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【北海道の戸建て】屋外に水道は必要?後悔しないための判断ポイント

提供:北海道マイホームセンター

【北海道の戸建て】屋外に水道は必要?後悔しないための判断ポイント

戸建て住宅を建てるとき、意外と悩むのが「屋外に水道(屋外水栓)を付けるべきかどうか」です。
家庭菜園や洗車に便利そうだけど、北海道は冬に凍結の心配もあるし、本当に必要なの?と迷っている方も多いはず。

この記事では、北海道ならではの事情をふまえつつ、屋外に水道があると便利なシーンや、不要と感じるケース、設置の際の注意点まで詳しく解説します。
後悔しないための判断ポイントをチェックして、あなたの暮らしに本当に必要かどうか見極めてみてくださいね。

外に設置する水道「屋外水栓」とは


屋外水栓(おくがいすいせん)とは、住宅の外に設置される水道設備のことをいいます。庭や駐車場、物置のそばなどの屋外に蛇口が取り付けられており、家庭内の水道と同じように水を使える設備です。

屋外水栓には種類があります。
・立水栓(りっすいせん):地面から立ち上がっている水道
・横水栓(よこすいせん):壁に取り付けられている水道

また、用途に応じてホースを接続できるタイプや、二口(ふたくち)タイプなどもあります。

屋外水栓は見た目こそシンプルですが、設置場所や使用頻度、寒冷地仕様かどうかで利便性や使い勝手が大きく変わってきます。次の項目では、屋外水道があると便利なシーンについて具体的にお話しますね。

戸建て住宅で屋外に水道があると便利なとき


屋外の水道はどんなときに使うのかイメージがわかない方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、屋外に水道があると便利なときを5つお伝えします。ご自身のライフスタイルを思い浮かべながらチェックしてみてくださいね。

家庭菜園やガーデニングの水やりができる

庭で野菜や花を育てる場合、屋外に水道があると非常に便利です。ジョウロやホースですぐ水を汲めるため、わざわざ家の中からバケツで運ぶ必要がなく手間も時間も大幅に削減できます。

特に夏場は水やりの頻度が多くなるため、外に水道があるかどうかで快適さが大きく変わります。家庭菜園やガーデニングを始めたい人に、屋外の水道はおすすめ設備といえるでしょう。

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自宅で洗車できる

自宅の駐車スペースで車を洗いたいとき、屋外に水道があれば手軽に洗車ができます。コイン洗車場に行かなくても、自分のタイミングで洗えるのが魅力です。

ホースをつなげば高圧洗浄機などのアイテムも使用できて、仕上がりも本格的。水道代も抑えられるため、頻繁に車をきれいにしたい方には大きなメリットといえるでしょう。

ベランダや外壁の掃除ができる

家の外回りやベランダの掃除をするとき、外の水道があるととても重宝します。デッキブラシやモップに水を含ませたり、汚れた箇所を水で流したりすると、掃除が効率よく進みます

特に北海道では、雪解け後に泥汚れが残ることも多いですよね。屋外水栓があると、清掃の負担が軽減されやすいので便利ですよ。

アウトドア用品を洗える

キャンプ用品やバーベキューグリル、釣り道具など、外で使ったものは泥や油で汚れがちです。屋外に水道があれば、こうしたアウトドア用品を室内に持ち込まずにその場で洗えて衛生的です。

北海道は自然が豊かでアウトドアが趣味の方もいらっしゃるでしょう。特におうちバーベキューを楽しむ道民は非常に多いですから、屋外に水道があると片付けがスムーズにできるのが大きなメリットです。

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子どもの水遊びに使える

夏の暑い時期には、子どもが庭で水遊びを楽しめます。ビニールプールに水を入れたり、水鉄砲の水を補充したりと、屋外に水栓があると遊びの幅が広がりますね。

室内の水道を使わなくて済むため、床が濡れる心配もなく安心です。ホースでいつでも水を足せるので、水遊びには屋外水栓が大活躍しますよ。

ペットの足を洗える

犬の散歩後などに、玄関先でペットの足をさっと洗えるのは屋外にある水道の大きな利点です。

室内に汚れを持ち込むことを防げるため、清潔さを保ちたい家庭にとっては大きなメリットでしょう。足洗い専用のシャワー付き蛇口を設置するケースも増えています。

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北海道の戸建て住宅で屋外の水道はいらないと感じるケース


あったら便利な屋外水栓ですが、なかには「不要」と感じることも。
ここでは、屋外に水道はいらないと感じるシーンについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

外で水を使う機会が少ないとき

日常的にガーデニングや洗車などを行わない家庭では「屋外に水道は必要ない」と感じることがあります。

・共働きで平日は忙しく庭で過ごす時間がほとんどない
・家庭菜園などに興味がない
・アウトドアな趣味がない
・子どもやペットがいない

上記の場合は、設置しても使う場面が少ないかもしれません。外で水を使う機会が少ない家庭は、屋外に水道を設置しても維持が大変だと感じる可能性があります。

冬は水抜きが必要で使えない

北海道の冬は厳しい寒さが続くため、屋外の水道は凍結防止のために「水抜き」を行う必要があります。

冬季は長期間にわたって使用できなくなるため「結局、1年の半分くらいは使えない」と感じる方も少なくありません。冬場でも屋外作業が少ない家庭では、使わない期間が長いことがネックになる場合があります。

