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湊ゆず 新年を迎えて
札幌市在住の高校生、放課後シンガーソングライターの湊ゆずが日常生活から感じた推しのアイテムなどを月に一度紹介します。

湊ゆず 新年を迎えて

明けましておめでとうございます。
昨年1年間愛読していただきありがとうございました。
これを読んでいる方は、湊ゆずのことが少しは気になってくれてるのでしょうか。
とても嬉しいです。
今回は新しい一年に向かってスタートを切る前に、2024年の活動を振り返りながら、心の内をそのまま書いてみました。


2024年を振り返り

2024年の年明けは、何をしていたかも覚えていないくらい、のほほんとテレビを見ながらただ過ごしていました。
音楽を仕事にする厳しさに気づく前だったと思います。
ですが、2月にもなれば状況は一変。
自分がもうすぐ高校三年生になることと、1年のすぎる速さを実感し始め「このまま何も出来ずに卒業するのか、、」と落胆していました。
そして「高校生のうちにZeppでワンマンをやりたい!」なんて言ってた中学生の自分を鼻で笑い、所詮夢は夢で終わるものなんだと、諦めている自分もいました。

そこから現在の自分に至るまでに火がついたタイミングは、自分でも分からないのですが、ただ言えることは、やはり「これしかない」と思って音楽をやってきた自分のプライドが当時もあったんです。

周りのみんなが真剣に進路を考え始める会話の中、音楽か進学か、どっちつかずで黙っている自分が嫌でした。
そして、やれるとこまでやったけどダメで諦めるわけじゃないのがとても悔しかったのを覚えています。

自分が何を何故迷っているのか?
分からなかったです。

ただ「今やめたら必ず後悔する」そう思いました。

そこから湊ゆずの2024年計画、年表作りが始まりました。
最初はとにかくやりたい事を達成していくために、「何をすればいいか?」「今までやっていなかった事は何か?」全て洗い出して、気持ちの整理と自分への目標設定を明確にしました。

そうこうしているうちに3月を迎え「IMPACT XX」への出演が決まった連絡を受けた時「やったあ!!!」と心の底から喜びの声が溢れました。
その頃には将来音楽で生きていくことを選択し、本気モードだったので、年度の初めに最高のスタートを切るんだと思うと、すごく嬉しかったんです。
そして、3月末には、まだ自分はお客さんを2、3人ぐらいしか集めることができなかったのに、無謀な挑戦となる「8月のファーストワンマン」の告知を3月31日にして、エンジン全開で4月を迎えました。
この無謀な計画は、まだまだ無名な自分を沢山の人に知ってもらうチャンスだと思い、IMPACTとワンマンへの呼び込みをストリートライブでしていたのも懐かしいです。


初参戦する「IMPACT XX」の当日は、正直怖い気持ちでいっぱいでした。
緊張しがちな自分が、また失敗してしまうのではないか、と。
そして、呼び込みが目的ではありましたが、肩慣らしも含めて、Zeppと810の真ん前でストリートライブを2時間やりました。
きっと、サーキットにくるお客さんは、自分の出演とタイムテーブルが被っている他のアーティストを観たい人がほとんどで
「自分のところには集まらないだろう。」と思っていました。それは諦めというよりも、落ち込まないための覚悟でした。
ですが、いざ、出演時間を迎え、ステージに上がると、自分では想像すらできないくらい、お客さんが集まってくださったんですよ。
お恥ずかしいことに演奏はぺーぺーでしたが、ホント最高の1日でした。


サーキットライブ「IMPACT XX」の出演を終え、ファーストワンマン本番日までにストリートライブを沢山やることで、沢山の方と出会うことができ、この出会いが、2024年の自分の中でとても大きなことで、大切な存在となったんですよね。

私は「皆さんに少しでも前向きな気持ちになってもらえる活動」をするのがモットーなんですよ。
ですが、勿論私も人間なので、時として、毎日ストリートライブをしたりしていれば、辛い日は涙を見せてしまうこともありました。

