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北海道で暮らすなら知っておきたい雪かきのコツ

北海道で暮らすなら知っておきたい雪かきのコツ

北海道の1月、2月は例年降雪量が増えるため特に雪かきが大変になる季節です。自宅前の雪かきはもちろんのこと、屋根の雪庇を落としたり、物置などがあればさらに除雪範囲は広がります。積雪のたびに必要ですし、降雪量が多い日は、一日に数回やることも珍しくありません。雪かきはとっても面倒な作業ですが北海道で暮らすためには必要不可欠な作業。そこで今回は、ハードな雪かきが少しでも楽になるような「心得&コツ」をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください!

雪かきのための心得


道具を揃える

作業の目的や雪質に応じて適切な道具を使い分けましょう。雪かきの作業は大きく分けて「除雪」と「排雪」に分けられます。さらに細かく分けると、積もった雪を切り出す作業、雪を寄せる作業、雪を遠くに運ぶ作業など、雪かきの目的は様々です。また降ったばかりの新雪はふわふわで軽いですが、時間が経つと固く締まって重たくなります。北海道内のホームセンターでは、雪かきの用途ごとに、様々な道具が揃っています。作業目的や雪質に応じて除雪道具を使い分けると作業効率が高まります。


体力を整える

雪かきは体力勝負の身体活動で、全身の筋肉を使います。もしもあまり体調がすぐれない時には無理せず、十分に体力がある時にやるようにしましょう。雪かきの運動量や特徴をよく理解し、自分の体力も把握した上で、無理せずにやることが大切です。

実はトレーニングにもなる!?

前述の通り、雪かきは「体力勝負」の作業なので、言い換えるなら、雪かきを日々の体力作りのための「トレーニング」として活用することもできます。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」によると、例えば、スコップでの雪かきを30分やることで、18歳〜64歳の人が必要な一日当たりの身体活動量をほぼ満たすことになるそうです。厄介な日々の雪かきも、視点を変えることで、ポジティブに向き合うことができるかもしれませんね。

雪かきのコツを習得する


必見!雪かき10箇条

雪かきは重労働に加え、同じ作業を何度も繰り返すので、面倒くさく、キツイ作業ですが、コツを抑えてうまく付き合うことでモチベーションも高まり、辛さも軽減できるようになります。北海道に住むならぜひ覚えていただきたい「雪かき10箇条」をご紹介します。


①準備運動・整理運動をしっかりと行う

雪かきは想像以上に肉体労働なので、重い雪を動かす際に力むと、血圧や脈拍が急激に上がることがあります。体への負担を軽減するためには、作業開始前に「準備体操」をするようにしましょう。除雪作業は特にふくらはぎに血液が集中しがちなので、作業後の体のケアも大切になります。急に作業をやめると、下半身に溜まった血液が上半身(心臓や脳)に行き渡らず、貧血になる場合があります。下半身の血液を体全体に循環させるイメージで「整理運動」を行うのもポイントです。


②万全の服装で作業をする

雪が降っている中での作業時はもちろんですが、スコップなどで掻いた雪が舞って体に着くことが多いので、雪かき時には防水素材の温かいアウターを着用します。また雪かきをしていると体が温まり汗もかきますので、作業中に体温調整がしやすいように重ね着がおすすめです。吸水性が良く、乾きやすい素材の下着も着用するようにします。もちろん、雪が入らないような長靴、手袋や帽子やヘルメットの着用も必須です。


③体全体を使って雪かきを行う

雪かきをする際は、単に腕の力に頼るのではなく足と腰も使うようにします。特にスコップを使う際は、足と腰の力を使うとより効率的です。雪を持ち上げる時には背筋を伸ばし膝を曲げ、全身を使って持ち上げましょう。また、スコップで雪を掘る際には、雪山に近づくと力をあまり使わずに済みます。スノーダンプを使う場合は上半身に力を入れずに、腰を使って進むのがポイントです。


④体をひねりすぎない

雪を捨てる際に体をひねると腰の痛みの原因になることがあります。雪を後方に投げる必要がある時は、腰をひねらずに投げたい方向に体を向けその方向に向かって雪を正面に捨てるようにしましょう。腰への負担を軽減し、怪我のリスクを減らすのに効果的です。


⑤無理をしないペースで作業する

雪かき作業は見た目以上に体力を使う重労働です。特に大雪や除雪車が残した硬く重い雪を処理するのは大変です。短時間での作業完了を目指すような過度な労働は避けたほう良いです。最初から激しい作業は控え、徐々に身体を慣らしていくことが肝心です。焦らず、余裕を持って雪かきを行いましょう。


⑥体調管理はしっかり

体調を管理し、疲れている時や風邪をひいている時は激しい作業を避けましょう。作業中はこまめに水分を取ることが重要です。体に何か異常を感じたらすぐに作業を止めて休むべきです。いかなる作業も、焦ることなく安全に進めることが大切です。


⑦2人以上で作業を行う

除雪作業中は、突然体調が悪くなったり、屋根からの雪の落下、除雪機による事故など、さまざまな予期せぬトラブルに見舞われることがあります。安全を確保するためにも、なるべく2人以上で作業を行うことをおすすめします。また作業に取り掛かる前には、家族や近隣の人々に知らせておくようにします。非常時の連絡用として携帯電話を持参することもお忘れなく。


⑧周りの状況を十分に把握する

北海道では屋根からの落雪や融雪槽への転落による事故が毎年報告されています。雪かきを行う前に、その建物の屋根の形状や融雪装置の位置を把握することが重要です。またボイラーやFFストーブの排気口が雪で塞がれると一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。安全を確保するためには排気口周辺の雪もこまめに確認し、除雪することが肝心です。このような注意点を心に留め、冬の厳しい環境下での安全を守りましょう。


⑨気象情報に注意を払う

事前に必ず天気予報をチェックして、悪天候時の除雪作業は避けましょう。夕方の予報を確認して、もしも明朝雪が降ることが予想される場合、少し早起きして余裕を持った行動を心がけましょう。激しい降雪時は短時間予報やレーダー画像を参照して、降雪がいつまで続くかを把握し適切なタイミングで除雪を行うようにします。晴天で気温が上昇する時は屋根からの雪落ちに注意が必要です。軒下に無防備に近づくのは控えるようにしてください。


⑩使いやすい除雪道具を選ぶ

前述でも触れましたが、雪かき作業用に様々な種類の道具があります。雪質や作業の目的に合った道具を選ぶことが大切です。柔らかい新雪から硬く固まった雪まで異なる雪質が存在します。雪質に合わせた除雪道具を選ぶことで、作業の負担を軽減し効率的に作業を進めることができます。

最後に

北海道の雪かきを効率的かつ安全に行うためには、適切な道具選び、天気予報の確認、体調管理、そして安全な作業方法の実践が鍵となります。これらのコツを生かしながら、北海道の厳しい冬を乗り切りましょう!


この記事を書いたモウラー

編集長

aotona

MouLa HOKKAIDOの編集長です。
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