北海道の秘境！阿寒湖の雄大な自然を体験するスポット５選

今回ご紹介するのは釧路市北部に位置する阿寒湖周辺。
世界でも稀な大型のマリモが群生する自然豊かな阿寒湖。ここではカヌー体験や夜のナイトウォーキングなど、魅力的な体験ができるスポットがたくさんありました。

阿寒湖の近くにある「アイヌコタン」。約120人が暮らす北海道有数の集落で、木彫りや雑貨、アイヌ料理が食べられるお店があります。
中でもおすすめのお店は「実践工房アシリ」。伝統的な手彫りを守りつつも、新しい発想で創作している作品は一見の価値ありでした。

北海道産のエンジュの木を使った茶筒をはじめとする木製品は大変すばらしく、“合わせ”と言われる高度な技術で作られた茶筒は、茶葉を湿気や乾燥から守り、お茶の風味を損なわず保管することができるそうです。作者は木彫り作家の岡田実さん。見事な木工技術ですが継承する人がいないそうです。どなたか弟子入りしませんか？とのことでした(笑)

草原が広がり原始的な森が迫る阿寒湖の湖岸をツーリング。
二人乗りのカナディアンカヌーを自分たちで漕いで、茂る草の中を進んだり倒木をくぐったり。

ひとしきりカヌーを楽しんだあとは森に上陸しマリモとお茶でひと休み。熊の爪跡や猿の腰掛を発見するなど森の中の探検を楽しむことができました。

約2時間の大自然を満喫する時間は贅沢そのもの。観光地阿寒湖ではない国立公園阿寒湖としての魅力を感じられました。

阿寒湖の森の各所に美しいプロジェクションが施され、実際に森を歩きながら「カムイ（アイヌの神）」の国を目指す冒険ストーリーを体感できる「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA」。
アイヌの杖をモチーフにした「リズムスティック」を手にしたら準備は完了。森に住むフクロウに迎えられ、神秘の冒険へいよいよ出発です。

真っ暗な森を進むと、各所にリズムスティックと連動したアイヌの物語が光と音、プロジェクションマッピングで幻想的に再現されていました。阿寒湖の遊歩道1.2ｋｍを歩きながら、自然との共生を大切にするアイヌの世界を体感し、古の言い伝えを新しい形で表現するこの取組みに「なんだかすごいなー」と感動です。

原生林と阿寒川の畔に佇む、全室天然温泉付きの閑静な温泉リゾート。お部屋の大きな窓先には阿寒川が流れていました。ベンチに座り、心地よく響く川のせせらぎを聞きながら日常から離れた特別な時間を過ごすことができます。

今回の旅では、パートナーがお誕生日だったのでホテルにバースデーケーキをお願いしていました。ホテル到着後お部屋に「ピンポーン」とベルが。入口を開けるとホテルの方がケーキを持ってきてくださいました！サプライズでお願いしていたのでパートナーはびっくり(笑）部屋にあったコーヒー豆をミルで挽いておとした絶品のコーヒーと、ケーキを食べながら楽しい時間を過ごすことができました。

帰り際にはホテルから「お誕生日おめでとうございます」とちょっぴり嬉しいプレゼント。お部屋も温泉も朝食も、そしてサービスも大満足！

いかがでしたか？
今回は阿寒湖周辺のおすすめ観光スポットをご紹介しました。北海道の大自然を感じる、日常とは違う世界が体感できる旅となったと実感しています。今回ご紹介できませんでしたが、阿寒湖の近くに「ボッケ遊歩道」があります。そこを散策している際に野生のシカに出会いました！最初は固まっていましたが、人馴れしているようで逃げも隠れもせず草を食んでいました。こんなふうに、自然に住む動物と人が共存できる世界って素敵ですね。

自然に、動物たちに、人に感謝です。