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北海道の“オイシイ”を探す旅 Vol.01【江別市編】

北海道の“オイシイ”を探す旅 Vol.01【江別市編】

「オイシイ」を探す旅とは??

こんにちは。プロデューサーの加藤です。
この度北海道の情報を集めたキュレーションメディアを立ち上げる事になりました。
今回の立ち上げをきっかけに、実は北海道でまだ行ったことがない街がいっぱいある!!と気が付きました。
もっと北海道を知る機会に私自身がしたいと強く思い、北海道の“オイシイ”を求め全道を津々浦々取材に行こうと思っています。
ちょっと時間はかかってしまうかも知れませんが、北海道179市町村を巡る「オイシイ」を探す旅をスタートさせます。
ここでいう北海道の“オイシイ”には3つの思いをこめています。
①北海道の美味しい食べ物
②北海道のまだ知られてない掘り出し情報
③北海道の愉快な仲間達
旅の進捗はMouLaHOKKAIDOで報告しますので、よろしくお願いします!

最初の街は、思い入れのある江別市にお邪魔しました。

個人的なお話ですが、江別は幼少期に祖母のお家があって、第二の故郷のような場所でした。
町村農場にソフトクリームを食べに行ったり、当時はニチイがあって、行くのが嬉しかった記憶が。ニチイ懐かしい(笑)
そして、2018年11月にオープンした蔦屋書店の食の棟のプロデュースとwebを作成させて頂きました。
とてもご縁のある江別市を最初のインタビュー場所にさせて頂きました。

江別市の開拓の歴史は明治4年から

宮城県涌谷領からやってきた21戸76人の農民が最初の「江別市民」でした。
明治11年(1878年)には江別村が誕生、その後、各地から屯田兵が入地し、計画的な開拓がすすめられました。
と江別市のHPに書いていました。
現在は人口119502名(令和3年4月1日現在)の道央圏では札幌市に次ぐ規模の街だそうです。

江別は交通のアクセスが良い!

札幌市中心部までは車で約40分、札幌駅から江別駅まで約25分で着くと言う交通アクセスの良さから札幌のベッドタウンとして人口が増加した街だそうです。市内にJRの駅が5か所、高速道路のインターチェンジは2か所あるため、こちらを見ても便利な街だと分かります。

農業が盛んで、レンガの一大産地!

農業が盛んな江別市ですが、中でも初冬まき栽培で有名な幻の小麦「ハルユタカ」が有名
いろいろな野菜が作られていて、シーズンによっては野菜の直営店もオープンするそうです。魅力的ですね〜
また一方で産業としては、明治期に日本の近代化に大きく貢献したれんが作りが盛んで、当時は15社もの工場が操業していたそうです。現在は3社が操業中で、全国のレンガの20%のシェアを誇っているそうです。

そんなレンガが印象的な商業施設「EBRI(エブリ)」さんで取材させて頂きました。


「江別市セラミックアートセンター」を平成28年にリノベーションして出来た「EBRI(エブリ)」

記念すべき第一回目なので、今回はインタビュアーに上杉周大さんを招いて江別市役所にお勤めするお二人に江別の魅力を教えて頂きました。


江別市役所経済部観光振興課 森本さん 企画政策部 野本さん


左:上杉周大さん 中:江別市役所経済部観光振興課 森本さん 右:江別市役所企画政策部 野本さん

上杉さん はじめまして。江別市役所のお二人に来て頂きました。本日はよろしくおねがいします。

森本さん・野本さん 第一回目との事で光栄です。よろしくお願いいたします。

上杉さん 私もテレビでも来ますし、プライベートでももちろん来たことがありますが、実際住まれている方たちに色々情報を聞いてみたいです。早速ですが、江別市はどんな街ですか?

野本さん ざっくりと申し上げますと、札幌市の隣ということで非常に便利な街です。ただ便利なだけではなくて、市内の40%くらいが農地となっていまして便利さの中にも自然がいっぱいありますし、夏のシーズンになりますと野菜がいっぱい取れるので、市内に10箇所以上ある直売所で野菜が買えるところも魅力だと思います。

上杉さん お二人はご出身が江別ではないとお伺いしました。外から来たからこそ分かる部分もありますよね。
実際江別市に住まわれてどうですか?

森本さん 江別は住みやすい街ですね。何でもあるなと言う印象です。駅が近くにありますし、高速もすぐ乗れるので、どこに行くにも便利です。

上杉さん そうかぁ。アクセスが非常に良いのですね!江別市の産業はどうですか?

森本さん 産業で言いますと、市内に製粉会社があるので、少量でも製粉が出来る強みがあります。その江別の小麦だけを使って製麺したりお菓子作りなどに活用したり、いろいろな使い方が出来るので、その様な部分が江別が小麦が有名と言われる部分かもしれません。

上杉さん こちらのエブリさんにも江別の食材を活用した素敵なお店がいっぱいありますもんね。
いま、様々な市町村さんも移住を増やす活動をしていますが、江別市はどうですか?

野本さん ぽこあぽこという商業施設に入っている無料で遊べる子育ての広場がありまして、その様な施設などの印象から子育てがしやすいイメージを持って頂いているかも知れません。子育て世代の転入者さんが非常に増えています。

上杉さん 噂でお子さんがいる家族が家を建ててる方が増えてると聞きました。

野本さん 全国で1700くらいある市町村の中で、年少人口の転入超過率が18位となっています。
北海道内では2位なんです。

上杉さん それはすごいですね。もっと早く言ってくださいよ(笑)

野本さん 子育て世代のご家族に選んでもらえている街と言えると思います。公園もたくさんあって、札幌市も近く便利さもありつつ、野菜も新鮮な物が手に入りやすく、子育てがしやすい環境だと思います。

上杉さん 野菜でいうと何が・・・?

