
【連載VOL.69】KOREA DO?ソウル編【カフェから見える巨大な滝!都会で自然を感じる穴場スポット】
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カジャ!コリアでは、韓国在住の皆さんからライブ感あふれる情報を毎週配信!
今週は、北海道新聞社ソウル支局 玉邑記者のコリア通信です。
滝の流れる音を聞きながらぼーっと過ごせる特別なカフェ
ソウル北部にそびえる北漢山(プッカンサン)から漢江(ハンガン)に通じる弘済川(ホンジェチョン)沿いで、不思議な光景に出合うことができます。
若者の街として知られる繁華街の弘大入口駅近くからバスで12分ほど。
住宅街や高速道路にほど近い街の真ん中に、突如として巨大な滝が現れるのです。
これは2011年に整備された人工の滝で、高さ25メートル、幅は60メートルもあります。
「弘済川人工滝」や「弘済滝」と呼ばれています。
目の前で大量の水が落ちていく姿は、想像以上に迫力があります。
滝の向かいには、地元自治体の西大門区が運営する「카페폭포(カフェポクポ)」という名前のカフェがあります。
ポクポは韓国語で滝を意味する、そのままのネーミング。
ドーム状の温室で温かくくつろげる席や、滝を目の前に感じられるテラス席、室内のソファー席などがあり、滝を眺めながらコーヒーやお菓子を楽しむことができます。
ソウルの1月は、日中でも気温がマイナスの日が多くあります。そんな日に訪れると、凍りついた滝の間から、溶け出した水が落ちている幻想的な姿を見ることができました。
うんと気温が下がった日には滝全体が凍りつくこともあり、韓国のニュースでソウルの冷え込みを象徴する写真として使われています。
周りの自然に溶けこんでいるので、四季によって表情を変えるのも魅力です。
人工の滝ですが、水が落ちる音がはっきりと感じられます。
韓国ではたき火を眺めてボーッとすることを、火の불(プル)と、「ボーッとする」を意味する「멍하다(モンハダ)」とを合わせて「불멍(プルモン)」と呼んで、忙しい現代人に人気ですが、ここは滝を眺めてボーッとする「폭포멍(ポクポモン)」で人気を集めているとか。
川沿いに遊歩道が整備されているので、散歩しながら、ふらっと眺めに訪れる地元の人たちのほか、外国人観光客の姿も目立ちます。
交流サイト(SNS)を通じ、人気になっているといいます。
都市の魅力にあふれるソウルですが、少し疲れた時に観光でこの場所を訪れると、癒やされるかもしれません。
ソウルで滝を見ながら、ぼーっとするのも悪くありませんね。
ソウル支局の玉邑さんによるコラムは、今回で最後となります。
カジャ!コリア第一号の記事から始まり、貴重なソウルの「いま」を長らくご執筆くださり大変ありがとうございました。
ーカジャ!コリア編集部ー

