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地元ライターが厳選!北の大地で味わう必食の個性派ラーメン5選

地元ライターが厳選!北の大地で味わう必食の個性派ラーメン5選

澄んだ空気や雄大な大地に育まれた食材。北海道・札幌なら味噌、旭川なら醤油、函館は塩と、ラーメンの味には地域ごとに“定番”がありますが、それだけでは語り尽くせない奥深い「ラーメン文化」があります。有名店や話題店はもちろん、地域に根付き独自の進化を遂げた一杯は、訪れる価値のある特別な魅力に満ちています。

この記事では、北海道内で今こそ食べるべき個性豊かなラーメンの名店5選を厳選してご紹介します。伝統の味を守り続ける店から、斬新な発想で愛される店までーーー個性豊かな一杯との出会いをぜひ楽しんでくださいね。

記事内の情報は2025年12月12日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

さっぽろらぁめん くわの実


札幌中心部から少し離れた住宅街にある、知る人ぞ知る小さなラーメン屋「さっぽろらぁめん くわの実」。伝統的な札幌ラーメンの技法をベースにしつつ、重すぎないのにコクが深い、現代のニーズに寄り添った進化系札幌ラーメンが味わえます。


人気No.1は「黒醤油らぁめん」(900円)。味が濃そうな見た目に反し、甘めのスープが優しい一杯。フライドオニオンの香りが食欲をそそり、最後の一滴まで飲み干す常連客も多いのだとか。熱々のラードがスープを覆う王道の札幌スタイルです。


コクと甘みのある塩ベースのスープに、刻み玉ねぎがアクセントになった「コク塩らぁめん」(900円)もおすすめ。つけ麺やあんかけ焼きそばなどの期間限定メニューも提供されており、新たなメニューや過去のメニューの再登場を待ち望む人も多いそう。

ランチタイム(11:00〜14:00)には、「らぁめん(しょうゆ・しお・みそ)」が650円(味玉付きは700円)半チャーハンやミニチャーシュー丼が各300円と、お得なメニューもあります。体も心も温まる優しい味のラーメンを楽しめる隠れた名店です。


さっぽろらぁめん くわの実

住所
北海道札幌市豊平区平岸3条14丁目3-12 第2協同ビル1階
電話番号
011-822-7711
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
金曜のみ夜営業あり 17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日
水曜日、日曜日

らーめん 味源


札幌市中心部から離れた清田区にある「らーめん 味源」。地元民の口コミで人気の高いラーメン店です。流行に左右されず、長年地元ファンを惹きつける安定した味わいが魅力。熱々のスープと太めの縮れ麺が特徴の正統派札幌ラーメンは、一口食べれば頷ける納得のクオリティです。


人気No.1は「オロチョン」(1,030円)。丁寧に仕込んだ豚骨スープを香ばしいピリ辛に仕立てた一杯。「一度食べたらやみつきになる」と常連客に人気のラーメンです。


「特製味噌」(1,080円)は、北海道産の合わせ味噌を使用した、濃厚こってり味。平日限定のサービスタイム(11:00〜14:00)には、すべてのラーメンに+200円で半チャーハンを付けられます◎

おひとりさまはもちろん、テーブル席やお子様用の椅子もあるので、家族連れでも利用しやすい雰囲気。人気のYouTubeチャンネルなどでも取り上げられているこのお店。特にこの「特製味噌」は、“正統派の札幌味噌ラーメン”といった安定感すら感じる味わいです。


らーめん 味源

住所
北海道札幌市清田区北野7条1丁目10-10
電話番号
011-799-1245
営業時間
11:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日
月曜日

ラーメンのたからや


稚内市の「ラーメンのたからや」は、JR稚内駅を出てすぐの場所にある1966年創業の老舗ラーメン店です。地元客に親しまれるお店でありながら、ミシュランガイド北海道のビブグルマンに掲載されたことも!!

