＜後編＞【第2幕 5/20～25】札幌ラーメンショー2025参加全店を先取り紹介

北海道の春を彩る一大グルメイベント『札幌ラーメンショー2025』。札幌大通公園が全国のラーメン愛好家の聖地と化すこの祭典は、5月20日から後半戦にあたる第2幕がはじまります。第1幕に引き続き、日本全国から選りすぐりの名店が集結するこのイベント第2幕に参加する各店の特長や人気の秘密、そしてラーメンショー特別メニューをご紹介します（第2幕ご紹介記事の前編はこちら）。ラーメンショー参戦前の予習にぜひお役立てください。

一元堂は、岡山県笠岡市発祥の「笠岡ラーメン」の伝統を守る協会認定店。濃厚なうまみが特長の親鶏のチャーシューと、スープは鶏ガラのほか利尻昆布や国産椎茸から丁寧に出汁をとり、化学調味料を使わずに仕上げられたあっさり醤油スープが幅広い世代から人気で、多くのリピーターを持つ本格派のお店です。

今回は定番にアレンジを加え、「豚骨×瀬戸内いりこ」でとった濃厚出汁に、にんにくが香る焦し醤油と黒胡椒で味付けし、炙り肉をのせて仕上げた一杯です。

静岡県富士宮市に位置する、ボリューム満点の「G系（ガッツリ系）」ラーメンを提供する人気店です。2022年2月の開店以来、「濃厚なスープと極太麺がクセになる」との声が多数。地元のみならず遠方からも多くのラーメンファンが訪れています。

静岡の製麺所とタッグを組んでこだわりぬいた‟ごわごわ麺”と、煮干のうま味を最大限抽出したスープがおりなすオリジナルメニューを提供！

栃木県佐野市に本店を構える佐野ラーメンの人気店で、食べログ「ラーメン EAST 百名店」にも選ばれています。青竹を使って手打ちされる自家製麺は不揃いで独特の縮れがあり、モチモチとした食感とつるんとした喉越しを楽しめます。麺生地の水分量が多いため、製麺機ではなく手打ち・手切りにこだわっているとのこと。 スープは、動物系と魚介系の出汁をバランスよく合わせた、あっさりながら深いコクのある味わいです。

澄んでいながらもガツンとくる出汁感溢れるスープと、特注のツルシコムチムチの麺がベストマッチ！特製チャーシューとともにご賞味下さい。

大阪「中村商店」の看板メニュー「金の塩ラーメン」は、鶏ガラ・いりこ・あさりの旨味を凝縮した黄金色のスープが特徴で自家製の平打ち麺との相性も抜群です 。
札幌の「綱取物語」は、濃厚でスパイシーな味噌ラーメンが人気。特筆すべきは、分厚く炙ったチャーシューで、炭火で香ばしく焼き上げたジューシーな肉の旨味を堪能できます。

大阪「中村商店」の鶏白湯味噌スープに札幌「綱取物語」の横綱チャーシューと角煮を合わせた札幌ラーメンショー限定のコラボメニュー！

「らーめんや天金」は、1952年創業の旭川ラーメンの老舗で、70年以上にわたり地元民や観光客に愛され続けている名店です。天金のスープは、豚骨と鶏ガラをベースに、魚介の出汁を加えたダブルスープが特徴で、旭川ラーメンの伝統を守りつつ、独自の工夫とこだわりで多くのファンを魅了しています。

長時間かけて煮出したスープに濃いめの醤油ダレ。加水率の低い縮れ麺が程よくスープに絡む、味わい深い昔ながらの旭川ラーメンです。