森本さん ブロッコリーとアスパラが非常に美味しいです。

上杉さん ブロッコリーはここ数年でヘルシーフードとして大注目ですよね。栄養価も高いですし。
最後にお二人の江別の好きな所どこですか?

森本さん 私はパンが大好きなんですよね。江別市にはいっぱいパン屋さんがあるので、週末にパン屋さんめぐりなどを楽しんでいます。

上杉さん 豊かな生活をされてますね(笑)森本さんパンが似合うもんなぁ

野本さん 私は便利だけどごちゃごちゃしていない所が大好きです。何でも揃うし公園もあるし、札幌も近いしちょうどいいと私は思っています。

上杉さん 車で30分かからないとすると定山渓より下手したら近いですもんね(笑)
ありがとうございました。
実は今回のMouLaHOKKAIDOの記事を書いてくれる方を探すミッションもあるんですよ。
江別の魅力を伝えてくれそうな素敵な方ご紹介頂けませんか?

野本さん 分かりました。バッチリの方をご紹介します。地域の魅力を発信する
地域おこし協力隊の安達さんをご紹介します。

地域おこし協力隊の安達さん


江別市地域おこし協力隊の安達さん

上杉さん 地域おこし協力隊の安達さんをご紹介頂きました。お話を聞いてみましょう!

安達さん よろしくおねがいします。地域おこし協力隊のシティープロモート推進員という役割で、フリーミッション型として自由に江別の魅力を発信する仕事をしています。

上杉さん 自由にですか?

安達さん 自由にです(笑)私は札幌でもともと働いていたのですが、江別市には4名の地域おこし協力隊の方がいまして、一名欠員が出たタイミングで募集があったので、応募したのがきっかけでした。

上杉さん バッチリじゃないですか??これはもうオラ達の仲間になってくれないか??(笑)
私達MouLaHOKKAIDOは本当の北海道の魅力とか強さを色んな方たちと手を繋いで発信していくメディアなんです。
一緒に更に盛り上げてくれる仲間を探しています。

安達さん はい。お役に立てる事があれば、お願いします。

上杉さん 聞きたいこと山程ありますが、江別の魅力はどんな所ですか?

安達さん 私はこの仕事を始めて、まだ一年くらいなのですが、その中で色々な方に取材をすることがあり、魅力の一番はだと思っています。もちろん食べ物も美味しいものいっぱいあるのですが、それを作っている人がすごく魅力的な方がいっぱいいて、そこが魅力的に感じています。

上杉さん 江別でおすすめの物はなんですか??

安達さん いまだとアスパラがすごく美味しいです。市内の方は直売所などで購入したりしています。
あとは、私はノースアイランドビールがおすすめです。

上杉さん ビールですか??最高ですね。この後取材に行ってみたいです!
安達さん是非MouLaHOKKAIDOにもご参加よろしくおねがいします。

本日はお時間をありがとうございました。


江別の麺などお土産を頂きました。

ご紹介頂きましたノースアイランドビールさんへ

とても気になってしまったので、アポ無しでノースランドビールさんに直撃してしまいました。
突然の訪問にも関わらず、取材を快く受けてくださいました。


SOCブルーイング株式会社


嬉しそうに試飲する上杉周大さん

突然でしたが、醸造士の荒川さんがご対応してくれて、色々ビールについて教えて頂きました。
そしてなんと試飲まで、、、。

自分たちが飲みたいものを作ると言う言葉が非常に印象にのこりました。
ビールを知り尽くした方が飲みたいものを作るんだから美味いに決まってますよね。
通常のホップでは考えられないくらいふんだんに使っているそうです。
私も買って自宅で飲みましたが、味わい深く、鼻に抜けるホップの香りが最高に贅沢でした。
いろいろな種類のビールがあって、スタッフさんが丁寧にご説明してくれますので、是非お近くに寄った際はお試しくださいね。


魅力あるビールの種類


EBRI

住所
北海道江別市東野幌町3-3
電話番号
011-398-9570
営業時間
10:00~21:00
※テナントにより異なります
定休日
年末年始休業
備考
付属駐車場 約100台
江別西ICより車で10分 / JR野幌駅より徒歩5分

NORTH ISLAND BEER

住所
北海道江別市元町11-5
電話番号
011-391-7775

あとがき

今回は江別市さんを訪問してみました。
知らない歴史も知れて、また新たな魅力も発見できました。
私も江別では蔦屋書店内で2店舗運営をさせていただいています。とてもゆかりがある街で、大好きな街のひとつです。
インタビューでもお伺いしましたが、新しく新居を構える方の選択肢にきっと江別も入ってくるのでしょうね。
まだまだ移住が伸びて、若い方も増えて行きそうな江別市。
私は来年はアスパラを直営店舗に買いに行こうと思います!
インタビューにご協力して下さいました皆様。誠にありがとうございました。



この記事を書いたモウラー

プロデューサー

加藤学

ヒト・コト・モノ関わらず、まだ見ぬオモシロイことをプロデュースしている。