メニューは非常にシンプルで、「塩ラーメン」と「しょう油ラーメン」(およびライス)のみ。余計なものを削ぎ落としたからこそ際立つ、素材の旨味をダイレクトに感じる一杯を楽しめます。


1番人気の看板メニュー「塩ラーメン」(900円)。透明度の高いスープが一番の特徴です。利尻昆布などの魚介ダシが効いた、あっさりしながらも深いコクのある味わいの一杯。


「しょう油ラーメン」(900円)もあっさりした味わい。塩・しょう油ともに、麺は縮れた細麺で、具材にはチャーシュー・メンマ・ネギに加え、お麩が入っているのが稚内ラーメンならではの特徴です。

奇をてらわないシンプルで懐かしい味わいに、体の芯から温まるラーメンは稚内の地でぜひ食べておきたい一杯です。


ラーメンのたからや

住所
北海道稚内市中央2-11-15
電話番号
0162-23-7200
営業時間
11:00〜13:30
定休日
水曜日

Ramen HORIEYA Niseko888 らーめん堀江家ニセコ

ニセコ町にある「Ramen HORIEYA Niseko888 らーめん堀江家ニセコ」。実業家・堀江貴文さんがプロデュースするラーメンで話題のお店。今や世界中のツーリストたち集まる一大リゾート地となったニセコで、独自のバランスを追求した濃厚な豚骨ベースのラーメンを提供しています。


こちらのお店で食べられるのは、本格的な横浜家系ラーメン。麺の硬さ、スープの濃さ、油の量などをお好みで調整したり、トッピングが豊富なのが家系ラーメンの特徴ですが、家系初心者という方には、「ベーシック」(1,000円)がおすすめです。


コーンやバター・チャーシュー・海苔などがトッピングされたボリューミーなメニュー「七福神/肉兜」(2,000円)などもおすすめ。見た目のインパクトも抜群な一杯が楽しめますよ。


店内はワンちゃんの同伴もOK♪ 薪ストーブがある落ち着いた空間で、愛犬とともにガツンと濃厚な一杯が食べられる唯一無二のスポットです。


Ramen HORIEYA Niseko888 らーめん堀江家ニセコ

住所
北海道虻田郡ニセコ町曽我888
営業時間
11:00〜14:30(L.O.14:00)、17:30〜22:00(L.O.21:30)

らーめん 初代 一縁


函館市にある地元客に人気のラーメン店「らーめん 初代 一縁」。10代の頃から修行を重ねた創始者オリジナルのスープをはじめ、素材と調理法にこだわった丁寧な一杯を提供するお店です。塩ラーメンが主流の函館において、あえて手間暇かけた豚骨ベースを看板メニューに掲げているのもポイント。函館ラーメンの新しい選択肢として、ラーメン好きから注目されています。


看板商品は濃厚豚骨スープの「味噌らーめん」(1,000円)。数十種類の味噌とスパイス・調味料をブレンドして、長時間の熟成を経た特製の味噌ダレは、まろやかな味わいが特徴です。


函館名物・塩ラーメンを味わいたいなら「鶏出汁塩らーめん」(950円)。青森地鶏「五穀味鶏」をじっくりと炊き上げた上品な一杯です。

他にも函館まぜそば発祥の店としても知られ、「まぜそば」(1,000円)、「台湾まぜそば」(1,050円)あたりも人気のメニュー。サイドメニューも豊富で、家族みんなで楽しめる、地元民に愛されるお店です。


らーめん 初代 一縁

住所
北海道函館市田家町20-41
電話番号
0138-83-5511
営業時間
11:00~15:00、17:00~20:30(L.O.20:00)
定休日
無休

まとめ

北海道の個性派ラーメン5選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。実に多様性に富むこれらのお店は、どれも個性的で、それぞれの地域でしっかり愛されているのが特徴です。つまり、「北海道のラーメンは奥が深い!」ということ。

次の週末は、まだ見ぬ至福の一杯に出会ってみませんか?日々の「ラーメン探し」の道しるべに、ぜひご活用ください。


この記事を書いたモウラー

モウラー

maiko

札幌在住のライター。
毎日がもっと楽しく、週末がもっと楽しみになるようなお出かけ情報を中心にお届けします。
一児の母で絶賛子育て中。