
【予算5,000円】札幌から冬のドライブ旅へ。静寂の雪景色と出会う、日帰りリトリートスポット5選
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「最近、疲れが溜まっているけれど、旅行に行く時間も予算もない…」。そんな方におすすめしたいのが、札幌を起点にした日帰りリトリートです。
今回ご提案するのは、札幌から車を走らせて訪れる「日帰りリトリートドライブ」。車内でお気に入りのプレイリストを流し、真っ白な雪原を駆け抜ける日帰りドライブは、移動時間も心整う時間になりそう。
目的地での予算は5,000円。現地でランチや温泉、絶景カフェでの一杯を贅沢に楽しんでも、5,000円でお釣りが来るのであれば、ちょっと嬉しいですよね。自分を労うための、静かで美しい5つのスポットをご紹介します。
「リトリート」とは
「リトリート(Retreat)」とは、直訳すると「隠れ家」や「避難所」といった意味を持つ言葉。忙しない日常や住み慣れた場所からあえて物理的に距離を置き、心と体をリセットすることを指します。
観光地を巡る一般的な「旅行」とは異なり、リトリートの目的は「何もしない贅沢」を楽しみ、自分自身の内側と向き合うこと。
特に冬の北海道は、一面を覆う真っ白な雪が周囲の雑音を消し去り、凛とした冷たい空気が思考をクリアにしてくれます。お気に入りの車を走らせて、静寂の絶景の中に身を置く。たったそれだけのことが、明日をまた自分らしく生きるための、大切な時間になるはずです。
記事内の情報は2026年1月15日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
【支笏湖】「支笏湖ブルー」と静寂の湖畔に癒される
支笏湖は、札幌中心部から車で約1時間〜1時間15分。信号の少ない森の道を抜けていくドライブコースは、街の喧騒をリセットできます。
透明度日本屈指を誇る「支笏湖ブルー」を眺めながら、上質なスイーツを楽しんだり、静かな湖畔を心ゆくまで散策したりと、時間にもお金にも縛られない贅沢なリトリートが叶いますよ。
心を整える絶景スポット
冬の支笏湖は「不凍湖」ならではの深い青色と、周囲の真っ白な雪山の対比が非常に美しく、歩くだけで心が浄化されるような感覚を味わえます。
山線鉄橋
明治時代に造られた歴史ある赤い橋。真っ白な雪景色の中でこの赤色が非常に映えます。橋の上からは、透き通った千歳川の始まりと支笏湖を一望でき、静かに景色を眺めるのにおすすめです。
支笏湖親水公園&支笏湖展望台
湖畔のすぐそばまで行くことができ、波音を聞きながら瞑想的な時間を過ごせます。冬の冷たく澄んだ空気は、思考をクリアにしてくれそうですね。
リトリートにおすすめのカフェ
冷えた身体を温めながら、さらにゆったりとした時間を過ごせる場所です。
ペンネンノルデ
支笏湖温泉街にある、マフィンが人気の可愛らしいカフェ。落ち着いた店内で、美味しいコーヒーとともに自分を見つめ直す時間を過ごせます。
- 住所
- 北海道千歳市支笏湖温泉番外地
- 電話番号
- 0123-25-4020
- 営業時間
- 夏季 / 10:00〜17:00
冬季 / 11:00〜16:00
※冬の氷濤まつり期間は不規則夜営業 - 定休日
- 不定休
スイーツショップ パティシエ・ラボ
「しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌」に併設されたショップ。ここで有名な、樽前山の溶岩ドームをイメージしたシュークリーム「TARUMAE」(1個350円)などを買い、景色を眺めながらいただくのもおすすめです。
- 住所
- 北海道千歳市支笏湖温泉 しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌 内
- 電話番号
- 0123−25−2212
- 営業時間
- 11月~4月 / 9:00~16:30
5月~10月 / 9:00~17:00 - 定休日
- 無休
【定山渓】渓谷の雪見露天と隠れ家カフェを巡る
札幌中心部から車で約1時間。定山渓は、思い立ったときにすぐハンドルを握れる距離にありながら、深い渓谷と豊かな源泉に癒やされる「札幌の奥座敷」です。
車での移動なら、温泉街のメインストリートを少し離れて、さらに静寂に包まれた「奥定山渓」エリアまで軽やかに足を伸ばせるのが魅力。お気に入りのカフェで何時間でも雪景色を眺めたり、少し離れた秘湯の露天風呂を訪ねたり。予算5,000円をフルに活用すれば、こだわりのランチから日帰り入浴後の贅沢なジェラートまで、自分を甘やかすフルコースのリトリートが楽しめます。
心を整える絶景スポット
定山渓には多くの日帰り入浴施設がありますが、特におすすめの2カ所をご紹介します。
豊平峡温泉
日本最大級の広さを誇る露天風呂が有名です。冬は一面の雪景色の中、源泉かけ流しの湯に浸かりながら、自然の静寂に身を委ねることができます。温泉の後に、施設内で提供されている本格的なインドカレーを食べるのが定番の楽しみ方ですよ。
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓608−2
- 電話番号
- 011-598-2410
- 営業時間
