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花より団子!? 手稲区のおすすめ和スイーツ特集

花より団子!? 手稲区のおすすめ和スイーツ特集

春といえばお花見。今年の道内の桜前線も、やっとゴールに到達しそうです。
「花より団子」派の皆さんにとっては、やっぱりスイーツが主役かもしれませんね。
札幌市手稲区には、そんな甘党の心をくすぐる和スイーツの名店がたくさんあります。
特におすすめのエリアが、遅咲きの桜並木と山頂に雪が残るコントラストが美しい「軽川(がるがわ)」。
お花見シーズンのピークを過ぎたあとも、川沿いのせせらぎと緑に癒されながらのお散歩やランニング、ワンちゃんのお散歩にもぴったり。
地元の人たちに一年中愛されている場所です。
そんな軽川周辺の散策ついでに立ち寄りたい、手稲区の和スイーツの名店を厳選してご紹介します!
老舗から話題の新店まで、甘い香りに誘われて、思わず「一口だけ…」が止まらなくなるお店ばかりですよ。


手稲区のおすすめ和菓子

【手稲駅前】創業130年超の老舗「水車」


手稲駅南口より徒歩2分ほど。

手稲で和菓子といえば、まず名前が挙がるのがこちらの「水車(すいしゃ)」。その歴史はなんと明治28年創業。130年近くもの間、手稲の人々の暮らしに寄り添ってきた名店です。
その名の通り、かつてはお店の横に本物の水車が回っていたとか。水車の動力を使ってお米をついていたという、まさに"昔ながら"の和菓子屋さんです。
今では高層マンションの1階に店舗を構え、隣接するローソン札幌手稲駅前店ともつながる、モダンで清潔感のある店構えに。時代は移り、手稲の風景もめまぐるしく変わってきましたが、昔ながらの味は令和の現在も変わらずに愛され続けています。

豆大福が名物!


水車の看板商品「豆大福」

店頭に並ぶ数ある和菓子の中でも、特に人気なのが「豆大福」。
ふっくらと炊き上げられた黒豆がたっぷり入っていて、噛むたびに香ばしさと塩味がじんわり広がります。甘さ控えめのつぶ餡との相性が抜群で、一度食べたら忘れられない味。

ていぬくんのお餅も!


可愛らしい「ていぬくん」のお餅

「ていぬ」とは手稲区の公式キャラクターです。手稲区にはていぬくんがたくさん!町中のていぬくん探しも楽しい。

<ていぬ一口メモ>
「ていぬ」は、手稲山で発見されたのち、下山してイベントやグッズ販売など、手稲区のイメージアップのために活動してきたものの、いろいろな地区を飛び回っているので住所を決めていなかったそうです。平成25年7月23日に「ふみの日記念ていぬフレーム切手」が販売されることに合わせて、「住所を定めたい」との「ていぬ」たってのお願いがありましたので、今後のさらなる活躍を期待して手稲区役所に住んでもらうことになり、記念に特別住民票を交付することにしました。
(札幌市手稲区役所ホームページ ていねっていいね より)

店内には串団子や草餅、蒸しパンなどの季節感あふれる和菓子がずらり。また、お米の量り売りも行っており北海道米を中心に、無農薬や低農薬のお米を精米してくれます。
和菓子と一緒に、お米の買い物まで楽しめるのも魅力のひとつ。


水車

住所
札幌市手稲区手稲本町1条3丁目3-1
電話番号
011-681-2144
備考
※詳しくはお電話にてお問合せください。

【稲積公園そば】コスパ最強「たい夢 現金問屋手稲店」


激安でおなじみ現金問屋手稲店エレベーター横。隣にはこれまた激安ランチで有名な馬鹿値食堂があります。

次にご紹介するのは、コスパ重視派にはたまらない穴場スポット!稲積公園近くの「現金問屋手稲店」に併設された「薄皮たい焼き たい夢」です。
とにかく驚きなのがその価格。たい焼き1個なんと70円!昨今の物価高騰のなかで、この価格設定は衝撃的。つい「本当に採算が取れてるの?」と心配になるレベルです。
お買い物の前に店頭で予約するのがおすすめ。

おすすめは激安70円のつぶあんたい焼き


おどろきの70円!


中はつぶあん

たい焼きの定番「つぶ餡」は、薄皮でふわっとやわらかく、甘すぎない餡が絶妙。
「カスタードクリーム」もなんと100円で、優しい甘さのクリームがたっぷり詰まっています。
買い物の前に立ち寄るのもよし、重たい買い物袋を下ろして一息つくもよし。焼きたての香りと温かさに癒されます。
さらにこちらでは、なんと持ち帰りピザまで販売中。マルゲリータが398円と驚異の安さで、地元の主婦や学生たちに人気です。


カスタードクリーム100円


薄皮たい焼き たい夢 現金問屋手稲店

住所
札幌市手稲区前田4条7丁目1-1現金問屋手稲店内
電話番号
011-684-1199
備考
※詳しくはお電話にてお問合せください。

【北科大そば】地元密着の新星「わがし屋えがお」


ホクレンショップ前田店の隣。

2024年3月にオープンした「わがし屋えがお」。
北海道科学大学のすぐそばにある、こじんまりとしたアットホームな雰囲気の和菓子店です。
オープンして1年ほどではありますが、すでに地元のファンも多く、SNSなどで口コミがじわじわ広がっている注目の新店です。

ボリューム満点「大きなおだんご」


左は温めて提供される大きな焼きだんご。右が大きなこしあんだんご。

こし餡派の筆者イチオシ、その名も「大きなこしあんだんご」。一口ではとても収まらないサイズのお団子に、たっぷりのこし餡が乗っています。
「大きな焼きだんご」も焦げ目が香ばしく、海苔の風味が絶妙です。
北海道産うるち米を使用したもっちもちのお団子が自慢で、ずんだ・みたらし・ごま・くりなど、バリエーションも豊富!

甘党必食「あんどーなつ」


お砂糖たっぷりのあんどーなつ。

外はサクッと、中はしっとり。お砂糖がこれでもか!というほどまぶされたドーナツの中には、甘さ控えめのこし餡がぎっしり詰まった絶品「あんどーなつ」。
口の中いっぱいに広がる懐かしい味わいに、ほっと癒されるはず。お砂糖がたっぷり落ちるので、おやつタイムにはお皿とティッシュの準備をお忘れなく。

店内には、すあまやわらび餅、大福なども取り揃えられており、ちょっとした手土産にもぴったりです。


わがし屋えがお

住所
札幌市手稲区前田6条16丁目18−19
電話番号
011-213-7460
備考
※詳しくはお電話かインスタグラムをご参照ください。

手稲山の雄大な風景を眺めながらのティータイムはいかが?

今回は、手稲区にある和スイーツの名店を3つご紹介しました。
自然豊かな軽川をお散歩して、ちょっと小腹が空いたら甘~い和菓子でほっとひと息。
歴史ある老舗から新進気鋭のお店まで、手稲にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります!
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情を見せてくれる手稲の街。
「花より団子」でも、「団子のあとの花」でも、どちらも楽しめるのが手稲の良さです。
ぜひ、次の休日はカメラとおなかを空かせて、手稲の和スイーツ巡りに出かけてみませんか?


2025年4月末の軽川。毎年こいのぼりが掲揚される。


この記事を書いたモウラー

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