そんな経験もあり、今は「絶対にステージでは涙を流さないぞ!」と強い思いがあります。
自分はあとで泣けばいいんです。
目の前の人が泣いていたら、明るい明日へ導くのが自分の仕事であり、幸せだから。
あの時、まだまだ未熟な私を観てださっていた皆様、ご心配おかけしてしまいすみませんでした。
改めて、見届けていただき温かいお言葉をかけてくださったことに感謝します。
あの頃は、とにかくガムシャラな日々でしたね。


無謀なチャレンジのファーストワンマンライブは、そんなストリートライブを経て、皆様の愛に支えられ、チケットを完売することができ、大盛況に終えることができました。そして、その軌跡をSTV札幌テレビ「どさんこWEEKEND」で、約4ヶ月にわたる密着取材を行なっていただき、沢山の出会いがあった20204年の夏を振り返ることが出来る素敵なドキュメンタリー映像として創っていただき、とても嬉しかったです。


そんな、ファーストワンマンライブを終えて、セカンドワンマンライブまでの道のりは、なんと、ストリートライブの日数が減ってしまい、皆さんにお会い出来る機会も少なかったですね。
体調を崩していまったりして、お休みの日々が続きましたが、ただ毎日、自分のことを待っているお客さんのことを思い浮かべて、お休みの日は楽曲制作をして過ごしてました。


楽曲制作

デモバージョンとは言え、夏ぐらいから、ひとつ、ひとつの言葉、メロディ、ギターのアレンジなど、自分なりにこだわった楽曲が生まれ始めました。
自分の作品を待っているみんなのことを考えると、常に前作のクオリティを超える楽曲を作らないと、自分の成長にも繋がらないと思い、たくさん頭を悩ませたり、弾いたことないようなフレーズを練習したりしました。
皆さんは2024年の配信曲の中だと、どの曲が好きですか?


2025年を迎えて


2025年、どんな一年になるのか?
高校を卒業して、4月から上京することも含め、間違いなく大きく変化する1年だと思います。

絶対に変化を恐れたくないです。
どんなことにもチャレンジして
まずは、2025年3月30日、北海道で放課後シンガーソングライターとして活動した集大成のワンマンライブ、ここに向かってまた走り出します。
ぜひ、皆さんそんな湊ゆずを見届けてください。
そして、湊ゆずの音楽が常に身近な存在であり、時には皆さんを勇気づけたりすることもできたらいいなー、、なんて思ってます。

皆さんにとっても、2025年が素敵な1年になりますように。


【INFORMATION】
■ Live Event
1月19日(日)島村楽器presents 「アコースティック フェス2025」@ 札幌PLANT
3月30日(日)サード・ワンマンライブ「The Departure 2025 〜 I ♡ HOKKAIDO 〜」@ 札幌PLANT

■Regular Event
「おんどこでおっちゃんこ」@ 音楽処
1月26日(日)15:15
2月16日(日)15:00
3月16日(日)15:00

路上の寒い季節
音楽処にちょこっと間借りのぽかぽかライブ〜
入場も観覧も無料


■Regular Program
STVラジオ「吉川のりおのスーパーLIVE」毎週月曜日17:15〜18:00 レギュラー出演

■Web連載
「Moula HOKKAIDO」 https://moula.jp/mouler/minatoyuzu.html

■Web / SNS
Amuse HP:https://www.amuse.co.jp/artist/A8981/index.html
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この記事を書いたモウラー

ゲストモウラー

湊ゆず

放課後シンガーソングライター
小学2年生の頃から姉の影響で、歌・ダンス・お芝居を習い始め、様々な音楽と出会い12歳で歌手を目指し、14歳になると幼少の頃から「楽器を演奏しながら歌ってみたい」という思いからアコースティックギターを手にして、15歳から弾き語りでオリジナル楽曲を書きはじめる。