道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

冬も心地よく過ごしたい!北海道民が教える家の特徴や寒さ対策例

提供:北海道マイホームセンター

冬も心地よく過ごしたい!北海道民が教える家の特徴や寒さ対策例

「寒い冬もできるだけあたたかい部屋で過ごしたい」「北海道の家は、どうやって寒さを乗り切るの?」と、疑問に思う方も多いですよね。

ここでは、寒い冬も快適に過ごせる家の特徴寒さ対策についてご紹介します。生粋の北海道民である筆者が、あたたかい家づくりの豆知識をお伝えしますね。ぜひ最後までご覧ください!

北海道の家は冬でもあたたかい傾向にある


冬は氷点下の気温が続く北海道ですが、外が寒い日でも部屋の中は暖かい傾向にあります。


引用元:ウエザーニュース 部屋の温度×セツデン調査結果[あなたの県の部屋の温度は?]

ウエザーニュースが発表している「あなたの県の部屋の温度は?」の調査結果を見ると、北海道は47都道府県で第1位の20.73℃となっています。

築年数が長い家で、玄関や窓が凍った経験がある方もいるかもしれませんね。しかし、近年建てられている一戸建ては、北海道ならではの部屋をあたたかく保つ工夫がされています。

・暖房設備が整っている
・断熱性能が向上している
・暖房を24時間切らないようにしている

上記のような工夫から、北海道の厳しい寒さの中でも快適に過ごせる一戸建てが増えています。
外気温が下がる夜中や朝方も一定の室温を保てるので、睡眠中も「寒さで眠れない」ことは減っているようです。

北海道の家に見られる特徴5つ


寒い冬を乗り越える北海道の家は、温暖な地域の家とは違った仕様が見られます。

ここでは、北海道の家の特徴について詳しく解説します。

平らな屋根

最近建てられた北海道一戸建ては、平らな屋根が多い傾向にあります。
平らな屋根は大きく2種類に分けられます。

・スノーダクト式
屋根中央に向けて緩やかに傾斜をつけ、排水用のダクトが設置してある。

・フラットルーフ式
屋根の端から雪水が流れるよう緩い傾斜をつけている。

どちらの仕様も、屋根からの大量の落雪を防ぐ効果が期待できます。特に住宅が密集している都市では、落雪で近隣住民に迷惑をかけてしまうリスクが発生することも。屋根に雪が積もり続けると事故や破損の危険も生じるため、北海道の家は屋根の工夫が施されています。

暖房設備

厳しい寒さを乗り越えるためには暖房設備が重要です。部屋をあたためる暖房設備には、北海道ならではの特徴がありますよ。

北海道の一戸建てでよく使われている暖房設備は以下のとおりです。

・セントラルヒーティング
・床暖房
・寒冷地用エアコン
・ストーブ

積雪寒冷地である北海道では、生活の中で使うエネルギーの多くを暖房に費やしています。昨今の電気代やガス代の高騰を目の当たりにして、暖房の熱源や設備選びは悩んじゃいますよね。。。
先々に後悔しないよう、まずは電気・ガス・灯油、それぞれの特徴や暖房機器の種類、目指す暮らしに適した使い方を事前に調べておくことをおすすめします♪

▼暖房設備について詳しくご紹介しています!▼


玄関の風除室

北海道の家には「玄関フード」とも呼ばれる風除室がある家も多いです。玄関から冷気が入らないようにしたり、ちょっとした荷物を置くスペースにしたりと、活用法が幅広いのも魅力ですね。

風除室を設けるには、コストがかかるのが悩みどころ。近年は玄関の断熱性が高まり、風除室を設けない家も増えています。風が強い地域や、ちょっとした物置スペースとして使いたいご家庭には風除室が向いているでしょう。

トリプルガラス

北海道では高気密高断熱の住宅に欠かせない「トリプルガラス」を使用する一戸建てが増えています。

トリプルガラスは、3枚のガラスを重ね、ガラスの間にアルゴンガスまたはクリプトンガスを入れた複層になっている窓のことをいいます。寒冷地向きの仕様で、今では多くの新築戸建てで選ばれています。

トリプルガラスのメリットは以下のとおりです。

・断熱性が高い
・生活音が外に漏れにくい
・結露しにくい

断熱性が高いトリプルガラスは、北海道の冬も心地良く過ごせます。暖房費を抑え、光熱費の節約にもつながるでしょう。

玄関とリビングの間に扉がある

温暖な地域には、玄関とリビングを仕切るドアがない間取りの家もよく見られます。しかし、北海道ではリビングにドアがある家がほとんどです。

リビングのドアは、玄関から入る冷気を遮断する効果が期待できます。室内に入る外気は多くの場合玄関から入るため、リビングのドアは部屋を暖かく保つ重要な役割を担っていますよ。

家が寒いときの簡単な対策例4つ


家の仕様を工夫しても、部屋の中が寒くてつらいときがありますよね。

ここでは、部屋が寒くて過ごしにくいときに、簡単にできる対策法を紹介します。すぐに取り入れられる方法で、北海道の寒い冬を乗り切りましょう!

