
北海道最古。樹齢200年以上の「天神藤」が美しすぎる
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札幌市豊平区にある天神山緑地に華麗に咲き誇る「天神藤」をはじめて見に行きました。一面に咲き誇る藤も素敵ですが、淡い紫色の花からは華やかな香りが漂い、見た目のみならず鼻からも楽しむことができました。
北海道最古の天神藤
北海道最古の藤の木は札幌にあるということをご存じでしょうか?
藤は日本の固有種ですが、実は北海道と沖縄では自生しません。明治時代に開拓に入植した先人が盆栽として持ってきたものをこの天神山緑地に植え替えたと言われています。
駐車場から歩いて3分
天神山緑地の駐車場からすぐのところ、国道453線沿いに藤棚へと続く門があります。歩いていくとかすかに甘い香りが漂ってきます。
藤の樹の生命力の強さに感動
こちらが樹齢200年以上の藤の樹です。立派な鉄柵に支えられ、藤の花が頭上一面に咲き誇っています。2m近くありそうな幹から伸びた枝葉は約25メートル四方に及んでいます。
1本の樹からこんなに美しい花を見事に咲かせる生命力に、ただただ感動するばかりです。


華麗に咲き誇る藤棚を、真下から見るも良し、少し小高い場所にある日本庭園から見るも良し。
お気に入りのビューポイントを見つけて、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
藤の花の香りってこんなに上品なの!?
藤の花を見かけたことは何度もありますが、藤の「花の香」を感じたのは初めてでした。
甘い香りだけど、どこか爽やかで上品な香り。天神藤を訪れた人は誰もが口にする極上の「藤の香り」をぜひご堪能ください。
藤の花以外にも楽しみがたくさん
天神山緑地は標高85mの天神山にあり、毎年春にはウメやヤエザクラの花などのお花見も楽しめる公園です。
山の中を散策できる小道や休憩用のベンチがいたるところに設置されています。
運が良ければエゾリスなど山の主たちにも会えるかもしれません!
最後に
藤の花の見ごろは5月下旬から6月上旬ということで、取材時(2025年5月24日)にはほとんどの花が開花しているようでした。
駐車場は25台くらいのスペースに、花のシーズンには臨時駐車場が解放されるようですが、駐車待ちは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
皆さまもぜひ、今しか感じることができない藤の樹の素晴らしさをお楽しみください。
- 住所
- 札幌市豊平区平岸1条18丁目1
- 電話番号
- 011-851-1681
- 営業時間
- 駐車場の利用時間は6:00~21:00