- 【入浴利用時間】10:00~22:30 (最終受付21:45)
【レストラン営業時間】インド料理11:00~21:00/和食11:00~14:00、17:00~20:00 - 定休日
- 無休
- 備考
- 入泉料:大人1,300円 / 小人600円
定山渓温泉 湯の花 定山渓殿
渓谷を一望できる露天風呂があり、川の音を聞きながらリフレッシュできます。比較的リーズナブルに利用できるのも魅力です。
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓温泉東4丁目330-4
- 電話番号
- 011-598-4444
- 営業時間
- 10:00〜21:00
- 定休日
- 無休
- 備考
- 入浴料金:
大人980円(中学生以上) / 子ども450円(4歳〜小学生)
※お得な回数券も販売されています
景色と静寂を楽しむカフェ
温泉街には、こだわりが詰まった素敵なカフェが点在しています。
カフェ崖の上
その名の通り、白井川の切り立った崖の上に立つカフェ。大きな窓から眺める冬の渓谷美は圧巻で、静かにお茶を楽しみながら思考を整理するのにぴったりの場所です。
カフェ崖の上
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓567-36
- 電話番号
- 011-598-2077
- 営業時間
- 10:00〜18:00(12〜2月は〜16:30)
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は火曜)
雨ノ日と雪ノ日
定山渓温泉を中心にホテルや宿を運営している「第一寶亭留(ほてる)グループ」が運営する、雨や雪の日をあえて楽しむためのカフェ。自家製ジェラートやピザが人気で、ぬくもりのある空間でゆったり過ごせます。
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓温泉西2丁目41
- 電話番号
- 011-596-9131
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- 木曜日
エクスクラメーションベーカリー
お店の前に源泉かけ流しの足湯がある、ユニークなベーカリー。店内でゆっくりするのももちろん良いですが、温かな足湯を楽しみながら、こだわりのパンをいただくのもおすすめです。
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓温泉西2-1 山ノ風マチエリア
- 電話番号
- 011-252-7710
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 水曜日
【モエレ沼公園】白銀の幾何学アートの中で自分を見つめる
札幌中心部から車で約30分。モエレ沼公園は、気軽に訪れられる、広大なアート空間です。
車移動なら、防寒着やスノーシューなどの荷物が多くなっても安心。入園料が無料な分、予算5,000円を「体験」に全振りできるのも魅力。静寂に包まれた広大な雪原をスノーシューで自由に歩き、疲れたら暖かいアート空間で温かいコーヒーをいただく。そんな、心身を解放する“極上のリフレッシュタイム”が待っています。
心を整える絶景スポット
彫刻家イサム・ノグチが「全体をひとつの彫刻作品」として設計したこの場所には、冬ならではの幻想的な空間が広がっています。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
モエレ沼公園のシンボル。冬はガラス越しに降り積もる雪を眺めながら、暖かい屋内で静かな時間を過ごせます。吹き抜けの開放感と美しい幾何学模様が、乱れた心をスッと落ち着かせてくれますよ。
モエレ山&プレイマウンテン
公園内にある人口の山。冬は一面の雪に覆われ、頂上からは札幌市内の真っ白なパノラマビューが楽しめます。静寂の中、雪を踏みしめて一歩一歩登る時間は、自分自身と向き合う良い機会になりそう。
冬のアクティビティ
体を動かしてリフレッシュしたい方には、冬限定のレンタルがおすすめ。
スノーシュー&歩くスキー
料金は各500円(ガラスのピラミッド内でレンタル可能)。誰も足を踏み入れていない真っ白な雪原をスノーシューで歩くのは、冬の北海道ならではの贅沢なリトリートです。
軽食・お休み処
テイクアウトショップ panier(パニエ)
ガラスのピラミッド内にあり、おにぎりや軽食、ソフトクリームなどを販売しています。窓際で雪景色を眺めながらのランチ、休憩におすすめです。
テイクアウトショップ panier(パニエ)
- 住所
- 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
- 電話番号
- 011-791-3255
- 営業時間
- 11:00〜17:00(変更の場合あり)
- 定休日
- 冬季 / 平日、夏季 / 月曜日(祝日の場合は翌平日)
Cafe Moeru
公園のすぐそば、東口側に位置するカフェ。落ち着いた雰囲気の中で、温かい飲み物を楽しみながら一息つけます。
Cafe Moeru
- 住所
- 北海道札幌市東区中沼町13-124