断熱カーテンを使う

外気温の影響を受けやすい窓には、断熱カーテンを使うと寒さ対策になります。家の暖かさは約50%が窓から逃げていくといわれています。​カーテンを替えるだけで寒さを感じにくくなるので手軽ですよね。

断熱カーテンは、インテリア用品店や生活用品店で購入できます。我が家も断熱カーテンを使用していますが、窓からの冷気が入りにくくて助かっていますよ。

床にマットを敷く

足元が冷たいと、寒さを感じやすくなります。ラグや絨毯といったマットを敷くだけで寒さ対策になりますよ。

冬仕様の厚手のマットは、インテリア用品店やホームセンターで手に入ります。床に直接足の裏が触れないだけで、寒さを感じにくくなります。
寒さが気になるときは、マットを2枚重ねて使うのもおすすめですよ。

寝る場所を窓から遠ざける

窓は、外気温が伝わりやすい場所です。寝る場所が窓に近いと、睡眠中に寒くて起きてしまうことも。

寝る場所をなるべく窓から遠ざけるだけで、寒さ対策になります。模様替えをするだけで寒さ対策ができるので、非常に簡単です。

冬の寒さが気になる方は、できるだけ窓と寝具を離してみてくださいね。

部屋の空気を循環させる

ストーブやヒーターの暖気が部屋中に伝わらず、寒い場所ができてしまうことも。そういったときは、暖かい空気が部屋中に広がるよう空気を循環させましょう。

夏に使う扇風機やサーキュレーターを弱く可動させて、暖気を部屋のはじまで送ります。すると、暖気が部屋の一箇所にとどまることなく暖房器具から離れている場所も暖かくなることが多いですよ。

冬の北海道の家についてよくある質問3つ


「冬も快適に過ごせる家づくりをしたいけれど、実際どうしたらいいの?」
大切な家のことですから、疑問は尽きないですよね。

ここでは、冬の北海道の家についてよくある質問を3つピックアップしました。お家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

冬は各部屋に暖房が必要ですか?

暖房は、全部屋にあるとより快適に過ごせる傾向にあります。全部屋必須、とまではいきませんが、各部屋に暖房があるといつどこにいても寒さを感じないのでストレスが軽減します。

家を建ててから「やっぱり全部屋に暖房をつけたい」と思っても、作業工程を考えると難しいこともあるでしょう。近年は、全部屋に暖房をつける家が増えていますよ。

家を留守にすると寒さで水道凍結しますか?

新築で建てた場合も、水道凍結する危険があります。特に以下の場合は注意が必要です。

・水道を使用しない場合
・数日以上家を空ける場合
・外気温が-4℃をずっと下回る日が続く場合

水道は、使用しないときに凍結しやすい傾向があります。不安なときは、寝る前に水抜きすると確実に凍結を防げるでしょう。

水道が凍結しやすいのは、外気温が-4℃を下回ったときといわれています。天気予報を確認して、冷える日が続くときには水抜きをしてくださいね。

▼札幌市水道局が水抜きの方法を伝授!▼


暖かい家を建てる方法はありますか?

どうしたら暖かい家を建てられるか、地域や仕様、予算によって異なる場合があります。納得できる快適な家づくりをするには、住宅展示場に行くのがおすすめです。

住宅展示場には、家づくりのプロフェッショナルであるハウスメーカーの営業担当者がいます。気になるところや不安を相談すると、細やかに答えてくれますよ。暖かい家にしたいときはどうしたらいいか、親身に教えてくれるはずです。ぜひ足を運んでみてくださいね。

▼住宅展示場に行く前に読んでおこう!▼


北海道の冬は防寒対策で家のなかも快適

寒い冬も快適に過ごすための家の特徴や寒さ対策をご紹介しました。家づくりや暮らしのなかでしっかり寒さ対策をすると、冬もあたたかい部屋で過ごせますよ。

本記事がこれから北海道で家づくりをする方の参考になれば嬉しいです!

北海道マイホームセンターのモデルハウス見学予約はお気軽に♪


札幌会場はこちら

札幌森林公園駅前会場はこちら

札幌北会場はこちら

旭川北彩都会場はこちら

函館会場はこちら

帯広会場はこちら

苫小牧会場はこちら

この記事を書いたモウラー

モウラー

暮デザ北海道

暮デザ北海道では、これからの暮らしを想像しながら理想の「住まいと暮らし」をデザインしていきます。家族みんなの満ち足りた暮らしがいつまでも続きますように。