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【苫前町】誕生から約50年!人気のロングセラー「星野水産の酢だこ」製造現場に潜入!!

提供:北海道苫前町

【苫前町】誕生から約50年!人気のロングセラー「星野水産の酢だこ」製造現場に潜入!!

道内外から注文が寄せられる星野水産の「酢だこ」!


製造する煮だこや酢だこはふるさと納税の返礼品となっているほか、個人発送対応も行っています。

鮮やかで真っ赤な彩りと、しっかりとしたタコの歯ごたえ。噛むと甘みを感じる酢の心地よい酸味とタコの旨味。

ふるさと納税サイトの返礼品ランキングでカテゴリーで上位を獲得している、人気の「酢だこ」が道北で作られていることをご存知だろうか。

北海道日本海側に位置する苫前町で半世紀以上にわたり、水揚げされるミズダコと向き合っている「星野水産」には、道内各地や道外からもその酢だこの味を求めて注文が寄せられています。

そんな老舗の水産加工会社に今回潜入取材することができました。人気の秘密をフカボリしてみたいと思います!


港町・苫前で50年続く、歴史ある水産加工会社「星野水産」


海沿いに立地している加工場。取材時は冬でとても寒く、厳しい環境のなかで加工が行われています!

北海道日本海側に位置する苫前町。「星野水産」は、この町で半世紀以上にわたり、水揚げされるミズダコと向き合ってきました。創業は昭和51年で、漁師だった先代が地域との関わりの中で水産加工を始めたのが創業のきっかけだったそうです。

星野水産はタコの水産加工を専業としており、主に生タコの加工のほか、自社製品として酢だこと煮だこの製造を行っています。加工したタコは市場に出荷され、道内を中心に流通し回転寿司店などでも提供されているそう。


代表の星野さん。「あまり目立ちたくないんだけどね~」と少し控えめでおちゃめなお人柄が印象的でした。

現在、加工場を切り盛りするのは二代目の代表、星野さんです。星野さんは苫前生まれ苫前育ちの生粋の苫前人。一度専門学校のために町を離れましたが、地元へ戻り家業を継いだそう。

「最初から強い志があったわけじゃないんです。やらなきゃいけないものだと思って、やってきただけで・・・・」

そう静かに語る星野さん。控えめなその言葉とは裏腹に、星野水産の「酢だこ」は、今やふるさと納税の返礼品として全国にファンを持つ人気の産品となっているのです。

「大きければいいわけじゃない」──星野さんが語るタコ選び


漁獲されるタコはその日によって水揚げ量が変わり、多い日では3トンもの量をトラックで引き取ります。

星野水産が扱うのは、すべて苫前町内で水揚げされたミズダコ顔の見える5軒の漁師からその日に獲れたタコをすべて買い取り町内の漁港から自分たちで運び、その日のうちに鮮度抜群の状態で加工を行っています!


星野さん曰く、タコのなかでも重さが7-8キロくらいのサイズが身がしまって特に味が良いそう。

タコは一杯ごとに大きさも重さも様々ですが、星野さんが「一番おいしい」と太鼓判を押すのは、中くらいのサイズで、身がきゅっと締まったタコだそうです。

「タコは大きいほどいい、と思われがちなんですけど、実はそうじゃないんですよ。いちばん大事なのは、やっぱり身質ですね


星野水産では酢だこ以外にも煮だこも人気があります!

苫前の海で育ったミズダコはほんのりとした甘みがあり、ぷりっぷりの歯ごたえが特徴です!

甘めの味付けに込められたのは、北海道の独自の食文化!?

星野水産の酢だこの特徴として、「他よりも甘めの味付け」がこだわりのポイントなのだそう。

味付けを担当しているのは、代表である星野さんご本人。もともと星野水産の酢だこは、業務用として市場に出していた商品でした。


「本州の酢だこと比べると、北海道の酢だこは甘めなんですよね」

自分なりの「おいしい」を追求し少しずつ試行錯誤を重ねてきた結果、現在の味付けへとたどり着きました。


星野さんのおすすめの食べ方はシンプルにマヨネーズをつけて。噛むほどに広がるタコの甘みとほどよい酸味がよく合います。

なかでも特にこだわっている点は、「甘み」です

詳しくは企業秘密なのですが、甘みが加わることでコクが出るだけでなく、タコの味わいと酢の酸味をまろやかに引き立てており、配合についても「自分がおいしいと感じる絶妙な甘さ加減」を追求しています