屋外に水道を設置するコストを節約したいとき

新築時やリフォームの際、屋外水栓には数万円〜十数万円程度の費用がかかります。給水管の分岐工事や、不凍水栓柱の設置など、寒冷地仕様での工事はコストがかさむ傾向にあります。

「使う頻度が少ないなら、その分の費用を別の設備に回したい」と考える方も少なくありません。コストの面から設置を見送る判断もときには大切でしょう。

屋外水栓の設置に悩む…後悔しないための判断ポイント


屋外にある水道の便利さやいらないケースを知ったうえで、設置はどうしよう…と迷いますよね。
そこで、屋外に水道がご自身に必要なのか決めるためのポイントをお伝えします。屋外水栓の設置を検討中の方は要チェックです!

家族のライフスタイルを考える

屋外水栓の必要性は、家庭のライフスタイルによって大きく変わります。例えば、家庭菜園やガーデニングが趣味だったり、小さなお子さんがいて外遊びが多かったりする場合は、屋外に水道があると非常に便利です。

反対に、外での作業やレジャーの機会が少ないご家庭では、そこまで必要性を感じないかもしれません。まずは、ご家族の過ごし方や暮らしの中で「外で水を使うシーン」がどれくらいあるかを想像してみることが大切です。

使用頻度を見極める

設置しても、実際にどのくらい使うのかを具体的にイメージしてみましょう。「春から秋までは毎日のように使いそう」「年に数回しか使わないかも」といった使用頻度によって、設置の優先度も変わってきます。

特に北海道では冬季の使用が制限されるため、「使える季節」と「使う頻度」のバランスを冷静に見極めることが後悔しない判断につながります。

設置や維持のコストを考慮する

屋外水栓の設置には工事費用がかかるだけでなく、寒冷地では不凍水栓の導入や、冬季の水抜き作業も必要です。また、定期的な点検や万が一の故障時の修理費など、維持コストも発生します。

初期費用だけでなく、長期的な管理の手間や費用も視野に入れて判断しましょう。コストに見合った価値を感じられるかどうかが、設置の判断基準となります。

北海道の戸建て住宅で屋外に水道を設置するときの注意点


「屋外の水道は必要だ!」と感じた方へ、設置するときの注意点をお伝えします。
北海道ならではのポイントを知り、長く使える屋外水栓を選んでくださいね!

不凍タイプを選ぶ

北海道のような寒冷地で屋外に水道を設置する場合「不凍水栓柱(ふとうすいせんちゅう)」や「寒冷地仕様の屋外水栓」を選ぶことが必須です。これらは、地中の深い場所で止水する構造になっており、気温が氷点下になっても凍結や破損を防ぐ工夫がされています。

一般的な水道をそのまま外に設置してしまうと、冬の間に配管が凍って破裂し、修理費が高額になるリスクも。寒冷地ならではの設備選びが、長く安心して使うためのポイントです。

冬前に必ず水抜きをする

どれだけ凍結対策をしていても、冬になる前には「水抜き」を忘れずに行うことが重要です。水抜きとは、水道管の中に残った水を抜いて、凍結を防ぐための作業です。

北海道では11月ごろから気温が急激に下がるため、凍結によるトラブルを防ぐためには、毎年決まった時期にしっかりと対処する必要があります。特に屋外水栓は風にさらされやすいため、室内の水道よりも凍結リスクが高く、早めの対応が求められます。

屋根からの落雪や除雪範囲を考えて設置場所を決める

屋外水栓の設置場所は、建物の構造や雪の影響も考慮して慎重に決める必要があります。特に注意したいのが「屋根からの落雪」や「除雪作業の動線」です。

水栓柱の真上に屋根から雪が落ちてくる位置だと、重い雪の直撃で破損してしまう恐れがあります。また、冬の除雪作業で水道まわりが埋まってしまうと使いづらくなったり、見失ってしまう危険も。日常の使いやすさだけでなく、冬の雪対策まで想定して設置場所を決めることが、長く安心して使うためのコツです。

北海道の家で屋外の水道は「使うかどうか」で設置を決めるのがベスト!

屋外にある水道はガーデニングや洗車など、アウトドアに便利な設備です。しかし、北海道では冬の凍結対策や水抜き作業が必要になるため、誰にとっても必須とは限りません。家づくりのときに、屋外の水道は自分たちの暮らしの中で本当に使うかどうかを見極めて決められるといいですね。

使う頻度や設置場所に迷う場合は、モデルハウスを見学してスタッフに相談してみてください。実物を見ながら話を聞くことで、より現実的な判断ができるでしょう。

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この記事を書いたモウラー

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暮デザ北海道

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