道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

【アイスホッケー女子】オリンピック最終予選が苫小牧で開催されます!#2

【アイスホッケー女子】オリンピック最終予選が苫小牧で開催されます!#2

2026年にミラノ・コルティナダンペッツォで開催される『第25回オリンピック冬季競技大会』への出場権をかけた戦いが北海道苫小牧市で開催されます!
このオリンピックをかけた大事な戦い「2025女子アイスホッケー 最終予選グループG」についての大まかな情報を第一弾で紹介しましたが、第二弾ではチケット情報テレビ中継について、大会にまつわる豆知識などを紹介していきます!

▼第一弾の記事はこちら


女子日本代表を応援したい!

オリンピック最終予選という大事な大会があることは理解したけど、どうやって応援したら良いの?と思った方もいると思います。
想いを届けてもらうだけでも選手たちは嬉しいですが、さまざまな形で試合を観戦したり応援する方法があるので、ご紹介します!

会場で応援する!

まずは、当たり前ですが「会場で応援する」という選択肢があります!
会場でしか感じることのできない迫力や雰囲気、選手の様子を感じたり、日本で開催される数少ない国際大会を生で見ること、日本代表チームを応援することができるのが会場に足を運ぶ楽しさです!

チケットについて

■料金
2月6日(木)
SS席(個別指定)   前売  4,000円  当日  5,500円 
S席(エリア内自由)  前売  2,000円  当日  3,000円
A席(エリア内自由)  前売  1,500円  当日  2,500円
B席(エリア内自由)  前売  1,000円  当日  2,000円

2月8日(土)、2月9日(日)
SS席(個別指定)   前売  6,000円  当日  7,500円 
S席(エリア内自由)  前売  4,000円  当日  5,000円
A席(エリア内自由)  前売  3,000円  当日  4,000円
B席(エリア内自由)  前売  2,000円  当日  3,000円

■チケット購入方法
チケットぴあにて購入(SS席〜B席)
JTBイオンモール苫小牧店にて購入(A席のみ)注:現金のみ
nepiaアイスアリーナにて購入(A席・B席のみ)注:現金のみ

■注意事項
※料金は税込みです。
※未就学児は、同伴者様の膝の上にお座りいただく場合に限り無料です。
 座席にお座りになる場合は、年齢に関わらずチケットが必要となります。
※1日通し券となります。
※参加国の使用するベンチは、各試合の前日に決定する予定です。


会場の座席表はこちら。

アクセスについて

JR、車、飛行機などさまざまな方法で会場に行く方がいるかと思いますが、交通情報についてはこちらをご確認ください!

テレビ中継を見て応援する!

大会期間中は、日本の3試合は全てテレビで生中継があります!
会場までは行けないけど、映像を見ながら応援したいという方は中継を見ながら、選手たちにエールを送りましょう!

中継予定

2月6日(木)15:30〜 日本 vs フランス【NHK BS】
2月8日(土)15:30〜 日本 vs ポーランド【NHK Eテレ】
2月9日(日)15:30〜 日本 vs 中国【NHK総合】

NHKで中継される3試合は、この記事を書いている私(大澤ちほ)も解説を担当します!
会場で見ることが一番ですが、会場に来ることが難しい方はぜひテレビの前で応援してください!

ネットで速報を見ながら応援する!

会場に行くことも難しい、テレビ中継を見ることも難しい、という方は大会の公式サイトでの速報を見ながら応援する!という方法があります。

日本アイスホッケー連盟の公式サイトから速報を見る

こちらで速報を見ることができます!


国際アイスホッケー連盟の公式サイトから速報を見る

より細かい情報と速報を見ながら観戦したい方におすすめです!




会場、テレビの前、速報を見て、色々な方法で日本代表の熱い試合を応援することができます!
どんな形であれ、応援は必ず選手のもとに届きます!!
選手たちにたくさんのエールを送りましょう〜〜!

