
北海道で海をみながらドライブしよう!絶景&立ち寄りスポット8選
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夏の北海道での海を眺めながらのドライブは、日常を忘れてリフレッシュするのにぴったりです。
この記事では、北海道各地の美しい海と、その周辺で立ち寄りたいスポットを厳選してご紹介します。海水浴ではなく“見る・感じる”海旅に出かけてみませんか?
北海道の海は「絶景」の宝庫
北海道の美しい海は、ドライブだからこそ味わえる魅力があります。
夏の北海道ドライブで“海”がおすすめの理由
北海道の夏といえば、湿気の少ない爽やかな気候が魅力。特に海沿いのエリアは、心地よい潮風と澄んだ空気が体を包み、車での移動もストレスなく快適に楽しめます。
さらに、北海道ならではのダイナミックな海岸線や、断崖絶壁が織りなす景色も見どころのひとつです。日本海側の豪快な岩場や太平洋側の広々とした水平線、オホーツク海の透明感など地域ごとにまったく違った表情を見せてくれます。
また、北海道の海は「混雑しにくい」のも大きな魅力。観光地でも車を停めやすく、海の景色をゆったり楽しめる場所が多いため、気軽なリフレッシュ旅にもぴったりです。
海水浴だけではなく「見る・感じる」楽しみ方
海といえば海水浴を思い浮かべがちですが、北海道の海は「見て楽しむ」ことにも価値があります。透き通るようなブルーの海や夕日がゆっくり沈んでいく水平線の美しさは、思わずカメラを構えたくなる光景ばかり。SNS映えする写真や動画も撮りやすく、旅の思い出をカタチに残す楽しさも味わえます。
また、絶景スポットの中には、ドライブの合間に海辺の駐車スペースで一息ついたり、道の駅や展望台から海を眺めたりと、車を降りずに景色を楽しめる場所も多数あります。
カップルや夫婦でのドライブデートはもちろん、シニア世代にもおすすめ。歩き回らずに景色を堪能できるので、どんなライフスタイルの方にもぴったりの“癒しの旅”が実現できるでしょう。
【北海道の海】ドライブで行きたい!絶景&立ち寄りスポット8選
道南エリア
松前町
北海道最南端に位置する松前町は、津軽海峡を望む静かな海と、歴史情緒ある街並みが魅力のエリアです。海岸線は穏やかで視界が広く、対岸の青森が見えることも。海と空がクリアに広がる景観は、心がすっと整うような癒しを与えてくれます。
松前町には北海道唯一の城郭「松前城」があります。周囲には武家屋敷風の街並みが再現された散策スポットも。ドライブの途中に立ち寄って、ちょっとした歴史旅気分を楽しむのもおすすめです。また、松前漁港周辺には新鮮な魚介を扱う食堂もあり、海の幸と絶景をセットで味わえる贅沢なひとときを過ごせます。
せたな町
道南の西側、日本海に面した「せたな町」は、海に浮かぶ「三本杉岩(さんぼんすぎいわ)」がシンボル。海から突き出たようにそびえる姿は迫力があり、特に夕暮れどきは岩のシルエットとオレンジ色の空が織りなす幻想的な景色が楽しめます。海岸沿いを走るドライブコースは静かで走りやすく、のんびりとした雰囲気の中でリラックスできます。
せたな町では「賞味期限1時間」と話題の「岩シュー」(甲田菓子店)が有名です。サクッと焼き上げられたシュー皮の中に、とろりと濃厚なカスタードクリームがたっぷり詰まった地元スイーツで、ドライブの休憩にもぴったり。絶景とご当地グルメ、どちらも満喫できるおすすめの立ち寄りスポットです。
道央エリア
積丹町
道央エリアの中でも、積丹(しゃこたん)町は“海の色”で感動を与えてくれる場所。「積丹ブルー」と呼ばれるその海は、まるで宝石のような深く澄んだ青色が特徴です。特に神威岬(かむいみさき)や島武意海岸(しまむいかいがん)は、断崖と入り組んだ海岸線がつくる美しい景色が魅力で、カメラを持って訪れる人も多くいます。
