【札幌で聴ける・探せる】初級者にオオスメしたいジャズ ・アーティストのアルバム3枚 【Sonny Clark（ソニー・クラーク）編】

1957年9月13日に録音された3枚目のアルバムです。
ブルーノート史上最強のリズム・セクションで、ポール・チェンバース (Paul Chambers ベース b)と、フィリー・ジョー・ジョーンズ (Philly Joe Jonesドラム ds)を迎え、ビバップとスタンダードナンバーを6曲セットにした傑作ピアノトリオアルバム。

なかでも「朝日のようにさわやかに(Softly As In A Morning Sunrise)」の人気が高く、アップテンポな曲や、スローな曲が詰まったトリオ中でも最高な1枚です。

ソニー・クラークは1963年1月13日、ヘロインの過剰摂取により31歳で死去しているので、リーダーを務めたアルバム自体は多くなく、6枚しか発売されてません。サイドマンとしても重宝されていて、多数のアルバムに参加しています。

このアルバムも比較的若いころ買いましたが、2000円前後で手に入れたのを覚えています。
人気の盤だけあって、色々なレコードやCDで復刻発売されています。

では、トリオ盤はこのくらいにして、次はトリオ＋管楽器といきます。
こちらは1957年9月1日に録音された2枚目のアルバムです。
ドナルド・バード (Donald Byrd トランペット tp) 、カーティス・フラー ( Curtis Fuller トロンボーン tb) 、ジョン・コルトレーン( John Coltrane テナーサックス ts) 、ポール・チェンバース ( Paul Chambersb ベース b) 、アート・テイラー( Art Taylor ドラム ds)で編成された3管構成です。

ラテン・テイストの2曲目「スピーク・ロウ (Speak Low)」が人気ですが、私は1曲目の「ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート (With A Song In My Heart)と、5曲目の「ニュース・フォー・ルル (News For Lulu)がお気に入りです。特に5曲目のニュース・フォー・ルルの曲の入りがたまなく好きです。

この盤はいつ頃買ったのかは忘れましたが、2000円前後だった覚えがあります。
これも人気の盤なので、色々なレコードやCDで復刻発売されています。

最後は2管構成です。もう超有名盤ですね。
1958年1月5日に録音された4枚目のアルバムで、ジャッキー・マクリーン （Jackie McLean アルトサックス as) 、アート・ファーマー（Art Farmer トランペット  tp) 、ポール・チェンバース （Paul Chambers ベース  b) 、フィリー・ジョー・ジョーンズ （Philly Joe Jones ドラム ds)で編成されています。
何といってもジャケットの写真が素晴らしいですね！一目ぼれしてジャケ買いしました。

これは比較的初期に買ったレコードで980円だったことを覚えています。
A面1曲目の「クール・ストラッティン / Cool Struttin'」と、2曲目の「ブルー・マイナー / Blue Minor」が人気ですが、最初に聴いたときはあまり好みではなく、B面の3曲目「シッピン・アット・ベルズ / Sippin' at Bells」と、4曲目の「ディープ・ナイト / Deep Night」の方が好きでした。今は逆にA面の方が好きです。

これもレコードに限らず、CDやハイレゾなど色々買っては聴き入っていました。でもレコードで聴くのが一番好きです。
超人気盤なので、様々なメディアで再販されているので手に入れやすいと思います。

詳しい店舗情報は私の記事に載せてありますのでご参考ください

今回はソニー・クラークの特集でした。
このころから「ブルーノート」というレーベルにハマりました。

そろそろピアノトリオから違うものも聴きたいなぁと思っていた時に出会ったのがクール・ストラッティンでした。
ジャケットの写真のインパクトにひかれてブルーノートを中心に集め始めました。
ほぼハズレはありませんので、まずはブルーノートを中心に集めると世界観が広がると思います。

ピアノトリオからもう一歩踏み込みたい方にオススメしたいと思います。
では、次回をお楽しみに！