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【積丹町】神威岬に立つ!念願の積丹ブルーに感涙

【積丹町】神威岬に立つ!念願の積丹ブルーに感涙

『一度は自分の目で、積丹の青を見てみたかった!!』
念願の青を浴びに行ってきました。
皆さんに、積丹ブルーのお裾分です(^o^)

念願の初積丹。快晴だ!万歳!!

「いよいよ来たぞ!来ることが出来たぞ!」
神威岬の駐車場に着いた時の、謎の武者震いと鳥肌。力み過ぎで、我ながら笑えました。
一度は行きたい、積丹ブルーを見たい。と思いつつ なかなか実現出来なかった積年の念願が叶ったのは6月下旬 快晴の午前。
万感の思いで 深呼吸して参りました。

では、今後行かれる方の参考になれば、と
画像多めにレポート致します〜☆

準備OK〜?

「一度は見たい」と思っているなら、
元気なうちに行くべし。

日頃 スポーツなどやってないもので、体力が落ちてて なかなかしんどかったです。(あくまで個人の感想ですが^_^;)

途中、ご老人にも すれ違いましたが、
渋滞を作ってしまっていました。
同行されていた方も恐縮しきりでした。

一発で積丹ブルーが見れるとは限らないから
今日が貴方の1番若い日!行くなら一日も早く!!
を、おすすめ致します。

残念ながら、自力で歩ける方しか突端まで行けません

車椅子、ベビーカー利用者などは女人禁制の門からの景色を!!
女人禁制の門までは、かなりの登り坂ではありましたが 舗装されています。
女人禁制の門まで上がれば、壮大な神威岬を眼下に 抜けるような積丹ブルーを楽しめると思います。
(登りも下りも 単独だと厳しいかも知れません)

詳しく書かれた記事を見つけました。
ご参考になさって下さい。


天気予報をチェックしよう

広い北海道。道民でも快晴の神威岬から臨む積丹ブルー経験者は多くはないのでは?と思います。
もし晴れた日に行く事ができたら、全力の積丹ブルーを味わうことが出来るでしょう〜♪
天気予報を要チェック!てるてる坊主の力を借りるのも良いかもしれませんね(^_−)−☆
悪天候の場合は中止もご検討下さい。


遊歩道入口付近のモニュメント。「風に吹かれて しゃこたんブルー」気分が上がりますね♪

調べたところ、女人禁制の門から神威岬の遊歩道の先端まで往復40分とのこと。

私はのモニュメントを出発して、また戻って来るまで43分でした。出発は9時過ぎ。
道中ほとんど渋滞無しで この時間です。
時期・時間によっては混み合いますので、プラスαで余裕のあるスケジューリングを!!
細道なので押し退けて進む事や、急いで行って帰って来るのは、ほぼ不可能でしょう。

もちろん途中にトイレなどありません。
出発前に公衆トイレで済ませておきましょう。

潮風を浴びると喉が渇きます。渇くと疲れます。
水分補給をお忘れなく!

歩きやすい靴を履いて行こう!

何人か ビーチサンダルの若者や おしゃれなお姉さんがミュールで歩くのを見ました。
「足、痛いでしょう?厳しいよね」と思いながら見てました。
割と険しい遊歩道を進みます。階段もあります。
爪先は守った方がいい。絶対に。


出発地から見える範囲の道。ずっと舗装された道だと思ったら泣きを見るぞ

荷物は手に持たない。帽子は飛ばされない工夫を!

途中で、両手で「手すり」を掴みながら進んだ方がいい場所もあります。
バリバリの体育会系なら 手すりは不要かも知れませんが、
「よっこいしょ・どっこいしょ」に心当たりがある方は、荷物はリュック斜め掛けショルダーくらいまでにしておきましょう。
(他の荷物は車内に置くか、預ける手配を!)

陽射しが厳しくても日傘は無理があります
風が強かったり突風もあります。
帽子は飛ばされない工夫を!!
(たぶん、2度と手元には戻って来ません。
飛んで行った帽子は諦めた方が良さそうです。)

神威岬の突端、展望台広場を目指す!
いざ、歩くぞ!


