
提供:北海道マイホームセンター
【一戸建て】子どもが独立したあとどう過ごす?おすすめ活用法を解説
子どもが独立し夫婦だけの時間が増えると、広くなった部屋や、使わなくなったスペースが気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、子ども独立後によくある悩みをもとに、空き部屋のおすすめ活用法や暮らしやすい家づくりのアイデアをご紹介します。
家を見直し、夫婦のセカンドライフにぴったりの空間を生み出すヒントを見つけてみましょう!
子どもの独立後はライフスタイルが変わる
子どもが就職や結婚で家を巣立つと、家に残る夫婦のライフスタイルが大きく変わります。
・夫婦2人暮らしになる
・子ども中心の生活ではなくなる
・時間や部屋の使い方が変わる
子どもが独立すると、育児の役割が減り夫婦2人の時間が増えます。子どもが巣立つ寂しさがありますが、自分たちに使える時間が圧倒的に増えるのが特徴です。趣味を楽しむ時間が増える方も多い傾向にあります。
子どもが独立したあとは、夫婦で新しい生活に進む大きな転機となるでしょう。
【一戸建て】子どもが独立後によくある悩み
子どもと一緒に生活しなくなると、生活が一変するため悩みが生じることも。
ここでは、子どもが独立後の一戸建てでよくある悩みを紹介します。
家が広すぎると感じてしまう
家で過ごす家族の人数が減ると、家が広すぎると感じるときがあります。今まで使っていたスペースや部屋が余りもったいない気がする……といった悩みを抱えることも。
リビングテーブルの席が余ったり、玄関や洗面所にあった子どもの物が減ったりすると、家の空間が物理的にも広くなります。子どもが独立し、家からいなくなる寂しさもあり「家ってこんなに広かったかな?」と感じる方は多いでしょう。
2階を使う頻度が減る
子どもが独立した後、生活動線の変化から2階を使う頻度が減りがちです。夫婦2人だけの生活になると日常生活に必要なスペースが1階で収まるため、わざわざ2階に行く必要がなくなることが多いです。
また、年齢を重ねるにつれ階段の上り下りが負担に感じるため、自然と2階を避けがちになります。そのため2階を使わなくなり、スペースが増えてしまうという悩みが出てくるでしょう。
子ども部屋を持て余す
子どもが独立した多くの方が悩むのは、子ども部屋を持て余すことです。子ども部屋以外の用途で活用できず、スペースが余ることが多い傾向にあります。
部屋に子どもの物が残っているため、他の用途で使うのが難しい場合も。部屋が余るのはもったいないと感じてしまい、悩むケースがあります。
【一戸建て】子どもが独立後におすすめの空き部屋活用法5つ
空き部屋がそのままになっているのは、もったいないし気になる……。そんなお悩みを持つ方へ、子どもが独立した後の空き部屋活用法を紹介します。
・これから子どもが巣立つ予定がある
・子どもが独立して空き部屋がある
上記の方は参考にしてみてくださいね。
夫婦の寝室にする
1階に空き部屋があれば、夫婦の寝室にするのがおすすめです。2階への移動が減り、1階での生活が快適さを増すでしょう。特に2階にトイレがない家の場合は、寝室を1階にすると夜中や朝方にトイレへ行くのが楽になります。
また、夫婦で寝室を分けたいときも空き部屋を利用できます。生活スタイルが異なる、1人で寝た方が落ち着く、といった夫婦にぴったりの活用法ですよ。
趣味の部屋にする
空き部屋は、夫婦の趣味を楽しむためのスペースにするのはいかがでしょうか。絵画や楽器演奏、読書、ガーデニング準備など、今まで子育てで時間が取れなかった趣味に打ち込む余裕ができます。趣味に合わせたインテリアや機材をそろえると、リラックスできる特別な空間になりますよ。
趣味を通してリフレッシュでき、夫婦2人の新たな生きがいを育む機会が増えるでしょう。
リモートワークの部屋にする
近年は在宅勤務が増えているので、リモートワーク専用の部屋にするのも実用的です。個室があれば仕事と生活のメリハリがつき、集中力も高まります。
快適なデスクや椅子、収納などを設置して効率的な仕事環境を整えれば、仕事へのモチベーションが上がりますね。ワークスペースとして、長期的に役立つ空き部屋活用法です。
