提供:北海道マイホームセンター
【注文住宅】後悔しない収納計画の立て方とは?便利な収納スペースも紹介
自由設計が可能な注文住宅は、どんな間取りにしようか夢が広がりますよね。
生活スペースも大切ですが、忘れてはならないのが収納スペースの確保。
日々の暮らしやすさは収納に左右されると言っても過言ではありません!
今回は、注文住宅の収納計画の立て方や人気の収納スペースを紹介します。
「収納を活かせない」「物が溢れてしまった…」といった失敗を防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
収納計画4つのステップ!注文住宅を検討したら始めよう
収納計画とは「家のどこに」「何を」「どうやって」収納するのかを考えること。
生活スペースを中心に間取りを決める人が多いですが、実は収納スペースの確保もとても重要です。
というのも、開放的な空間を優先させて収納を作らずにいると、結局しまう場所がなくて生活スペースが物で溢れてしまうからです。
収まりのよい収納ができると
- 生活スペースが広く使える
- 物の出し入れがスムーズにできる
- 家事動線や生活動線がシンプルになる
と、家族みんなが暮らしやすくなります。
賃貸物件と違い、「自分たちの暮らしに合わせた住まい」ができるのが注文住宅のいいところ。
家づくりを検討し始めたら、収納計画についても考え始めましょう!
持ってる荷物の量を把握する
まずは、家にある荷物を見直してみましょう。
- 毎日どこで何を使っているか
- 日用品や食材のストックはどれくらいある?
- 頻度が低いものや使っていないものは今後も必要?
特にクローゼットの奥にあるものは、意外と忘れている可能性も…
まずは種類と量を把握するのがおすすめです。
また、ぜひやってほしいのが現状の洗い出し。
「満足していること」と「不便を感じること」をリストアップしてみましょう。
- ゴミ箱を置くスペースが足りない
- 日用品のストック置き場が足りない
- 洗面所に肌着類を置けない
- 子どものサイズアウトした服が収納を圧迫している
など、家を見渡すと色々と出てくると思います。(全て筆者が日頃不便を感じていることです。笑)
現状を把握することで、この後の収納計画もスムーズに立てられますよ!
不要なものは断捨離
現在の持ち物を見直したら、今後使わないものや不要なものは処分しましょう!
人に譲ったり、リサイクルに出したりすると環境にも優しくて◎。
ただ、オンラインフリマサービスを利用する場合は、販売期限を決めておくのがおすすめです。
売れるまで荷物が減らず、いつまでたっても片付かない…ということになりがちだからです。
荷物を減らすと、収納について考えやすくなるだけでなく、引越し作業もラクになって一石二鳥ですよ!
将来どれくらい増えるか予想する
これから長く住んでいく家で快適に暮らすためにも、今後増える荷物の量を考える必要があります。
- 購入する家具や家電のサイズ感
- 家族が増えるとき
- 趣味の道具
特に、子どもが生まれると想像以上に荷物が増えます…
子ども服やおもちゃはもちろん、ベビーカーや自転車など大きなものまで、成長に合わせて買い揃えていくからです。
将来どんなライフスタイルをイメージしているか、家族でリストアップしてみましょう!
また、モデルハウスの見学では収納スペースをチェックしてみてください。
何人家族でどれくらいの収納が必要かを担当者に聞いてみるのもおすすめです!
生活スタイルに合った収納場所を考える
収納で大切なのは「適材適所」。
荷物の種類や量を把握したら「なにを」「どこに」収納するかを考えましょう。
ポイントは、使う場所の近くに収納スペースを作ることです!
例えば、
- 玄関収納にコートかけスペースを設ける
- リビングに掃除用具をまとめて収納する
- クローゼットを一階に作る
など、生活動線や家事動線を考えると暮らしやすい収納ができます。
また、収納は多い方がいいと考えがちですが、スペースがあればあるほど物は増えやすくなります。
詰め込みすぎて把握できなくなる可能性も…
収納スペースを作るにもお金がかかるものです。
自分たちに合った、無駄のない収納づくりを目指しましょう!
あると便利!収納の間取り7選
ここからはおすすめの収納スペースを紹介します!
メリットはもちろん、なにを収納するかも具体的にお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
土間収納
土間収納とは、靴のまま出入りができる広い収納スペースのこと。
玄関の隣にあり、シューズクローゼットとも呼ばれています。
一般的な靴箱と違って広いので、
- 衣替えをしなくてもいい
- ベビーカーや自転車などの大型荷物の収納に
- コートを掛けられる
など、メリットがたくさん!
