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札幌で家を建てるならどの地域?区ごとの特徴を徹底解説!

提供:北海道マイホームセンター

札幌で家を建てるならどの地域?区ごとの特徴を徹底解説!

「家を建てるなら札幌に住みたい!」
マイホームを検討したことがある人なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
でも、住むエリアによって雰囲気や街並みは大きく違います。

今回は、札幌10区それぞれの特徴や魅力について紹介します!
札幌在住歴30年の経験や周りの声もお伝えするので、土地選びの参考にしてみてくださいね。

札幌市の魅力とは?

札幌は、観光や転勤で訪れた人たちが「将来は移住したい!」と魅了されてしまうほど人気の街。
そもそもどんな魅力があるのでしょうか?

札幌市ってどんな街?


札幌市を一言で表すと、「都会と自然の調和がとれた街」。
札幌市の人口は190万人を超え、北海道の約3割を占めています。
全国の政令指定都市の中でも4番目に多いほどの大都市です。

大通駅や札幌駅周辺は、デパートや目新しいお店が続々と立ち並び、美術館や音楽ホールなどの文化施設もあります。

一方、少し車を走らせると、スキー場やキャンプ場、果物狩りなどアウトドアが気軽に楽しめます!
自然の豊かさを身近に感じつつも、必要なものは手に届く範囲にあって生活しやすいです。

札幌市の気候


”北国北海道”のイメージ通り、真冬は氷点下が当たり前
1日を通してプラス気温になる日はありません。
初雪が降る10月下旬から雪解けの4月上旬ごろまで、冬が約半年もあります…!

また、夏は涼しいと言われてきましたが、近年はジメッとした暑さが続いて30度超えの日も多いので、クーラーが欠かせません。

そのため、家を建てるときは断熱性や気密性の高さが重要です
冷暖房効率をあげて、1年中快適に過ごせる家づくりをしましょう。

交通アクセス


主な公共交通機関は、

  • 地下鉄
  • JR
  • 市電
  • バス

と、大通や札幌駅を中心に交通網が発展していますが、地下鉄以外は冬になると雪の影響で遅延や運休になることもあります

また、冬はベビーカーや自転車が使えないので、近くのスーパーや病院に行くのも一苦労…
札幌市内の移動は、通勤や通学だけを考えると交通機関だけでも可能ですが、車がある方が断然便利ですよ!

そして、ドライブやアウトドなど、広い北海道を楽しむなら車は必須アイテム。
行動範囲がぐんと広がって、楽しみ方が何倍にもなります!

札幌市全10区の魅力を紹介!

札幌市は、住む地域によって利便性や自然環境など、その特徴はさまざま。
家づくりの参考になるような全10区の魅力をお伝えしていきます!

中央区


中央区は、札幌市役所や北海道庁など行政機関が集まる札幌の中心部。

札幌市営地下鉄は、南北線・東西線・東豊線の3路線全てが通っています。
各方面からのJRや市電、バスも乗り入れているので、近場の移動なら車が必要ないほど、どこに行くにもスムーズにアクセスできます

都会の便利さもありつつ、

  • 中島公園や大通公園など自然豊かな公園も多数
  • 病院が多い
  • 子育て支援センターが充実している

と、子育て環境も充実しています。

ただ、他の区に比べると地価が高く、住宅用地はなかなか手が出せない金額なのが現実です…

北区


札幌市の中では3番目に広い北区は、山がなく平坦で住みやすい街
JR・地下鉄・バスも多いので、都心部へのアクセスがしやすいですよ!
都心部だけでなく、石狩方面など地方へ行くバスの接続が良いのも魅力的です。

その他の特徴としては、

  • 札幌市でも有数の教育環境
  • 北大病院など医療機関が多い
  • 特に雪が多い地域がある

などが挙げられます。

札幌の中でも特に雪が多いのが、あいの里・太平エリア
「朝、外に出られないほど雪が積もっていた…」なんて話を、一軒家に住む知り合いから聞いたことがあります。
雪捨て場の確保や融雪溝の設置など、他の地域よりも念入りに雪かき対策をしましょう

北区の中では、シャトレーゼガトーキングダム近くの茨戸や石狩市に近い屯田の土地が比較的お手頃価格です。

東区


もともと札幌市に隣接する純農村だった東区は、昭和47(1972)年、札幌市が政令指定都市に移行した際に「東区」となり、それ以来急激に都市化が進みました。現在も郊外エリアでは玉ねぎ栽培を中心とした畑が広がり当時の名残を残しています。
公共交通機関は、JRと地下鉄東豊線、バスが通っています。

また、幹線道路が多く、高速のインターチェンジも近いため、中心部へ出るのも遠出にも便利なエリアです。

  • アリオ札幌
  • イオンモール札幌苗穂
  • 札幌元町イオンショッピングセンター

といった大型商業施設もあり、日常的な買い物はもちろん、家族でのお出かけにも困ることはないでしょう。

犯罪率は北海道平均と比較すると高めですが、東区は人口密度が高いからとも言えます。

西区


都心部に近接しながらも自然豊かな西区。
札幌市内で2番目に広い面積で、その3分の2が自然に囲まれています。

大型公園もあって伸び伸びと子育てしやすい環境なので、ファミリー層が多いです。
筆者のまわりでは、口を揃えて「西区最高!西区が1番!」と言っており、住んでる人の地元愛が強い印象があります。