収納スペースにする
生活に合わせて、空き部屋を収納スペースにするのもいいでしょう。季節用品や思い出の品など、普段使わないものを空き部屋に収納することで家全体が快適になります。
筆者の実家でも、子ども部屋を季節用品や来客用グッズの収納スペースとして使っています。場所を取りがちな季節家電や寝具などを空き部屋に収納すると、普段使っている部屋がスッキリ片付きますよ。
子どもが家族で来たときの客間にする
いずれ子どもが結婚して家庭を持つこともあるでしょう。空き部屋を客間として整え、子どもや孫が訪問する際の宿泊場所にするのも良い方法です。
来客用の寝具やアメニティを置いておくと、急な宿泊にも対応できます。いつでも帰ってきてもらえる環境を整えることで、親子の絆もさらに深まるでしょう。
【一戸建て】子ども独立後も暮らしやすい家にするアイデア5つ
子どもが巣立ったあと、できるだけ夫婦で過ごしやすい家にしたいですよね。
ここでは、子どもの独立後も暮らしやすい家にするアイデアをご紹介します。子どもが独立して夫婦2人暮らしがはじまる方はもちろん、これから家づくりをするお子さんが小さい子育て世代の方も、ぜひご覧ください。
1階だけで生活できるよう環境を整える
子どもが独立すると2階を使う頻度が減るため、1階だけで快適に過ごせるよう工夫するのがおすすめです。リビングに加えて寝室やトイレを1階に配置することで、階段の上り下りを減らし、日常生活が楽になります。
これから家づくりをする方は、子どもが独立後を見据えて間取りを考えると将来の悩みが減ることがあるかもしれませんね。
バリアフリーにする
家をバリアフリー化することは、老後への安心につながります。今すぐ必要ではなくでも、将来を見据えた設計にしておくといざという時に役立ちますよ。
段差をなくしたり手すりを設けたりすることで、家の中での転倒リスクが減り体の負担も軽減されます。バリアフリー設計は怪我や病気のときも役立つので、家全体の安全性を高める工夫として検討してみる価値があるでしょう。
リフォームをする
子どもが独立する頃になると、築年数が経過し設備もメンテナンスが必要になる家もあります。リフォームをすると、暮らしの快適さをアップできますよ。
例えば、空き部屋を趣味用にしたり、思い切って間取りを変えて広い空間を確保したりも可能です。また、リフォームで断熱性能を高めることで、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようにすると、暮らしやすさが増すでしょう。
▼断熱性能とは?詳しい情報をチェック!▼
家を建て替える
家を建て替える選択肢も、ライフスタイルに合わせて検討する価値があります。子育て中と子ども独立後では、生活しやすい家の仕様が違うこともあり得ますよ。
建て替え例としては、夫婦で住む平屋や子ども世帯と暮らす二世帯住宅の新築です。
平屋は、夫婦2人で暮らしやすい間取りや設備を整えられます。また、二世帯住宅は子ども世帯と同じ敷地で暮らす楽しみが持てるでしょう。
家を住み替える
現在の家を手放し、コンパクトで機能的な新しい住まいに住み替えるのも一つの方法です。平屋や間取りが少ない家など、夫婦の生活スタイルに合った物件に移ると暮らしやすさが向上します。
住み替えは生活をリフレッシュする機会になります。思い切って子どものことを考えなくてもいい地域に移ったり、利便性がいい場所または自然に囲まれたエリアに移住もしたりと、住み替えでセカンドライフを満喫できますよ。
子ども独立後も快適に過ごせる家づくりを
家族は、時が経つにつれてライフスタイルが変化します。子どもが独立後は、家が広く感じられ寂しさもあるでしょう。
子どもが巣立った後は今まで子育てに追われていた時間を夫婦2人で使えます。自分たちの好きなように家を活用していけると、より豊かなおうち時間を過ごせるかもしれません。
10年後、20年後、どのような人生になるか想像しつつ、家づくりをするのもいいですね。どの年代になっても、快適なマイホーム生活を続けられますように!