岬を歩いて先端まで行くと目の前に日本海が広がり、風の音と波の音だけが聞こえる特別な時間が待っています。さらに積丹といえば、夏限定で楽しめる“うに丼”が有名。
美しい景色と旬のグルメがそろった、夏だけの特別なドライブスポットです。
留萌市
日本海に面する留萌(るもい)市は、「夕日が美しい町」として知られています。なかでも「黄金岬」から眺めるサンセットは格別で、水平線に沈む夕陽が空と海を黄金色に染める景色は息をのむ美しさです。日が傾き始める夕方に訪れるのがおすすめですよ。
留萌から北へと続くオロロンライン(国道231号)は、まさに“海と空と風車”が織りなす絶景ルート。海沿いに立ち並ぶ白い風車と広がる水平線の組み合わせは、北海道らしい開放感を味わわせてくれます。信号や混雑が少なく、のびのびとドライブを楽しめるのも嬉しいポイント。ドライブそのものが旅の目的になるような、魅力あふれる海岸線です。
道北エリア
稚内市
日本最北端の街・稚内市は、海越しにロシアのサハリン島を望むことができる壮大な景色が魅力です。宗谷岬からは天候に恵まれるとサハリンの山並みを臨めることも。異国を感じさせるロマンチックな雰囲気を体感できます。
稚内は広大な自然にも囲まれており、ドライブの途中では草原や丘陵地、放牧された牛の姿も楽しめるのも嬉しいポイント。夏の間は涼しく、避暑地としても快適です。海の美しさだけでなく”北海道らしい風景”を堪能したい人にとって、特別な思い出になるでしょう。
枝幸町
オホーツク海に面した枝幸(えさし)町は、ドライブで通りたい絶景ルートが魅力の場所です。国道238号線は、カーブが多く続く海岸線が特徴で、右手にオホーツクブルーの海を眺めながら走る時間は、北海道らしい開放感に満ちています。朝や夕方は光の加減で海の色が変化し、思わず車を停めて写真を撮りたくなるほどです。
枝幸といえば海産物の宝庫。特に毛ガニは有名で、旬の時期には道の駅や地元食堂で新鮮な味を楽しむことができます。落ち着いた町の雰囲気の中で静かに海を眺め、味わい深い旅をするにはぴったりのエリアですよ。
道東エリア
釧路市
釧路市は「世界三大夕日」と称されるほどの美しい夕景が有名な港町です。釧路港や幣舞橋(ぬさまいばし)から見る夕陽は、海にゆっくりと沈んでいくオレンジ色の光が空一面を染め上げ、時間を忘れて見入ってしまうほどの美しさ。特に夕暮れどきのドライブには、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
グルメも充実しており、名物の「スパカツ」や老舗で味わう蕎麦、炉端焼きなど港町ならではの味が勢ぞろい。道東らしい広い空と風を感じながらのドライブの締めくくりに、心もお腹も満たされるひとときを過ごせますよ。ゆったりと過ごしたい大人の旅にぴったりのエリアです。
根室市
根室市は、広大な太平洋と北方領土を望む雄大な風景が広がる場所です。納沙布岬(のさっぷみさき)からは、晴れた日には歯舞群島などの島々が遠くに見え、景色を堪能できます。朝の空気が澄んでいて、早朝ドライブにもぴったりのエリアです。
根室へ向かう国道44号線は道東ドライブの“終着点”。広々とした直線道路と、海沿いの景観が続くルートは、ドライブ好きにはたまらないコースです。市内には花咲ガニやエスカロップなどご当地グルメもあり、道のりの達成感と一緒に味わうと旅の満足度がぐっと高まります。
北海道の海に癒されるドライブ旅を
北海道には「海を眺める」だけでも心が満たされる絶景スポットがたくさんあります。爽やかな風、ゆったりとした時間、そして土地ごとのグルメや立ち寄りスポットも魅力のひとつ。海を見る・感じるドライブ旅で、夏の終わりに心と体をリセットしてみませんか?
ぜひ、お気に入りの海を探しに出かけてみてくださいね。