提供:北海道マイホームセンター
ペットと暮らす家づくりのポイントとは?快適な間取りやアイデア例を紹介
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「家を建てたらペットを飼いたい」
「ペットと暮らしやすい家がほしい」
大切な家族の一員であるペットのために、家づくりを検討している方もいるのではないでしょうか。せっかくペットと過ごすなら、家族全員が心地良く過ごせる家にしたいですよね。
今回はペットが暮らしやすい家の間取りやアイデアを、犬・猫との生活経験がある筆者がご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。
一戸建てはペットが過ごしやすい環境を準備できる
一戸建ては、ペットを含む家族全員が快適に過ごせる環境を整えやすいメリットがあります。
・騒音が近所に聞こえにくい
・ペットが運動するスペースを用意しやすい
・ペットのためにDIYができる
・多頭飼いができる
充分なスペースを確保しやすい一戸建ては、多頭飼いも可能です。集合住宅とは違い、壁や床伝いでペットの音が響かないため、近隣住民に迷惑をかけにくいのも特徴のひとつですね。
家づくりの段階からペットのためにカスタマイズする方もいますよ。自分好みに工夫できるので、ペットが過ごしやすい環境に寄り添いやすいですよね♪
ペットにおすすめの間取りのポイント7つ
ここでは、ペットにおすすめの間取りのポイントをご紹介します。
ペットと暮らす家づくりに興味がある方はチェックしてくださいね。
外を見やすい窓をつくる
犬や猫は、窓から外を眺めるのが大好きです。家族の帰宅を、窓の外を見て待っていますよ。
できれば踏み台を使わず外を見られるよう、高さや位置をペット目線に合わせられるといいですね。大きな窓を2階に取り付ける場合は、落下防止にフェンスを設置して事故防止を徹底しましょう。
玄関付近に洗い場を設置する
ペットと過ごす家は、玄関周りに洗い場があると便利です。特に犬と暮らしていると、毎日散歩に行く家庭が多いでしょう。外を歩くと足の裏が汚れます。(特に雨上がりや雪解け時期は泥だらけに……!)洗い場が玄関付近にあると、ペットの足についた汚れを拭いたり洗ったりできます。
また、お散歩後すぐに水分補給させてあげたいときも便利です。広さがある洗い場は、シャンプー台として使えるので、使い方に応用が利くのも嬉しいポイントですよ。
ペットが動線確保できる空間にする
犬や猫をはじめ動物はある程度自由に動き回れるスペースが必要です。ペットの運動不足は、病気や老化を招く原因になる可能性もあります。
広い家でなくても、ペットが回遊動線を確保できると運動不足を解消できます。例えば、リビングにあるペットの寝床から洗面所のトイレコーナーまで障害物がないよう配慮する、といった空間づくりもOKです。
動物は急に立ち止まれないため、行き止まりが多いと事故や怖がる原因になります。できるだけ行き止まりが少なく回遊できる家づくり計画がおすすめですよ。
リビングにペットのスペースを用意する
家族が集まるリビングはペットにとっても憩いの場です。リビングは、家族の定位置がなんとなく決まっているご家庭が多いですよね。ペットも、リビングに定位置があると落ち着きます。
リビングにケージを置けるスペースを確保できると、常に様子を確認できて安心ですね。家族の一員として、寂しい思いをせず過ごせますよ。
ペット用品の収納スペースをつくる
家づくりの際に検討したいのがペット用の収納スペースです。動物の種類にもよりますが、ペット用品は数が多く収納法に悩む方も多いですよ。(筆者もその1人です)
ペット用品をどのように収納するか、家づくりの段階で打ち合わせるのがおすすめです。特にキャリーバッグやお気に入りのブランケットなど、かさばる道具の収納スペースは事前に確保したいですね。
洗面所は広めに設計する
洗面所は、ペットのトイレコーナーを設ける家庭も多いでしょう。狭いと空気がこもりやすく、臭いが気になることも。換気がしやすく広さがある洗面所は、ペットと暮らしやすいですよ。
また、床面積が広いと、人とペットの衝突を防ぐメリットがあります。事故防止にもなるので、洗面所は広めに設計すると暮らしやすくなります。
ペットが運動できる庭をつくる
外が好きなペットにとって、庭は魅力的ですよね。庭があると、ちょっとした運動スペースになるのでおすすめですよ。
