北見の名物カレーが札幌駅地下に！「カレーのちから」オープン初日に行ってきた

2025年12月9日(火)、北海道北見市に本店を構えるご当地ルーカレーのお店「カレーのちから」が、札幌駅地下のAPIA(アピア)内に新店舗をオープンしました。地元・北見では玉ねぎカレーで知られており、「玉ねぎの甘みがギュッと詰まった濃厚なルーがクセになる」、「北見らしいどろっとした仕上がり」といった声が多く集まる人気店です。オープン初日に行ってきましたのでレビューします！

オープン初日の12時前にアピアへ向かうと、すでに10名以上が列をつくっていました。カウンター14席のみというコンパクトな店内ながら、北見の人気店が札幌に来たとあって、期待感の高さがひしひしと伝わってきます。

店前にはすでに濃厚なカレーの香りが漂っています。初日で店員さんの動きはぎこちないところがありますが、どんどんカレーが提供されており、回転は速い印象です。

メニューは全部で6種類。数量限定・看板メニューの「たまねぎまるごとカレー」(¥1,370)のほか、カツ・ウインナー・エビ・ハンバーグなどが乗ったカレーがあります。ノーマルのたまねぎカレー(¥870)もあります。

せっかくなので、看板メニューの「たまねぎまるごとカレー」にしようと思いましたが、このメニューへの注文が集中しすぎて提供に時間がかかるとのこと。(やっぱりみんな数量限定を食べたいですよね・・・。)
少し残念でしたが、卓上のメニュー表を改めて見直すと、一番人気は「たまねぎカツカレー」(¥1,250)とありお腹もすいていたので、今日はこちらを選ぶことに。

トッピングは、らっきょ(5個¥50)、ほうれん草、目玉焼き、チーズ(各¥200)などもあります。ライス・ルーはそれぞれ大盛にしたり、両方大盛り・特盛り(¥150~350)も選べます。サイドメニューには黒烏龍茶とアイスコーヒー(各¥250)があります。

運ばれてきた瞬間、まず香りの甘さが印象的。ルーをすくうと明らかに粘度が高く、10時間以上炒められた玉ねぎの力強い存在感を感じます。

いざ、実食！
ひと口目から、玉ねぎの甘味が口の中で爆発します。甘い!!!
原型を失うほど溶け込んだ玉ねぎがルーに深い甘みとコクを与えていて、一般的な中辛くらいのカレーだと思いますが、それ以上に甘みを強く感じるカレーです。揚げたてカツの香ばしさがちょうどよく重なって、食べるたびに旨味が積み上がっていきます。
上に乗せられたフライドガーリックの食感も良く、スプーンが止まらない一杯です。

より一層「たまねぎまるごとカレー」が食べたくなりました。

「カレーのちから」のオープンで、北見の味を札幌駅地下という抜群のアクセスで楽しめるようになりました。ランチにも、仕事帰りにも立ち寄りやすい一軒です。
次こそは「たまねぎまるごとカレー」をリベンジしたいところですが、まずはこの甘み爆発の濃厚ルーカレーを味わえただけでも十分満足でした。

札幌で北見のご当地カレーを楽しみたい人には、ぜひ足を運んでみてほしいお店です。