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【札幌 狸小路5丁目】ジャズ喫茶 ジャマイカ ( Jamaica)に行ってきました ~ その2

【札幌 狸小路5丁目】ジャズ喫茶 ジャマイカ ( Jamaica)に行ってきました ~ その2

ジャズ喫茶についておさらい

他人に迷惑をかけない、このルールさえ守っていれば、ジャズ喫茶において居心地の良さを感じることができます。
その他詳しいことは、前回の記事でご紹介していますので参考にしてください


ジャマイカ ( Jamaica)の基本ルールのおさらい

・リクエストは一人につきレコードの片面1回まで
・ジャズ以外のリクエストはしない
・入店する時は何か飲み物をお願いしましょう
・大体レコード片面でコーヒー1杯、長居する時はその分追加注文しましょう

ジャマイカ ( Jamaica)の店内の様子


2万枚を超えるレコードは毎回ワクワクさせてくれます。


圧倒的な存在感を放つパラゴンです。


改めてみるとすごいシステム構成です。

今回のリクエストさせていただいたレコード


今回はオーネット・コールマン・トリオ (the ornette trio ) の ”ゴールデン・サークル” ストックホルム ボリューム 1 ( "golden circle" stockholm volume one ) のA面を聞かせていただきました。やっぱりブルーノートはいいですね!

1950年代末、フリー・ジャズの提唱者オーネット・コールマンはジャズ界に旋風を巻き起こしますが、一時引退。数年後に復活して欧州ツアーを開始し、これはその頂点となったストックホルムでの実況録音盤で、各国で音楽賞に輝いた傑作です


今回はアイスコーヒーをお願いしました。外は30℃越えです!店内はちょうどよい温度でした。


レコードを回すとこのような感じになります。


奥様にレコードをかけてもらいました。今回はちゃんと動画を撮影しています。
さて、演奏開始

前回はリラックスして聴ける曲でしたが、今回は少し緊張感を持ちつつもリラックスして聴く曲を選んでみました。
ライブ盤だけに緊張感が伝わってきます。ちなみにボリューム2もあります。


演奏終了!素晴らしい内容でした。
お会計後、少しだけワディアのCDプレイヤーを聞かせていただきました。
さすが家にあったCDプレイヤーと一桁違うお値段!濃厚な音を奏でていました。


名残惜しいですが、満足させていただいたのでお店を後にいたしました。
次は何を聞かせてもらおうかワクワクしながらジャマイカの扉を振り返りました。

道案内(地下鉄すすきの駅方面 南3西5丁目 ~ 店舗前)






ビルの正面にはnORBESAがあります。
屋上の観覧車が有名ですね!




こちら側のエレベーターは9階まで行くことが出来ます。
4階のドアが開いたら目の前に店舗の扉が見えます。


Jamaica (ジャマイカ)

住所
札幌市中央区南3条西5丁目3条美松ビル4F
電話番号
011-251-8412
営業時間
13:00~23:45
定休日
日曜日
備考
席数 19席(カウンター席のみ)
喫煙 可能
メニュー コーヒー600円から アルコール類もあります ※18時以降はショットチャージ300円が加算されます
レコード約20000枚 CD約6000枚
地下鉄南北線「すすきの」駅徒歩3分

後書き

2回目の訪問です。直前まで何をリクエストするか?中々決められず、いま一番聴きたいレコードは何か?と考え、ブルーノートの中でも特にお気に入りの1枚にしました!ブルーノートというレーベルは数々の名盤がありますが、自分の中でも五本の指に入るオーネット・コールマン・トリオです

普通トリオというとピアノ、ベース、ドラムを指すのですが、オーネット・コールマンはピアノを外し、テナーサックスを入れました。やはりレコードで聴くと、ライブ録音独特の緊張感が伝わってきます。CDや配信音楽でも聴きましたが、緊張感を感じ取ることは有りませんでした。レコードならはでの「何か」があるんでしょうね。

ずいぶん前にネットで読んだ記事なんですが、とある大学でこんな実験をしたそうです。
CDとレコードの同じ曲を曲を聴いて、そのとき、脳波に変化はあるのか?という実験。CDでは脳波に変化はなかったそうです。次にレコードをかけてみると、リラックスしている波形になったんだそうです。

なんで同じ曲なのに脳波に変化があるのかは分からなく、今も研究中だそうです。確かに私も同じ曲をレコード、CD、ハイレゾ、配信でも聴きましたが、レコードが一番リラックスできました。こういった実験は中々面白いですね!いつかは解明されるのでしょうが、今から楽しみにしています。

では、次回をお楽しみに


この記事を書いたモウラー

モウラー

kimotea

音楽にハマり25年ほど経ちました。今でも毎日真剣に向かい合っています。好きなものは他にも漫画、アニメ、文学などいろいろあります。皆さんにも自分の「好き」なものがあると思います。自分の「好き」なものがもっと好きになれるきっかけが作れるようなきっかけになるような情報を発信していこうと思っています。