提供:北海道マイホームセンター
理想の家づくりを「趣味」や「余暇」から考えるべき理由とは?
家族で1番長く過ごす場所である「家」は、楽しく過ごせる空間であってほしいですよね。
せっかくの家づくりなのに、生活のためだけの間取りにしてしまうのはもったいないもの。
ぜひ、思いきり遊び心を発揮して「趣味」や「余暇」を重視して考えてみましょう。
今回は、趣味や余暇から家づくりを考えた方がいい理由について紹介します。具体的なアイデアもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
趣味や余暇から家づくりを考えるべき理由
家の中に趣味や余暇を楽しむための部屋があると、日々の暮らしがより豊かになります。
というのも、家で過ごす時間が充実していると、わざわざ外に出かけることなく、自宅で楽しむことができるからです。
ここでは、趣味や余暇から家づくりを考えた方がいい4つの理由をお伝えしていきます。
家族のコミュニケーションの場になる
家づくりでは、将来家族でどのように過ごしたいかをイメージすることが大切です。
家族で過ごす時間が一番長い場所が家であり、コミュニケーションの場になるからです。
また、家族の中でも趣味が違うこともあると思います。
車好きの旦那さんはガレージを作りたいけど、料理好きの奥さんは家庭菜園をしたい…といったように意見が分かれるのはよく聞く話です。
趣味を楽しむプライベートな空間も大切ですが、家族みんなが楽しく過ごせる空間づくりも考えてみましょう。
家での楽しみができる
普段、職場に通勤して仕事をしている方にとって、家はくつろぎの時間になります。
家に趣味を楽しむ部屋があると、自分だけの空間で趣味に没頭できる時間を作りやすくなるだけでなく、家に帰るのがいつも以上に楽しみになるでしょう。
ストレス発散になる
自分の好きなことに時間を使うことは、ストレス発散にもなります。
映画や音楽、お酒をゆっくり飲むなど、家での楽しみが多ければ多いほど気兼ねなくストレス発散できます。
外出する必要がないので、気軽にできるのも嬉しいポイントです。
リフレッシュできる
リフレッシュと聞くと、カフェや公園に出かけるなど環境を変えないといけないイメージがありますが、家の中に自分の好きな空間を作ると気軽にリフレッシュができます。
例えば、好きな本を並べられる本棚を作って読書を楽しんだり、軽い運動ができるようにトレーニングルームを作ったり…
家の中でリフレッシュできると、仕事で忙しい時もちょっとした時間を活用することができて便利です。
趣味や余暇を楽しむアイデア7選
趣味や余暇から家づくりを考えた方がいいとわかっても、具体例がないとイメージが湧きませんよね。
ここからは、具体的にどのような部屋を作ったらいいかのアイデアを詳しく紹介します!
おすすめの間取りや空間の使い方も紹介するので、参考にしてみてください。
ガーデニング・家庭菜園
一軒家に住むなら野菜やハーブ、お花を育てたい方も多いのではないでしょうか?
ガーデニングや家庭菜園は、狭い建物でもスペースを設けやすいのが特徴です。
- 庭の一角
- 玄関前
- 屋上
- バルコニー
屋上やバルコニーの場合は、プランターを利用して工夫することで諦めることなく家庭菜園ができます。
排水と給水の設備を考えて設計しましょう。
本に囲まれて読書
静かに本を読みたい人は、書斎を作るのがおすすめ。
リビングから離れた2階に部屋を設計したり、半地下にして図書館のような読書専用の空間にすることもできます。
間取りの都合上、書斎を確保できない場合は、
- 廊下や通路の壁を本棚にする
- リビングに本棚を設置
- フリースペースを作る
と、アイデア次第で本に囲まれて読書をすることができます。
家族それぞれのお気に入りの本が並んだ本棚は、想像しただけでワクワクしますよね。
シアタールームで映画鑑賞
住宅総合展示場でよく見かける、シアタールーム。
プロジェクターとスクリーンを設置して、家にいながら映画館のような空間を楽しめるのが魅力です。
アマゾンプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスは映画館では上映していない作品を楽しむこともできるので、気軽に“おうち映画館”を楽しめます♪
おすすめの場所は、
- 屋根裏部屋
- スキップフロア
