プロ野球がやってないという地獄【野球バカの賢くない野球生活】＃10
野球好きの皆さん、お元気ですか？ って、元気なわけないですよね、
プロ野球のない地獄の季節に突入しましたからね。
今回は野球シーズンが終了する１１月からキャンプが始まる２月までの約３カ月を野球バカ（僕）が毎年どう乗り切っているのかをご紹介します。
対策① 映像を見まくる
テレビ
これが王道、というか手っ取り早い対策ですよね。
テレビは特に年末年始に今シーズンの特集をたくさんやりますので楽しめます。
今シーズンのダイジェスト放送はもちろん全部見ますし、毎年恒例の「プロ野球戦力外通告」とか「プロ野球！クセ強ベストナイン」や「出川哲郎のプロ野球順位予想」などは必見ですね。
で、野球バカのオススメはNHKで毎週月曜日に放映している「球辞苑」です！
野球好きの皆さんならば一度はご覧になったことがあると思いますが、何といっても凄いのは各回のテーマが凝りに凝っているのです。
例えばこんなのとか
こーんなのとかですね。しかし、誰がこんな細かい数字を測っているのですかね？
今年のシーズンオフのこれまで放送されたテーマは、「ロジンバッグ」「挟殺」「投球間隔」！！そして現役選手やOBが登場するのでリアル感満載です。
過去には「ノック」「ど真ん中」「九番打者」「ベースコーチ」「打撃投手」などマニアックなテーマが取り上げられています。
この番組は、野球シーズンが終了すると放映が始まって、シーズンに入ると放映が終了するんです。野球好きの心理をよくわかっています。
ネット
まぁ、これも楽しいですね。野球バカは好きなチームの今年のサヨナラ試合特集や、ホームラン特集など良かった時の映像を繰り返し見ますね。辛かったシーズン中のことを忘れることができるのです。
ファイターズファンの皆さん、連続最下位のうっぷんを晴らすのは、こんな映像を見て辛かったことを忘れるに限ります！
対策② ストーブリーグを楽しむ
FAやトレード
今年はMLBで大谷のFAと巨額契約で毎日大騒ぎでしたし、更に山本由伸、松井、今永、上沢の契約球団の推理で例年にも増して楽しかったですよね。そして、国内でもトレードやFA移籍、現役ドラフトなど選手の動きが活発でしたね。まぁ、山川や中田翔のような移籍もありましたし、例年より本当に話題が尽きなかったですね。こういう年は、野球がやっていないという寂しさが紛れてとてもいいです。
ファン感謝デー
各球団だいたいシーズンが終了した１１月下旬くらいに開催するのですが、現場に行くのも楽しいし、ネットで見るのも楽しいですね。
物まねや運動会チックな催し物満載で楽しいですよね。ちょっと恥ずかしいのもありますが…
対策③ 同好の士と語り合い、来たるシーズンを妄想する
もしかしたらこれが一番楽しいですかね。今年良かった選手や期待外れだった選手、来シーズンの展望を話し始めると何時間あっても足りません。もちろん他球団の要注意選手や悪口にも花が咲きます。
野球バカはベイスターズファンなのです。
対策④ 野球関連本を読みまくる
シーズンが終わると無性に野球関連の本を読みたくなりますね。
ちなみに私が過去読んだ野球本ベスト5は、
１位 完全試合－１５人の試合と人生 （北原遼三郎著 東京書籍）
槇原までの１５人の達成者の試合の詳細とその後どんな人生を歩んだか全員へのインタビュー。とてつもない労作です。
意外な共通点があったり、人生の成功者もいれば永久追放になった人もいるし、あと一人で達成を逃した人の話もあったりして名著ですね。
２位 魔球の伝説 （吉目木春彦著 講談社）
カーブを初めて投げたピッチャーの話とか、強烈な直球投手だった阪急ブレーブスの山口高志など、あまりスポットライトを浴びてこなかった選手の話が多くてとても面白いです
３位 ただ栄光のために－堀内恒夫物語 （海老沢泰久著 新潮社）
野球バカはG党ではなく堀内さんはあまり好きな選手ではなかったのですが、堀内さんの意外な面がたくさん書かれていて少し好きになりました。
何より著者の文章が、まるで自分が球場で観戦しているかのような臨場感で凄いですよ。
４位 清原和博への告白 （鈴木忠平著 文春）
甲子園で清原に本塁打を打たれた全投手のインタビュー。
清原さんが覚せい剤で服役している時の出版だったのですが、全員が清原と対戦できたのは生涯の思い出で、早く更生してほしいと言っており、野球バカは年甲斐もなく号泣してしまいました…
５位 いつの空にも星が出ていた （佐藤多佳子著 講談社）
弱い時も強い時も常に応援し続けるプロ野球ファンが主人公の短編物語。ベイファンにとってはバイブルですね。
特に一話目のホエールズ時代の激弱だった頃の話は自分が重なってジーンときました。
対策⑤ 他のスポーツに逃げる
野球バカが野球の次に好きなスポーツはサッカーなのですが、Jリーグも１２月上旬に終わってしまうので、今冬はバスケットを見ようかと思っています。
今まであまり見てこなかったのですが、大みそかに地元のレバンガ北海道を見に行ってきました。
会場は豊平区のきたえーる。
初めてのバスケット観戦だったのですが、とにかく点が沢山入るので面白いですね。
応援も野球やサッカーとは全然違います。
意外と言っては失礼ですが、飲食店も充実してて、何と客席にはビールの売り子さんも来ます。
もちろんビールに目のない野球バカは飲んじゃいますな～。
本当は大好きなアイスホッケーを観戦したいのですが、札幌にチームがないので…。
ニトリさんやサツドラさんがチームを持たないかなと夢想する毎日です。
あとはテレビで正月の箱根駅伝や高校サッカー、ラグビーを見て過ごしますね。
では皆さん、ガマンもあと約1カ月です。地獄の時間をできるだけ楽しく過ごしましょうね！
ところで、野球バカは２月上旬にベイスターズのキャンプを沖縄の宜野湾に見に行く予定です。
ファイターズの名護キャンプには行くかどうか分かりませんが、キャンプレポートをお楽しみに！