この地図の所要時間は、あくまで目安です

チャレンカの小道
女人禁制の門の先 約800メートルを、
景色を楽しみながら進みます。風がいい。空気がうまい。最高です♡でも足元には注意を!

途中、人1人分の幅しかない場所があり
状況を見ながら 譲り合う必要があります。
列に並び 待つしか方法はありません。
だからこそ、人の少ない時間帯を狙って行く方が楽しめると思います。
私は、すれ違う方に「おはようございまーす」と声を掛けていただいたのが、なかなか楽しかったです(^^) 「袖振り合うも多生(たしょう)の縁」ですね。

女人禁制の門をくぐる


今は誰でも門の先へ行けます

神威岬に向かう丘に、女人禁制の門があります。それは一体なぜなのか?

チャレンカ伝説
「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残し海に身を投げてしまったチャレンカ。
その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地に。
この決まりは明治時代初期まで続きました。

詳しくはこちらのチャレンカ伝説をお読み下さい


神威岬の突端まで行くと見えるのは神威岩
(義経を失った悲しみから身を投げたチャレンカの身体が石に変わったもの、と伝説があります。)
積丹ブルーの海に佇み、今もなお恋しい人を想っているのだとか。

では、神威岩を見に 歩を進めましょう。


門をくぐった先から見える景色。見て!海の青さ。

夢中でここまで来て、やっと波の音に気付く。
さっきから聞こえていたのだろうが、遮るものが無い空と海を全身で感じた途端、急にスイッチが入ったように聞こえる不思議。

画像はホントに一部を切り取っただけのもので、フレームの外は 見渡す限り北海道の大自然。
抜けるような空と、何色もの青が組み合わさった海のグラデーションに圧倒される。
これが積丹ブルーなんだ!!凄く綺麗。美しい。
見せていただいた、ような感覚でした。


整備された道を進む


右手に見えた景色。積丹ブルー、すごいや。


↑の画像を拡大すると「念仏トンネル」が見えました

念仏トンネルとは
大正初期に彫られた小さな手掘りの隧道。
長さが約60m、高さと幅は約2m。
灯台守の妻と子の死亡事故をきっかけに作られたものだとか。
今は通行止めになっています。


起伏にとんだ尾根を歩く遊歩道。手前の黒く突き出したものは金属製の手すり


同じ位置から遊歩道の右 北側。海の透明感に感動


左手に見える岩。カエルに見えません?


カエルみたいな岩の奥に見えている海。海岸の岩場に波が寄せては返す。見てると眠くなる。


同じく岬の左、南側。

詳しくはわかりませんが、大規模な「沼前(ノナマイ)地すべり」が起きている地形だそうです。最近まで動いていたとか⁈
(タモリさんなら詳しいかもね。)


↑の画像中央辺りを拡大したもの。「たこ岩」が見える

画像をよーく見てね。
「たこ岩」
ニシンを食べ荒らした鯨を退治した大蛸が固まって出来た岩と言われている、らしいです。


灯台手前、右。「砂岩層」急にここ一角だけ雰囲気が違う こんもり盛り上がっています。

「砂岩層」
半固結の砂岩層に、大きな亜円礫が散点している地層。
地質学者曰く、どういう環境でできたのか不思議なんだそうです。
なんのことやら⁇?よくわかりませんが
とにかく不思議な地層みたいで、面白いですね。
是非見ておきましょう♪

神威岬灯台

ようやく、灯台に着きました。
昭和35年に無人化されるまで、この過酷な環境で灯台守が暮らしていたって言うんですから驚きです。
(2018年  神威岬灯台点灯130周年を記念し、神威岬灯台名誉灯台長の称号が与えられた)

【灯台守と聞いて、思い浮かぶのは、、、】
「灯台守」と聞いて、灯台守が主人公の
映画「喜びも悲しみも幾年月」
を思い出しました。
(私は「新喜びも悲しみも幾年月」を見ました。
故 大原麗子さんがお母さん役でした。)
機会があったら御鑑賞下さい♪


灯台を下から見上げてみた。白い灯台が青空に映えます。


灯台周りは少し広いので、説明書きも ゆっくり読めました。


灯台を過ぎた後に振り返って撮影。人が入らない画像が撮れました。(画像奥が砂岩層)


神威岬灯台

神威岬灯台は「恋する灯台」に認定されています

「灯台カード」って知ってる?

