
提供:北海道マイホームセンター
吹き抜けにしたいけれど寒さが心配!北海道で採用するメリット・デメリットを解説
「開放感のあるおしゃれな空間に憧れる!でも、北海道の冬に吹き抜けって寒くない?」
家づくりを考えている方のなかには、吹き抜けの寒さが不安な方もいるでしょう。
この記事では、吹き抜けがある家のメリット・デメリットや寒さ対策について詳しく解説しています。
冬が長い北海道でも快適に過ごせる家づくりのヒントになれば嬉しいです。ぜひご覧ください!
吹き抜けとは
吹き抜けは、上の階との仕切りがない開放的な空間のことです。1階から2階以上まで天井が高くなっている構造が特徴です。
光や風が通りやすく、空間全体がつながったような広がりを感じられます。リビングや玄関などに取り入れられることが多く、家の中に立体感や奥行きを生み出します。北海道の家づくりにも取り入れる方が多くいますよ。
北海道の家に吹き抜けを取り入れるメリット
ここでは、吹き抜けがあるとどんなメリットがあるか紹介します。
開放感がある
吹き抜けの最大のメリットは、開放感が味わえることです。上階とつながることで天井が高くなり、圧迫感がありません。
広々とした空間が生まれ、冬でも室内に明るさと伸びやかな空気感をもたらします。
風通しが良くなる
吹き抜けを取り入れると、室内の空気が上下に流れやすくなり風通しが良くなります。特に夏場は熱がこもりがちな屋内でも空気が自然に循環し、涼しさを感じやすくする効果も。
また、換気効率が上がることで湿気やにおいがこもりにくく、快適な家づくりに役立ちます。
おしゃれでデザイン性が高い
吹き抜けは天井が高いため視界が広がることで空間にゆとりを感じさせます。そのため、モダンで洗練された印象を演出できるため、おしゃれでデザイン性の高い家に仕上がります。
インテリアの見せ方にも幅が広がるので、自分らしい家づくりが楽しめるでしょう。
陽当たりがいい
吹き抜けを取り入れることで、上部からも光を取り込めるため陽当たりがいいと感じられます。
北海道のように日照時間が限られる地域でも室内が明るく保てますよ。特に高窓を設けた家は1階まで自然光が届き、家全体がやわらかな陽射しに包まれるような心地よさがあります。
家族のコミュニケーションが取りやすい
吹き抜けがあると上下階の音や声が届きやすくなり、家の中にいる家族の気配を感じやすくなります。
たとえば、リビングと2階の子ども部屋がつながっていると声をかけやすくなるメリットも。家族のコミュニケーションが取りやすい家づくりをしたい方におすすめです。
北海道の家で考えられる吹き抜けのデメリット
吹き抜けは、デメリットになりうる部分もあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
暖気が上に逃げる
吹き抜けを採用すると、暖房で温めた空気が上に昇りやすく1階の足元が冷えがちになることがあります。
特に冬は暖気が天井付近にたまりやすく、室内全体を均一に暖めるのが難しくなることも。空調設計や床暖房の導入など、工夫次第で改善できるでしょう。
暖房コストが上がる
吹き抜けがあると空間が広がる分暖める面積が増えるため、暖房に必要なエネルギーが多くなることがあります。
特に寒さの厳しい北海道では、部屋全体を快適な温度に保つために暖房の使用量が増える傾向があるので、対策が必要でしょう。
音やにおいが広がりやすい
上階と空間がつながっている吹き抜けは、音やにおいが家全体に広がりやすくなります。
たとえば、リビングの話し声やキッチンの料理のにおいが2階まで届くこともあるでしょう。プライバシーや生活の快適さに影響する可能性があります。
転落のリスクがある
吹き抜けのある家では、2階の手すりや階段の周辺に高さのある空間が生まれるため転落のリスクがあります。
特に小さな子どもや高齢者、ペットは注意しましょう。安全性を確保するために、しっかりとした手すりや柵の設置といった配慮が必要です。
北海道の家で吹き抜けの寒さを感じにくくする5つの対策
北海道は寒さを感じにくい快適な体感温度の家が理想ですよね。
ここでは、北海道の家で吹き抜けの寒さを感じにくくする対策について解説します。ぜひ家づくりのヒントにしてみてください。
断熱材を使用する
冬の寒さが厳しい北海道で快適な家づくりをするには、断熱材が重要になります。壁や床をはじめ、家の基礎や窓といった部分に断熱材を使用して高気密かつ高断熱の家にすると寒さをしのげます。
断熱材は、寒さ対策だけでなく外からの暑さも遮断してくれるのがポイント。ここ近年は夏も本州並みに暑い北海道には欠かせないでしょう。
▼断熱についてはこちらの記事をチェック!▼
床暖房を導入する
吹き抜けで暖気が上に逃げやすくなっても、床暖房を使えば足元からじんわりと暖まります。部屋全体が均一に暖まるため、天井が高い空間でも寒さを感じにくく、快適に過ごせますよ。
床暖房は見た目もすっきりしていて、インテリアを邪魔しないのもポイントです。お子さんや高齢者、ペットがいる家に人気の設備です。
シーリングファンを活用する
シーリングファンは、天井に設置する送風機のことです。吹き抜け空間では暖かい空気が天井付近にたまりがち。そこでシーリングファンを使えば、空気を循環させて室内の温度ムラを減らせます。
特に寒さの厳しい北海道では、上下の空気をうまく混ぜることで足元も暖かく感じられ冷えを和らげる効果が期待できます。静音性の高いモデルなら可動音が気になりにくいでしょう。
吹き抜けの開口部を工夫する
吹き抜け部分に断熱性の高い窓や二重サッシを採用することで、冷気の侵入を防ぎ、室内の暖かさを保ちやすくなります。
また、開口部の位置や大きさを工夫すれば日差しを効率よく取り込めます。自然の力で空間を暖めることも可能でしょう。寒さの厳しい北海道では、設計の工夫が快適さを大きく左右します。
間取りを工夫する
寒さを軽減するには、暖気が逃げにくい間取りの工夫も効果的です。たとえば、リビングとダイニングを吹き抜けの下に配置し、隣接する部屋との間に扉や仕切りを設置すると暖かい空気を逃がさない効果が期待できます。
冬が長い北海道では、空間のつながりと温もりのバランスを考えた設計が大切です。
吹き抜けがある家に向いている人の特徴
家づくりで吹き抜けを取り入れたいけれど、自分に合っているのだろうか?不安になる方もいますよね。
そこで、吹き抜けがある家に向いているであろう人の特徴をピックアップしました。
- ・ 開放感のある空間が好きな人
- ・家族とのつながりを大切にしたい人
- ・陽当たりがいい家で暮らしたい人
- ・おしゃれなデザインにこだわりたい人
- ・寒さ対策を工夫できる人
断熱や空調で寒さ対策ができれば、北海道でも住み心地がいい家になります。吹き抜けは、開放的ですっきりした印象の家になるのでおしゃれなデザインを楽しめますよ。
北海道も寒さ対策で吹き抜けがある家をつくれる!
寒さが厳しい北海道でも、吹き抜けがある快適な家は叶います。どんな設計や設備にしたらいいか悩んだときは、モデルハウス見学をしてイメージを固めるのがおすすめです。
ぜひ北海道マイホームセンターのモデルハウスを見学してみてください