ここでオリンピック予選の豆知識も少しだけ…

【豆知識①】過去のオリンピック予選について


女子アイスホッケー日本代表の歴史です。

女子アイスホッケー競技は、1998年の長野オリンピックからオリンピックの正式種目になりました。
日本は「開催国枠」として、長野オリンピックに出場しています。
ただその後の3大会は、最終予選で敗退しオリンピックの出場権を獲得することができませんでした。敗退した大会では最終戦で1点差で負けてしまったりと、あと一歩のところで手が届かない、、、という悔しい過去があります。
その苦しい時期を経て、2014年のソチオリンピック出場をかけた最終予選で勝利することができ、初めて自力で出場権を獲得することができました!

そして、2018年の平昌オリンピック最終予選は、今回と同様に苫小牧で開催されました!
たくさんの観客の皆さんにエールをもらいながら戦い、勝利することができたことを今でも鮮明に覚えています!


平昌オリンピック最終予選の写真です。地元苫小牧で満員の観客の皆さんと一緒に戦った大会でした。

2022年の北京オリンピックは、世界ランキング6位ということで最終予選を戦わずにオリンピックの出場権を獲得することができたので、今回は2大会ぶり(8年ぶり)のオリンピック最終予選となります!

【豆知識②】他の競技と少し違うところ

他の競技のオリンピック予選は、地域ごとの予選(アジア予選、ヨーロッパ予選など)で勝ち抜いた国が出場権を獲得する競技が多いと思いますが、アイスホッケーの場合は地域ごとの予選がないことも特徴です!
残りの3枠をかけて“全世界で戦う”というタフな予選になっています。

また、オリンピックが開催される1年前に予選が開催される競技も少なく、この予選でオリンピックの出場権を獲得することができると、日本の全競技の中でミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック出場決定の第1号となります!
オリンピック決定の第1号となる瞬間をぜひ見てほしいです!

【豆知識③】日本代表メンバーには姉妹がたくさん

実は今の日本代表には、姉妹が3組いるんです!

志賀姉妹
(姉)#3 DF 志賀葵(妹)#11 FW 志賀紅音
山下姉妹
(姉)#10 FW 山下光(妹)#5 DF 山下栞
野呂姉妹
(双子)#40 FW 野呂里桜/#41 FW 野呂莉里

姉妹ならではの連携や、コミュニケーションなども注目ポイントです!
ぜひチェックしてみてくださいね!

【豆知識④】会場の横ではスケートまつりも!

試合とは関係ないのですが、2月8日(土)9日(日)は会場のnepiaアイスアリーナの横で「とまこまいスケートまつり」も開催されています!
スケート祭りは、苫小牧の冬のお祭りで「しばれ焼き」と呼ばれるドラム缶で焼くジンギスカンが名物です!
寒い中で熱々のしばれ焼きを食べることは、苫小牧市民にとっては冬のビックイベントで、私も小さい頃から大好きです!
しばれ焼きで腹ごしらえをしてスケートまつりを楽しんでから、オリンピック最終予選で日本代表を応援するという週末を過ごすのはいかがでしょうか?



オリンピック最終予選についてたっぷりと紹介をさせていただきました!

女子アイスホッケー日本代表は、オリンピック4大会連続の出場をかけてこの最終予選に臨みます。
たくさんの想いを持って臨む選手たちに、会場、テレビの前などさまざまな形でエールを送りましょう!

がんばれスマイルジャパン!!


この記事を書いたモウラー

ゲストモウラー

大澤ちほ

北海道苫小牧市出身。元日本代表選手の父の影響で6歳からアイスホッケーキャリアをスタート。16歳で日本代表に初選出され、ソチ、平昌、北京と3大会連続でスマイルジャパンのキャプテンとして五輪に出場。2022年8月に現役引退を表明。現在は札幌を拠点にアイスホッケーの普及やとまこまい観光大使として活動中。
【 主な経歴 】オリンピック3回、世界選手権8回、 U18世界選手権2回