また、使用する酢もすべて星野さん自身が実際に味を確かめ、タコとの相性を見極めたうえで選んでいます。

「自分で食べて、おいしいと思えないものは出したくない。そういう当たり前のことがこだわりですね」

お客様が酢だこをわざわざ買いたいと思ってくれたり、おいしいという評価をしてもらえることがうれしい。その想いのもと、星野さんは素材と向き合いながら納得のいく味を守り続けているのです。

【加工】手間の塊のような工程を、今日も黙々と


タコの加工は、決して楽な仕事ではありません。​

タコの重量は、一杯あたり3キロほどのものから重いものでは30キロを超えることもあり、持ち上げるだけでも相当な力を要します

水揚げされたタコは、休む間もなく加工場に運ばれ最初に行われるのが、頭を割って内臓(ゴロ)を取り除く『下処理』です。


加工を担うのは30年以上現場に立ち続ける奥様と、パートスタッフの皆さん。中には40年以上(!)の経験を持つベテランの方も。

「一番大変なのは、やっぱり最初の下処理ですね。気も遣いますし、体力も使います」

この下処理は、作業の中でも特に神経を使う工程だと言います。足は4本ずつ揃え、5本や3本になったりといった不揃いが出ないように一本一本を確認しながら切り分けていきます。

さらに、少しでも手元が狂って墨袋を傷つけてしまうと、墨が身に移り、そのタコは商品になりません。かといって時間を掛け過ぎれば今度は鮮度に影響が出てしまいます。丁寧さとスピード、その両方が求められる繊細な作業です


頭と足を分け、水洗いをした後は、『塩もみ(撹拌)』
専用の器械でぬめりと汚れを取り除き、身を引き締める重要な下処理です。
塩もみが終わると、サイズが異なるタコを大きさごとに仕分けていきます。


煮る工程ではサイズごとに仕分けしタコを釜へ入れます。大きさによる食感の差を防ぐためタコのサイズに合わせて火入れ時間を調整し、ちょうどよい歯ごたえを残しています。

サイズの仕分けを行ったあと、煮る行程に移ります
実は、タコを茹でる時間というのは加工の重要なポイントで各社にとって企業秘密なのだとか。

星野水産では食感がしっかりと楽しめるように、サイズごとに細かく煮る時間を設定しており、おいしさにこだわっています。煮上がったタコは一定時間しっかりと干して冷ました後、味付けの工程へ。

ここで使われるのが、星野さんが何度も配合を変えながら作り上げてきたオリジナルレシピの調味料です。こだわりの味付けのため配合比が完全企業秘密なのですが、年々微調整を行い味も進化させているのだそう​!


パッケージにもこだわりが! 外箱に商品写真入りフィルムを貼り魅力がより伝わるよう工夫したのは星野さんのアイデア。

調味料に漬け込んだタコは、冷凍庫にいれて数日かけて味を染み込ませ、ようやく星野水産の酢だことして完成するのです。

この様に、何気なく食べている酢だこも非常に手間ひまが掛かって作られているのですね!

この土地のタコを、一番おいしい形で届けたい


酢だこは、流行に乗るような派手な商品ではないかもしれません。星野さん自身も「目立ちたくない」と笑います。

それでも、「苫前のタコをわざわざ買いたい」「食べてみたら忘れられなくなった」。そんな声が、全国から届きます。ふるさと納税をきっかけに知り、個人でのリピート購入につながる人も少なくありません。

「この土地のタコを一番おいしい食べ方で食べて欲しい。それだけなんです」

近年は気候変動の影響か、苫前町のタコ漁獲量も減少傾向にあるため、昔と比べて生産量が大きく減少しているそうです。

苫前の海と、人の手が積み重なって生まれる星野水産の貴重な酢だこ。地場産のタコを担う仕事の先にある味を、ぜひ一度味わってみてください。

酢だこはふるさと納税で返礼品として受け取れます!


星野水産の酢だこは苫前町のふるさと納税の返礼品になっています。ぜひ一度こだわりの詰まった酢だこを、作り手の皆さんに思いを馳せながら味わってみてはいかがでしょうか!


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事業者:有限会社 星野水産
※掲載している情報は取材当時のものになります