公共交通機関は、

  • JR
  • 市営地下鉄東西線
  • バス

が走っており、他の地区への移動もスムーズで、通勤や通学に便利です。

都心から近い分、全体的に土地の値段は高いです。
特に山の手エリアは高級住宅地で、全体的に落ち着いた雰囲気。

ただ、西野や福井など地下鉄から少し離れた山に近いエリアは、比較的価格が落ち着いています。
熊の出没が多い地域ではありますが、地盤が強いので、地震や水害に強いメリットもあります。

南区


札幌市の約60%を占める緑豊かな南区。
自然が多い地域なので、春から秋にかけてクマの目撃情報が多いのも特徴の一つです。

交通環境は、地下鉄南北線が走っていて、真駒内駅を中心に各方面へ向かうバスも多くあります。
ただ、地下鉄が通っていない場所もあるので、車がある方が快適に過ごせるでしょう。

他にも、

  • 全10区の中でも比較的治安がよい
  • 自然の中で暮らせる
  • 閑静な住宅街
  • 一戸あたりの専有面積が広い

などの魅力があり、北海道らしい自然を感じながら穏やかな生活を送りたい人におすすめのエリアです。

注意点は、人通りの少ないエリアは侵入盗などの被害に遭いやすい傾向があること。
家づくりの際は、防犯対策もしっかり考えましょう

豊平区


札幌10区の中でも中央区に隣接していて、利便性が高い豊平区。

地下鉄東豊線と南北線が通っており、通勤通学しやすいエリアです。
また、地下鉄までは路線バスも運行しているので、地下鉄徒歩圏内でなくても公共交通機関で通うことができます。

区の半分は丘陵地や山林などの自然が占め、閑静な住宅街が広がっています。
全体的に犯罪の発生率が低く、治安も安定してるのがおすすめポイント。

月寒や平岸、豊平などの代表的な市街地は地価が高い一方、高低差のある西岡エリアは比較的お手頃価格です。

白石区


平坦な地形で住みやすい白石区は、JR(函館本線・千歳線)と地下鉄東西線が通っており、東西に延びた交通網が特徴的です。

白石区役所が地下鉄白石駅に直結しているので、

  • 乳幼児健診
  • えほん図書館
  • 子育て支援センター(ちあふる・しろいし)
  • 保育園(一時保育も可能)

といった施設が公共交通機関で行きやすいです。
子育て世帯に嬉しいポイントですよね。

また、区民センターも併設されているので、幅広い世代の方々が趣味で利用されている姿もよく見かけます。

犯罪率・交通事故発生率が高く、他のエリアに比べると治安が悪いと思われがちですが、利便性が高く人がたくさん集まるからこそ。

JR付近は地価も落ち着いていて、子育て世帯も多く住んでいますよ!

厚別区


札幌市の中で1番面積が小さい厚別区ですが、子育て・交通・食事・治安をトータル的にみても生活しやすく、札幌市の中でも人気の地域です。

特に近年は、新札幌駅周辺の再開発が進み、大学・病院・商業施設などが建設される予定。
これからますます注目されるエリアで、地価も上がってくると予想されます。

交通環境は、

  • JRは普通・快速・特急が停車する
  • 電車の本数が多い
  • JR快速で札幌駅まで約10分
  • JR快速で新千歳空港まで約30分

整っているので、利便性が高い地域と言えます。

また、人口密度が高いわりには、犯罪率・交通事故発生率が少ないのも特徴。
区の大部分が住宅街なので、子育てしやすい環境です!

手稲区


札幌市の西部に位置し、山と海を両方楽しめる自然豊かな地域
手稲山が見渡せるだけでなく、反対側には石狩湾が広がっています。

石狩や小樽に隣接していて地下鉄がない分、不便なイメージな方もいるのではないでしょうか?
なんと、手稲駅から札幌駅まではJRで20分で着きます。

新発寒などの西区に近いエリアなら、バスで地下鉄宮の沢駅まで行くこともできますよ!
ただ、普段の買い物などを考えると、車がある方が生活しやすいでしょう。

他にも、

  • 比較的地価が落ち着いている
  • のどかでゆったりした雰囲気
  • 治安も◎

静かで落ち着いた環境を求める人にはぴったりのエリアです。
新しい家が並ぶ新興住宅地もあり、子育て世帯にも人気です!

清田区


札幌市の10番目の区として、1997年に豊平区の一部が清田区になりました。

市内の中で唯一JRや地下鉄がなく、北海道中央バスとJR北海道バスが走っています。
近隣の駅まではバスを利用する人が多いので、通勤や通学の時間帯は本数も多いです。

ただ、最終バスが地下鉄よりも早いので注意しましょう。(特に土日祝はより早いです)
買い物や病院などの移動を考えると、車がある方が不便なく暮らせると思います。

他の特徴としては、

  • 地盤が強いので、地震に強い
  • 標高が高く、水害の心配が少ない
  • 一戸あたりの専有面積が広い

など、隣の家との間隔がゆったりした住宅街です。

夏になると、自宅の庭でBBQを楽しむ家も多いですよ!
都心から離れている分、地価も比較的お手頃なので、自然の豊かさを味わいたい人にはおすすめのエリアです。

まとめ

区によって利便性や交通環境が異なるものの、自然豊かなエリアも多い札幌市は素敵な街です。
将来、家族でどんな生活をしたいかイメージしながら土地を探してみてくださいね。


この記事を書いたモウラー

モウラー

暮デザ北海道

暮デザ北海道では、これからの暮らしを想像しながら理想の「住まいと暮らし」をデザインしていきます。家族みんなの満ち足りた暮らしがいつまでも続きますように。