北海道大学宮澤選手の記者会見に潜入！【野球バカの賢くない野球生活】#8

先日行われたプロ野球ドラフト会議で、北海道大学の宮澤太成選手が西武ライオンズに５位指名を受けました。
北大で記者会見が開かれ、野球バカ（僕）も出席してきました。いや～、なんか緊張しました。別に野球バカが取材を受けるわけじゃないんですけどね。

このMouLaに野球ネタを書いているご縁でお誘いいただき、生まれて初めて記者会見というものに臨みました。
野球バカも含めてなかなか普通の人はこういう場に出席することはないと思うので、宮澤選手の会見での様子と、会見がどんな風に進むかも含めて皆さんに報告したいと思います。

会見は北大の事務局で行われました。

会見開始時間１５分前に会場に入ってみると、報道の皆さんが早くもスタンバイ。
さすがプロですね～。野球バカとは心構えが違います。

ひな壇も用意され、開始前に事務局から会見の説明がありました

さあ、定刻になり、いよいよ始まります。

本人の他、北大の寶金総長、山口副学長、秋野監督が入場、まずは４人で報道陣が写真を撮る時間です。
いろんなポーズのリクエストがあります。
野球バカも報道の皆さんの邪魔をしないように恐る恐る横の方から撮ってみます。

ドラマなんかでは見たことありますが、本当にこういうことやるんですね。そりゃそうか。

宮澤太成　1999年生　24歳
2018年　長野県立長野高等学校卒業　
2019年　北海道大学総合教育学部（法学部）入学
2024年　同法学課程総合法政コース卒業予定

なんですが、宮澤選手は1年留年しているため、2023年は北大野球部では出場できず、独立リーグの徳島インディゴソックスでプレーしてたんですね。しかし、そこ行きますか！
ライオンズの指名では、宮澤選手の所属が徳島インディゴソックスだったので分かりづらかったかもしれませんが、れっきとした北大在学中の学生なんですよね。
身長185ｃｍ、体重95㎏で胸板が厚くてやはりゴツイですね。

まずは寶金総長の挨拶です。野球部は明治34年創設だそうで、120年目にして北大生としては初めてのドラフト指名なので本当にうれしかったでしょうね。
総長の言葉で印象的だったのが「新しいドアを開けると、宮澤選手のように自分も出来ると思って次の人が出てくる」とおっしゃってました。
野球バカが最近これを実感したのが、近代野球ではもう無理なのではないかと思われていた完全試合を、去年マリーンズの佐々木朗希が28年ぶりに達成した後、完全試合をやりかけた投手やノーヒットノーランを達成した投手が次々に出たことを思い出しました。

そういえばこないだＮＨＫの「北海道道」でもやっていて、野球バカが先日時計台に行った時にも展示を見たのですが、北海道大学の前身の札幌農学校の米国人教授ペンハローさんが野球をしたのが北海道の事始めだったそうですね。

テレビや新聞、ネットでいろいろな報道機関で今回の会見の宮澤選手のことが報道されたと思いますが、野球バカが会見中に宮澤選手のコメントでいくつか印象に残った発言がありましたのでご紹介します。

Q.目標とどんなピッチャーになりたいですか
A.まずは開幕１軍、そして1年でも長くプレーしたいです。理想のピッチャーは勝ちパターンの試合で7回～9回で1イニング投げ、ファンの人達に宮澤が投げれば大丈夫という投手になりたいです
Q. フォークボールが得意球ということですが、たくさんある変化球の中でなぜフォークだったのですか？
A.現在活躍しているプロ野球選手を見ると、千賀選手や宇田川選手のようにフォークの良い投手が活躍していて、これを磨けばスカウトに評価されると思いました
Q.普段大切にしていることは何ですか？
A.自分の出来ることを徹底してやるということです
Q.なぜ北海道大学を選んだのですか？
A.大学では野球と勉強の両方を頑張りたいと思った時に、勉強は当然トップクラスですし、2010年の大学選手権ベスト8を知っていたのと、自分で考えて行動することに重きをおいた大学だと思ったからです

野球バカも質問したかったのですが、プロの報道の皆さんの的確な質問に出る幕は全くありませんでした～

ということで投球フォームでの写真を撮り、質問タイムが終了しました。

最後に報道陣の囲み会見が行われました。ここで公式の質問以外のことを聞くのです。
宮澤選手、あっという間に文字通り囲まれました。出遅れた野球バカは遠くから見るだけでした。質問もできませんけどね。
遠いのとマイクを使わないのでよく聞き取れませんでした…。記者失格…。

ということで、いい体験をさせてもらいました。宮澤選手はリーグも同じなのでエスコンフィールドで投げてみたいとも言ってましたよ。
早めに1軍に上がって北海道に凱旋してほしいですね。ガンバレ、宮澤選手！！

野球バカでした～。ではまた。