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 不定休
【小樽 / 張碓】断崖の絶景カフェから日本海を望む
札幌から小樽方面へ車を走らせること約40〜50分。小樽といえば運河周辺が有名ですが、ドライブリトリートなら、国道5号線沿いの高台や、隠れ家のようなスポットを狙うのが正解です。
特に張碓や銭函エリアには、日本海を一望できる断崖の絶景カフェが点在しています。予算5,000円は少し豪華なランチや、心ゆくまで楽しむスイーツに。冬の荒々しくも美しい海と対峙しながら、静かに心を調律するひとときを過ごせますよ。
心を整える絶景スポット
異国情緒あふれる小樽の街。特に夕暮れ以降の時間帯は、澄んだ冬の空気の中、幻想的な風景が心を癒してくれます。
小樽運河(北運河エリア)
観光客で賑わう中央エリアから少し離れた北運河方面は、静かな時間が流れています。冬の夕暮れ、ガス燈が灯り雪が静かに降る景色は、思考を止めてただ眺めていたくなる美しさです。
小樽天狗山ロープウェイ
ロープウェイで山頂へ。冬の小樽市街と石狩湾を一望できる大パノラマは、日常の悩みをちっぽけに感じさせてくれます。澄み渡る冬の夜景も絶景ですよ。
心が整うカフェ・スイーツショップ
小樽中心部から少し離れたエリアに、究極の絶景カフェや心が落ち着くスイーツショップがあります。
View Cafe Your Time
張碓の切り立った崖の上に立つカフェ。大きな窓一面に広がる日本海のパノラマが一番の魅力です。冬の時期は、荒々しく波打つ濃い青色と、空の境界線が雪で溶け合うような幻想的な景色に出会えますよ。
- 住所
- 北海道小樽市張碓町351番地
- 電話番号
- 0134-62-1239
- 営業時間
- 11:00〜19:00
冬期営業時間11:00~17:30 - 定休日
- 火曜日・第1・3・5水曜日、12~2月/火・水・木曜日
山ノ上の坂 STAND& BAKE
小樽らしい坂道にある隠れ家のようなお店。古い建物をリノベーションした落ち着いた空間で、美味しい焼き菓子を量り売りで購入できるテイクアウト専門店です。
- 住所
- 北海道小樽市住吉町14-4 旧小堀商店1F
- 電話番号
- 080-3260-3916
- 営業時間
- 11:30〜17:00(焼き菓子は売切次第終了)
- 定休日
- 月曜日、火曜日(祝日は営業)
【旭山記念公園】札幌の街並みと空に包まれるパノラマ体験
札幌中心部から車でわずか15〜20分。旭山記念公園は、街のすぐそばにありながら、日常を一瞬で忘れさせてくれる圧倒的なパノラマ絶景が広がるスポットです。
車でのアクセスなら、冷え込みの厳しい冬の日でも、暖かい車内でギリギリまで景色を楽しみ、ベストなタイミングで展望広場へ降り立つことができます。空が茜色に染まる夕暮れから、街が宝石のように輝き出す夜景まで、移ろいゆく美しさを心ゆくまで独り占めできるのが最大の魅力。予算5,000円でも十分にお釣りが来る手軽さで、街を俯瞰しながら心をフラットに整える、特別な時間を過ごせます。帰りは残りの予算で、ふもとにある界川エリアのカフェに立ち寄るのもおすすめです。
心を整える絶景スポット
街との距離が近いため、光をより身近に、ダイナミックに感じられる、旭山記念公園の夜景。冬のデートスポットとしても人気です。
旭山記念公園 展望台
標高137.5mに位置する展望台からは、札幌の街並みから石狩湾までを見渡すことができます。冬の朝や夕暮れ時、一面がピンク色や青色に染まるマジックアワーの景色を静かに眺める時間は、日常の忙しさを忘れさせ、心をフラットな状態に戻してくれますよ。
また、日本新三大夜景に選ばれたこともある札幌の夜景を無料で楽しめる名所でもあります。雪明かりに照らされた夜の街並みは、幻想的で深い安らぎを与えてくれそうです。
森の散策路
公園内には豊かな自然が残る散策路があり、冬は歩くスキーやスノーシューを楽しむ人も。スノーシューは金・土・日曜・祝日限定で、無料で貸出も行っていますよ。冬の公園は、木々に積もった雪が音を吸収し、驚くほどの静寂が訪れます。自分の呼吸と足音だけに集中して歩くことで、マインドフルネスな体験ができますよ。
休憩スポット
森の家
1年を通して週末の金・土・日曜・祝日の10:00〜16:00まで開放されており、散策の合間の休憩スペースとして利用できます。外を眺めながら、持参した温かい飲み物で一息つくのもおすすめです。
- 住所
- 北海道札幌市中央区界川4丁目
- 電話番号
- 011-200-0311
- 営業時間
- 金・土・日曜日、祝日の10:00〜16:00
- 定休日
- 月〜木曜日、年末年始
本格的なカフェ利用を希望する場合は、公園のふもとにある界川エリアのカフェまで足を伸ばすのも良いでしょう。
今週末、心のリセットボタンを押しに行きませんか?
遠くの観光地へ行かなくても、札幌のすぐそばには、私たちの心を整えてくれる場所がこんなにもたくさんあります。温泉で身体を温めるもよし、アートに触れて感性を刺激するもよし、ただただ広い雪原を眺めるもよし。
週末、ふと空が晴れたら。 車のエンジンをかけて、お気に入りの飲み物をホルダーに置き、自分を取り戻すための旅へ出かけてみませんか?真っ白な絶景の中を走り抜けたあとには、きっと驚くほど軽くなった心に出会えるはずです。