- リビングの天井にスクリーンを埋め込む
- 寝室
など、プロジェクターとスクリーンさえ設置できれば、あらゆる部屋が映画館に早変わりです。
さらに、黒やダーク系の壁紙やサッシを選ぶと、光漏れを軽減することができます。
音楽を楽しむ部屋
音楽鑑賞が好きな人におすすめなのは、オーディオルームです。
音の反響を考えて設計できるのが家づくりの面白いところ。
防音の部屋にすることでご近所を気にすることなく、大型スピーカーを設置して音響設備にこだわることもできます。
お気に入りのレコードを飾れる棚を作って、眺めながらゆっくり音楽鑑賞できる空間も素敵です。
また、ピアノやドラムなどの重い楽器を置く場合はできるだけ1階に設置し、重さに耐えられるような床にしましょう。
窓や天井の素材を変えることで、外への音漏れを軽減することもできます。
トレーニングルーム
身体を動かしたり鍛えるのが好きな人は、トレーニングルームがおすすめです。
近年は在宅で働く人も増えているので、手軽に日々の運動不足を解消できます。
ヨガマットを敷いて気軽にストレッチができる空間づくりはもちろん、ランニングマシーンやダンベルなどのトレーニンググッズを置いて本格的なトレーニングルームにすることも可能です。
通常の部屋とは違い、床を補強してある程度の重量に耐えられるような設計にしましょう。
ガレージ
車やバイクが好きな人におすすめなのは、愛車をメンテナンスしたりコレクションできるガレージです。
シャッター付きのガレージであれば、天候を気にすることなくお手入れができます。
ガレージには、独立型のカスケードガレージと住宅1階に組み込まれたインナーガレージがありますが、雪国北海道ではインナーガレージがおすすめ。
断熱性や機密性を高くして、家への出入りもできる土間仕上げにすれば、寒い冬でも趣味に没頭することができるでしょう。
ハンドメイドスペース
近年、人気が高まっているハンドメイド。でも、針やハサミなど子どもが触ると危ないものが多くて収納に困りますよね。
ダイニングやリビングの一角に専用スペースを作ると、資材や道具の保管場所が確保できます。
さらに、部屋数を増やさずに空間が作れることは減額にも繋がります。
ちょっとしたスキマ時間に作業がしやすくて、まとまった時間が取りにくいママにぴったりな空間です。
スペースづくりに大切なポイント
趣味や余暇を楽しむための部屋づくりに大切なポイントは、できる限り具体的にイメージすることです。
広さや収納スペース、レイアウトなど、実際に自分が使うことを想像してみましょう。
用途を明確にする
趣味の部屋を作るときは、事前に用途を明確にしておきましょう。
というのも、とりあえず空間を確保するだけだと、広さが足りなかったり雰囲気を変えにくいからです。
- レイアウトからエアコンや窓の位置を決める
- 造作棚や作業カウンターを組み込む
- 後から棚を置くスペースを確保
など、細かなレイアウトや収納スペースまで考えられると、実際に使う時との差を埋められるでしょう。
また、音楽鑑賞やトレーニングルームなど用途によって必要な設備もあるため、具体的にどのような部屋にするのか事前に考えることが大切です。
必要に応じた設計をする
家づくりでは、部屋の用途に対応した配慮や設計をすることも大切です。
シアタールームや音楽鑑賞の部屋は防音対策、トレーニングルームに重量物をおく場合は耐重対策と、必要に応じた設計をすることで、騒音や損傷などの問題を避けられるでしょう。
スペースを確保できないときは?
近年は地価も物価も年々高騰しており、趣味や余暇の部屋を作りたくてもスペースを確保できない場合もあります。
そんなときは、
- リビング
- ホール
- ロフト
- バルコニー
- 階段下
など、部屋の隅々をチェックするのがおすすめです。
ちょっとした場所でも趣味や余暇を楽しむスペースを確保できるかもしれません。
「毎日家に帰るのがちょっと楽しみになる」ような家づくりを検討してくださいね。
まとめ
家づくりは、自分の好きなことやこだわりを詰め込める醍醐味があります。
家族で長く過ごしていく家だからこそ、趣味や余暇から家づくりを考えてみてはいかがでしょうか?
家での時間が充実していると、外に出かけなくてもリフレッシュやストレス発散、家族のコミュニケーションの場になります。
まずは自分の好きなことや趣味を思い出して、家族で話し合ってみましょう。