小さな庭でも、ペットが遊んだり気分転換したりと活用方法はたくさんあります。庭をつくるのが難しければ、ウッドデッキやベランダも外気に触れられるのでペットがリフレッシュできます。家づくりの際に検討してみてください。
ペットが暮らしやすくなる家づくりアイデア例7つ
できるだけペットを含めた家族全員が快適に過ごせる家にしたいですよね。
ここでは、ペットが暮らしやすくなる家のアイデアをご紹介します。家づくりをする際の参考にしてみてください。
足腰にやさしい床材にする
床は、できるだけ滑りにくい素材を選びましょう。動物は、人間と比べて股関節脱臼や椎間板ヘルニアになりやすい傾向にあります。
ペット用のクッションフロアは犬や猫が歩きやすい仕様になっています。また、フローリングに滑りにくいコーティング剤の塗装も可能ですよ。コーティング剤を塗るときは、ペットの口に入っても安全な成分のものを選んでくださいね。
換気しやすいつくりにする
ペットとの暮らしで気になるのが、臭い対策です。できるだけ、換気をしやすい家のつくりにすると生活が楽になります。
例えば
・洗面所やトイレを含め全部屋に窓をつける
・各部屋に換気扇や換気口をつける
といった仕様にするだけで、空気がこもりにくく快適に過ごせるでしょう。
冷暖房で室温調整をする
ペットのなかには、暑さや寒さが苦手な子もいます。ペットは自分で室温を調整できないため、快適に過ごせる温度を保てるよう飼い主が気をつける必要があります。
暖房設備はできるだけペットにやけどの危険がないものを選びましょう。留守中でも一定の室温を安全に保てるものだと安心して外出できますよ。
▼暖房や断熱材について詳しく紹介しています▼
デッドスペースにペットの居場所をつくる
ペットのなかには、プライベートな空間を好む子がいます。特に犬や猫はこもる習性があるため、自分だけのこもれるスペースがあると落ち着きます。
階段下や壁など、デッドスペースを利用してペットの場所をつくると場取りを増やす必要がありません。筆者の家では出窓の下に愛犬スペースがあり、家族の姿を見ながらよくくつろいでいましたよ。
玄関はとび出さないよう対策をする
玄関のドアを開けると、急に外に出てしまうペットもいるかもしれません。動物は突然素早い動きをするので、家族が追いかけられないことも。
事故に遭わないためにも、玄関にはペットが飛び出さない工夫をしておきましょう。
・フェンスをつける
・リビングと玄関の間にドアを設ける
・風除室を設置する
上記のような工夫でなるべくペットが外に出てしまう事態を防ぎ、大切な家族を守れるようにしたいですね。
浴室ドアは内開きタイプを避ける
浴室のドアに多い内開きタイプ(ドアを押すと真ん中が縦に折れて開く型)は、ペットの事故が多いです。ドアを押して開けてしまい、浴槽にたまったお湯に入り溺れてしまうケースも。(筆者の犬猫はどちらも内開きドアを押して開けられました)
浴室は、できるだけ内開きタイプのドアを避けましょう。お風呂での事故リスクが減ると、家族全員過ごしやすくなります。
コンセントは高めの位置に設置する
ペットのコンセントの事故も数多くあります。感電の危険があるため、なるべくペットの目線にコンセントがないよう配慮したいですね。
コンセントの位置は、ペットが届かない高い位置につけられます。家づくりの際にコンセントの位置を決められるので、ハウスメーカーの担当者に相談してみてくださいね。
モデルハウスを参考にペットとの暮らしをイメージ
家族全員が暮らしやすい家づくりは、悩みや不安もあるでしょう。どんな家にしたいか悩んだときは、住宅展示場のモデルハウスを参考にしてみてください。
たくさんのモデルハウスを見て暮らしのイメージを膨らませると、理想の家が見つかりやすくなります。ハウスメーカーの担当者とのやりとりで、思いつかなかったアイデアが聞けることも。家づくりのときは住宅展示場に足を運んでみてくださいね。
▼住宅展示場の活用法を紹介しています▼
ポイントを押さえてペットと暮らしやすい家づくりをしよう
ペットと暮らす家づくりの間取りやアイデアについてご紹介しました。ペットも大切な家族の一員なので、快適に過ごしてほしいですよね。ちょっとした工夫やアイデアで、ペットも暮らしやすくなります。
本記事を参考に、ペットと暮らす家づくりを検討してみてください!