特に冬の北海道は、コートが雪で濡れてしまいますよね。
シューズクローゼットに物干しポールを設置すれば、床が濡れるのを気にせずに干せて便利です。
パントリー
パントリーとは、調理器具や常温保存の食料品、日用品などをストックする収納スペースのこと。
近年流行っているオープンキッチンでも、おしゃれな雰囲気を損なわずにスッキリした空間を保つことができます。
以下のような人におすすめで、
- 食料品や日用品のストックが多い
- 買い物はまとめ買い派
- 生活感を隠したい
玄関からキッチンまでの動線上に配置すれば、まとめ買いした荷物をしまうのも便利です!
また、冷蔵庫や電子レンジなどの家電を置きたい場合は、コンセントの設置もお忘れなく!
注意点は、奥行きを深くしすぎないこと。
物が取り出しにくかったり、把握できなくなってしまいます。
30㎝、45㎝の奥行きが一般的で、市販の収納ケースも設置しやすいですよ!
ウォークインクローゼット
衣類の幅に合わせた寸法の一般的なクローゼットに対して、ウォークインクローゼットは人が通れる部屋のようなサイズ。
ハンガーパイプは、L型やI型のレイアウトが多いです。
衣類をまとめられるのはもちろん、バッグや帽子、アクセサリーなどのファッションアイテムも収納できます。
身支度が一ヶ所で完結すると、朝の忙しい時間も無駄がなくスムーズに動けますよね!
他にも、スペースに余裕があれば
- 衣替えが不要
- スーツケースやなど大型用品も置ける
- スキー用品や布団などの季節品も収納できる
と、不要な手間が省けて管理がしやすくなります。
ただ、人が通れるスペースがある分、収納量が減ってしまうのがデメリットです。
作ってはみたものの、物が入らない...!と後悔しないためにも、荷物の量や種類を把握してから間取りを考えましょう。
リビング収納
家族が長い時間を過ごすリビング。
開放的な空間づくりを優先しがちなリビングですが、物が散らかりやすい場所でもあります。
というのも、家族がそれぞれの過ごし方をすることで、荷物が多くなるからです。
- 文房具や衛生用品
- 子どものおもちゃやお世話グッズ
- 日用品
- 書類
- 掃除用具
などというように、共有で使ったり、管理するものがたくさん。
細々したものも多いので、収納する場所をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
- 壁面収納
- 階段下収納
- キッチン前収納
など、リビングの限られたスペースを上手く利用しましょう!
また、家族みんなが物の場所を把握できるように工夫することも大切。
実際に使う収納ボックスのサイズに合わせた棚にすると、無駄なく有効にスペースを活用できますよ!
洗面所収納
- パジャマや下着などの肌着類
- 洗剤やシャンプーなど日用品のストック
- 家族分の洗濯物が入る洗濯カゴ
洗濯用品やタオル類など、意外と物が多い洗面所。
1日に何度も使う場所なので、家族みんなが使いやすい収納にしたいですよね。
おすすめは、オープン棚収納。
- 湿気やカビが発生しにくい
- タオルや肌着を取りやすい
- 模様替えしやすい
と、使い勝手がよくて水回りの収納に最適です!
また、子どもの成長や生活スタイルに合わせてレイアウトを替えることもできます。
オープン棚に収納ボックスを置けば、どこに何があるのか見つけやすいだけでなく、来客時でも丸見えになることがありませんよ!
階段下収納
階段下収納といっても、家によって形やサイズが異なります。
斜めで特殊な形の空間ではありますが、階段下こそ収納スペースにぴったり!
カラーボックスやファイルボックスを使って細かなものを収納したり、秘密基地風のおもちゃ収納にするなど、使い方はさまざまです。
さらに、階段が家のどこに配置されているかによっても使い方が変わってきます。
例えば、
- 玄関→コート類や外出に必要なもの
- リビング→掃除用具、防災用品
- キッチン→ラックを使って食材や日用品のストック
というように、生活動線を考えて何を収納したら便利で暮らしやすいかを検討していきましょう。
物置
屋外収納である物置は、マイホームに欠かせない存在。
庭の一角や駐車スペース近くに設置することで、重い荷物もスムーズに運ぶことができます。
- タイヤ
- 自転車
- 雪かき道具
- アウトドアグッズ
- 趣味の道具(ゴルフバッグやスキー用品)
など、大型でさまざまな種類の荷物を一ヶ所にまとめるので、「わかりやすく」「管理しやすく」収納するのがポイント!
棚を設置したり壁を利用して、定位置を決めましょう。
人が通れるスペースの確保も、出し入れしやすくて使い勝手がよくなりますよ!
まとめ
家を建てて後悔することが多いのが収納。
収納スペースを活かせなかったり、物が溢れてしまう失敗は避けたいですよね。
ぜひ、マイホームの検討を始めた段階で「収納計画」を立ててみましょう!