも大切です。

改めて雑誌で情報を確認したり、ウェブサイトのレビューやソーシャルメディアを見てみるのも役に立ちます。また、周囲の人からアドバイスを聞くのもおすすめです。友達や家族からの客観的なアドバイスは、きっと判断の際に役立つと思います。

家族でしっかり相談する


家を建てる時は、家族みんなでアイデアを出し合うことがすごく大切です。家は建てて終わりではありません。長く住み続けるためには、家族の趣味や夢、充実した暮らしが詰まった大切な場所である必要があります。

そのためにも、家族一人ひとりがどんな部屋で過ごしたいか、毎日をどう楽しくするかを話し合うことで、みんなが幸せを感じる家づくりになります。

家族みんなで話し合い、住まいに必要な要素をそれぞれにまとめておくことで、家族の思いを営業担当者にも共有することができます。住宅の機能面だけではなく、家族にとって居心地の良い住空間を一緒に考えて、提案してもらえます。

まとめ

ハウスメーカーの営業担当者とのコミュニケーションは、理想の家づくりには必要不可欠であり、家づくりの重要なポイントです。しっかり意思疎通できるか否かで、家づくりの満足度も変わります。

営業担当者は、顧客のニーズを深く理解し、それを形にするプロフェッショナルですが、こちらの伝え方が曖昧だと、希望通りの家ができない場合もあります。

とはいえ、あまり肩肘張らずに、営業担当者とざっくばらんに思ったことを気軽に言い合える関係づくりを心がけるだけでも十分に有意義なコミュニケーションが図れると思います。ぜひお試しください!


この記事を書いたモウラー

モウラー

暮デザ北海道

暮デザ北海道では、これからの暮らしを想像しながら理想の「住まいと暮らし」をデザインしていきます。家族みんなの満ち足りた暮らしがいつまでも続きますように。