各地の灯台でもらえる灯台カードを忘れずにゲットしよう!!
現地に行き、QRコードを読み込むと、
神威岬灯台の詳細が記載された電子データがもらえます。(実際のカードではありません)
頑張った人へのご褒美だと思うので、
あえて載せないことにします。

行かれた際には、灯台前に掲示されているQRコードを探してみて下さいネ(^○^)

いよいよ、神威岬の突端に立つ。


神威岩、ここにあり。積丹ブルー最高!

無事に突端の神威岬展望台広場に辿り着き、
高さ41メートルの神威岩を含めた岩礁を見ることが出来ました。感無量です♡

アイヌの長のもとに身を寄せた源義経に恋をしたという乙女チャレンカの伝説にはロマンを感じます。確かに、神威岩は人が立っているように見えますね。いや、チャレンカですね、きっと。
クルーズ船などに乗れば、神威岩に近づき 見上げることもできるようです。

神威岩は、積丹町のカントリーサインにもデザインされています。


神威岩の右、北側。肉眼では水平線の丸みが見えたのに、画像じゃよくわからなくて残念


もうちょっと右、北側。青のグラデーションが素敵


突端にあった方角を示す銅のモニュメント。

広場では、神威岩を撮影するのにベストな位置を譲り合いながら、ゆっくりと風に吹かれたり水平線を見たりしました。
岩場があり、登って撮影をする方など たくさんの人で賑わっていました。
広くないので、座る場所はありません!

何枚か撮影しましたが、行かれた方のお楽しみという事で、画像の紹介は割愛致します。

帰りは 神威岩を見れた満足感でいっぱいでした。 快晴の今日来れて良かった!と感謝。
あぁ今来た 険しい道を戻るのかーと、ため息が出たのは内緒の話(^_^;)
足元に気をつけながら 気合いを入れてスタート地点に戻ります。

女人禁制の門を過ぎたのは10時前。
団体客がどっと押し寄せてきていました。
その前に行って来られて良かった、と思わずにいられませんでした〜☆
次にチャンスがあれば 夕方に行って夕陽を見たいな、と思いました。



いかがだったでしょうか?
俄然行きたくなってきた!となれば嬉しいです。
一生の思い出になった北海道イチ 美しい海を、1000%満喫致しました!
沖縄のちゅら海に引けを取らない綺麗さでした☆

本当は朝ご飯にウニ丼を食べたかったから早めに来たんだけれど、、、。
地元のウニが美味しい時期で、もう余市まで各店舗長蛇の列。
予約をしなきゃ厳しいのだと痛感しながら
積丹町を離れました。
(この後ウニにありつけたか⁈は、また別の機会にレポート致しますので、お楽しみに♪♪)

それでは、また(^O^)/

おまけ(ソーラン節 鰊場音頭のふるさと しゃこたん碑)



ソーラン節 鰊場音頭のふるさと しゃこたん碑

住所
〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町船澗366−4

北海道でお馴染みのソーラン節。
私の中では盆踊りで親しんだ民謡です。
南中ソーランはソーラン節の元気バージョンですよね)

積丹町は、そのソーラン節の発祥の地とされていて、1982年(昭和57年)この碑が建てられました。
(もう一つ、余市豊浜地区にソーラン節発祥の地碑があります。
結局、どっち⁈ なんて言わず、古き良き文化の継承を味わいたいと思いました。)

奥に見える積丹町の「宝島」は、
ブギウギ奥の細道DVD vol.2〜冬の章〜の
特典映像「『宝島』上陸大作戦&マキ秘書重大発表」でウエスギ専務と係長わくちん が宝物を見つけに大冒険をした島です。
(是非ご覧いただきたい。専務すごく頑張ってます!)

宝島は、上空から見るとハート♡の形をしています。


この記事を書いたモウラー

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