【札幌】世界的彫刻家が手がけたアートパーク・モエレ沼公園へ!
北海道中央バスがお届けする情報サイト『Notte.(ノッテ)』の記事を、ダイジェストでお届けします。
札幌市・東区にある「モエレ沼公園」は世界的彫刻家イサム・ノグチ氏がデザインしたアートパーク。
公園であると同時に、大地を彫刻した巨大な芸術作品でもあります。
園内には触ったり遊んだりできる芸術作品やオブジェがたくさん。
そんなモエレ沼公園の主な見どころをご案内します!
モエレ沼公園って?
約188haの広さを誇る総合公園で、前述のとおりイサム・ノグチ氏が手がけました。
今でこそ緑あふれるこの場所、なんともともとはゴミの処理場!
埋め立て後に公園を作る計画が進んでいたところ、ノグチ氏が札幌を訪れた際計画に強い関心を寄せ、市が設計を委託。
「公園全体がひとつの彫刻作品」というコンセプトのもと、基本設計が形作られました。
しかし同年、ノグチ氏は急病で亡くなってしまいます。
それでも彼の意志を継いだ財団や支援者が造成を継続し、2005年に23年の歳月をかけグランドオープンしました。
アートな見どころがたくさん!
園内には北海道らしい景観と幾何学的なアート作品が融合したスポットがたくさん。
じっくり巡って鑑賞してみれば、お気に入りの風景と出会えますよ!
ガラスのピラミッド “HIDAMARI”
1113枚のガラスで造られた公園のシンボル的な存在。
立方体や三角が組み合わされた幾何学的な形状で、見る方向によって表情が変わります。
また、青空や夕陽などその日の景色を反射して、来るたびに違う印象を与えてくれますよ。
海の噴水
園内中央部に位置する直径48mの巨大な噴水。
1日2~4回、40分と15分のプログラムが行われ、最大25mまで間欠泉のように噴き上がります。
モエレ山
公園最大の作品が標高62mのモエレ山。
自然の山ではなく、不燃ゴミなどを埋め立てて造った人工の山なのです!
また、ほかに山がない東区で唯一の山でもあります。
そのため、山頂からは札幌市内全体が見渡せるのです!
まだまだ見どころはたくさん!
ほかにも、ノグチ氏がデザインした遊具が並ぶ「サクラの森」やコンサートなどの舞台にもなる「ミュージックシェル」、銀色に輝く円柱を三角に組み上げた「テトラマウンド」などアートで素敵なスポットばかり!
ちなみに、モエレ沼公園は外周だけでも約3.7km。
各スポットを見るとなると、徒歩だと少し辛いかも。
東口のP1駐車場で自転車をレンタルすれば、快適に巡ることができますよ。
施設概要・アクセス
広大な公園のため、周辺にいくつかバス停が点在しています。
・モエレ沼公園東口(目の前)
・モエレ沼公園西口(目の前)
・豊畑(東口まで徒歩9分)
・モエレ沼公園(公園内乗り入れ・期間限定)
札幌駅前や地下鉄東豊線・環状通東駅や新道東駅、東西線・バスセンターや南北線・麻生駅、北34条駅などさまざまな場所からアクセス可。
- 住所
- 〒007-0011 札幌市東区モエレ沼公園1-1
- 電話番号
- 011-790-1231
- 営業時間
- 7:00~22:00(入園は~21:00)
- 定休日
- 無休(園内各施設は定休日あり)