音楽の力を体感しよう!! NEXT NOTE FES 2025

「たくさんえらべる　じぶんできめる」をテーマに、2月16日（日）にサッポロファクトリーホールで吹奏楽や様々なジャンルの音楽イベントが開催されます。音楽を通して子どもたちの未来の選択肢を増やしたいという思いをもとに開催されるこのイベントについて、主催者のHAMBURGER BOYS（ハンバーガーボーイズ）としても活動中の田村次郎さんと、出演アーティストを代表して札幌出身のシンガーソングライターKEI_HAYASHIさんに話を聞きました。

2年前のクリスマス、エスコンフィールド北海道で様々なアーティストが集まる音楽イベントに出演した田村さん。その際に、道内高校吹奏楽部の演奏を目にして心を打たれ、音楽を続けてよかったと思えるような瞬間をみんなで味わえたらいいなと思ったそうです。

また、自身のラジオ番組で学生時代に吹奏楽部だった人たちにアンケートを取ったところ、約8割の人が部活を辞めてから演奏をしていないという結果になったとのこと。確かに、ライブハウスと違って吹奏楽を気軽に演奏する場所はほとんど目にしないですね。

「自分の意志があれば簡単に続けられる環境を、音楽のジャンルを問わず作りたいという夢ができました。このイベントをとおして、音楽を続けられる可能性を感じてほしい」と田村さんは話します。

田村さんは、「たくさんえらべる　じぶんできめる」というテーマを選んだ理由として、「選択肢を子どもたちに沢山つくってあげたい。それは音楽を続けるということかもしれないし、それだけではなく、夢を描く中でいろんな選択肢があったほうがいいと思う。ただし、親が決めるのではなく自分で決める社会を作りたい。それを音楽をとおして知ってもらいたい」と話します。

エレクトーンから音楽を始めたKEIさん。コンクールで成績が振るわなかった時期に、新しい楽器や歌など、自分が好きな音楽をやったときに、一気にメロディーやフレーズが体から湧き上がるような自由を感じた経験があるそうです。「今回出演する生徒さんも通常演奏する楽曲と異なるものと出会ったときに、新たな可能性を見つけてくれるのでは」と期待を寄せます。

子どもたちが音楽に触れる機会を増やしたい、音楽を自由にできる場所を提供できないかなと考えていた時に、ちょうど田村さんからお話をもらったそうです。

今回のイベントの為に、自身の楽曲「シアワセノカタチ」を吹奏楽にアレンジをして、北星学園大学吹奏楽部らとコラボ予定です。特殊な楽器編成になるとのことで、楽しみですね。

実は、このイベント、他にも見逃せないコラボが盛りだくさん！

札幌のヒップホップバンドNo. 18と小樽双葉高等学校吹奏楽部とのコラボ、小学5年生と3年生がトランペットとトロンボーンを奏でる兄弟ユニット朝と温（あしたとすなお）と札幌シティージャズパークジャズライブコンテスト2017,18,19でファイナリストに選出、2019では特別賞を受賞したピアノとドラムの兄妹インストデュオ吉澤吉澤とのコラボなど。

大人も子どもも、幅広い年齢層が楽しめるイベントです。

KEI_HAYASHI
No. 18（ゲスト：小樽双葉高等学校吹奏楽部）
吉澤吉澤
北星学園大学吹奏楽部
朝と温（あしたとすなお）
札幌開成中等教育学校管弦楽部
札幌旭丘高等学校合唱部

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