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【実録】狸小路5丁目に3日間暮らしてみた(後編)

【実録】狸小路5丁目に3日間暮らしてみた(後編)

ある日狸小路を歩いていた時のこと、「もしもこの商店街の中だけで暮らしたらどんな生活になるんだろう?」と思ったことがきっかけで、先日の海の日の三連休を使って実際に3日間狸小路内で暮らしてみました。

本記事(前編)では、狸小路で暮らす人を勝手に「狸人」(タヌキビト)と名付けて、狸人に向いているタイプの紹介と、生活拠点を5丁目に設けたお話を紹介しました。
※まだ読んでない方はぜひ本記事(前編)も読んでみてください!

(後編)となる本編では、実際にどのように狸小路で三日間暮らしていたのかを紹介していきます!


狸人には“ゲストハウス”がお似合いです!

狸小路内にはいくつかホテルがありますが、なんと5丁目内には3つのホテルがあります。
今回はゲストハウスを生活拠点にしました。


ホテル&ホステル グリッズ札幌

最近のゲストハウスは綺麗でおしゃれなところが多く、快適&リーズナブルに利用できるのでおすすめです!今回の生活拠点にした「ホテル&ホステル グリッズ札幌」はビジネスホテルとゲストハウスの融合型のホテルです。

ドミトリータイプの部屋から個室まで揃っているので、人数や用途に合わせて選択肢は多いです。
今回は1人なのと、コストを抑えたかったのでドミトリータイプを選びました。

一般のホテルと同様に、個室部屋のラインナップも豊富です。
ドミトリーが苦手な方は個室を利用されると良いと思います。

ゲストハウスの良いところは、設備や共有スペースが充実しているところです。チェックイン後に自分のベッドスペースに荷物を置いたら、PCを持って宿泊者なら誰でも自由に使える共有スペースに行って、コーヒーを飲みながらまったり休憩しました。このスペースは「COMMON LIVING」という名前で、その名の通りみんなで一緒に使うリビングのようなスペースです。



仕事したり、ゲームしたり、ソファーで昼寝をしたり。みんな自由に思い思いの時間を過ごします。


パーティゲーム以外にも、カードゲームやボードゲームなども用意されているので、複数人で利用すると盛り上がりそう。


ゲストハウスは共有キッチンが備わっているところがほとんどですが、ここはリビングスペース併設でオープンキッチンがあります。流し台はもちろん、電子レンジ、トースター、炊飯器、鍋、フライパン、食器類多数に、カトラリーなど自炊するために必要なものは全て揃っていますので食材を買い込んで自炊で過ごすこともできます



リビングスペースを書斎代わりに、企画書を作ったり、原稿執筆をしていましたが、とても作業が捗りました!
飲み放題コーヒーのクオリティが高く、さらに可愛いマグカップも揃っているので、自ずとテンションが上がります(笑)朝から夕方までここにこもって作業をしていましたが、時間が経つのがあっという間に感じるくらい集中できました。


窓からは、狸小路を行き交う人の姿が見えて、なんとも不思議な感覚になります。


朝から仕事をして、ランチを食べに出掛けて、また戻って夕方まで仕事をする。という規則正しい生活をしていました。札幌市内にいながら「ワーケーション」しているようなイメージです。改めてクリエイティブな仕事をやっている方にはピッタリな空間だな〜と感じました。

狸人ビギナーの方に5丁目がおすすめな理由

5丁目には大手のビジネスホテルもありますので、滞在スタイルに合わせて生活拠点を選べるのもおすすめの理由ですが、他にもおすすめポイントがあります!それはスバリ「食」です。とにかく5丁目には飲食店が多い!いろんなタイプの飲食店が軒を連ねています。私が滞在したゲストハウスの一階も串揚げ居酒屋で、ランチも食べられますし、昼飲みもできます!


近くの店で、ランチに食べたハンバーグもめちゃうまでした!(笑)


そのほか洋食、鉄板焼き、餃子、焼き肉、寿司、スイーツ専門店など、昼でも夜でも、いつでも美味しいご飯が食べられます。「HUGイート狸小路横丁」もあって、韓国料理、ラーメン、焼きそば、中華料理、バインミー専門店も揃っています。





飲食店ビルもあるので、昼も、夜も、飲みも確実にそつなくフォローしてくれる場所です(笑)


とにかく食べ物に困ることはありません。もちろん各ホテル内でも食事可能です。
宿泊と食事が充実という視点でも5丁目はおすすめ生活拠点といえます。

5丁目エリア外になりますが、すぐ近くにコンビニが3軒あります。5丁目内にサツドラの大型店があり、薬以外にも食料品や日用雑貨も取り扱っているので滞在中はコンビニ代わりに利用していました。

さらに5丁目には「映画館」(サツゲキ)まであるのです!!!
私のような映画好きにはたまりません!!今回の滞在中も、仕事前や仕事後に毎日映画を観ていました。


サツゲキは、今回宿泊したゲストハウスの斜め向かいにあり、まるで自邸マンション直下のコンビニにサンダルで買物に行くようなノリで、超お手軽に映画を見ることができる素晴らしい環境!(笑)

上映時間ギリギリに出発しても間に合う手軽さがクセになり3日間で5本も映画を観ました。朝や夜遅めの時間帯の映画でも気軽に見ることができます。サツゲキでは、朝と夜に割引サービスがあり、通常1900円のところ1300円で見ることができます。こんなサービスを享受できるのもこの立地ならではのメリットです!


あまり必要ないかもしれませんが、多彩な種類のガチャを揃えているガチャ専門店や、UFOキャッチー専門店もあります(笑)




謎に約ネバの自販機もあります。
約束のネバーランド「ウーゴのイソギンチャク水」が買えますよ!



狸小路5丁目で3日間暮らしてみたまとめ

今回は非日常の中で「楽しみながら仕事をする!」というテーマで暮らしてみました。ゲストハウスを拠点に、仕事をしたり、ゲストハウスに滞在している人たちとおしゃべりなどをして過ごしましたが、3日間があっという間でした。

人生で数えきれないほど通っている狸小路ですが、こうやって暮らしてみると、今まで感じることのなかった町の表情や気配と出会うことができ大満足の3日間になりました。

この3日間を振り返り「狸人」として、さらに5丁目限定で過ごすとしたら、
以下の点がおすすめとして挙げられます。

  1. 宿泊施設が充実している
  2. 飲食店の種類も数も圧倒的
  3. 映画館があるので映画好きにはたまらない
  4. 日用品や食料品もドラッグストアで購入できる

私の場合は5丁目から一歩も出ることなく、5丁目限定で暮らしましたが、それでも十分に楽しむことができました。さらに生活圏を1丁目~7丁目まで広げることで、楽しみ方の選択肢も増えて、いろんな「暮らし方」と出会えるはずです。こうなったらこの企画をシリーズ化して、今後も継続的に狸小路で暮らすしかないですね。(笑)
2023年4月には狸小路3丁目にタワマンが登場予定とのことなので、皆さんも一足先に「狸人」になって、狸小路の暮らしを体感してみてください!


この記事を書いたモウラー

編集長

aotona

MouLa HOKKAIDOの編集長です。
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