
藍井エイル、不死鳥の如く舞い戻ったライブ「BLUE FLAiR」 熱狂と感動の一夜を完全レポート【後編】

「空のカタチ」を歌い終わり、ステージは暗転、藍井エイルがそっとはけていく。
BGMにはこの日のために安田史生氏が制作したBLUE FLAiR用SE。
そのリズムに合わせてギルメンたちがクラップし、彼女の登場を今か今かと待ちわびていた…
前編をまだご覧になってない方は、以下のリンクよりどうぞ。
ライブはスポーツだ!怒涛の後半戦!
さぁ、ライブは後半戦へ。
休憩は終わりだ。もう体力は回復しただろ?
ここからは、まさに「藍井エイルのライブはスポーツだ!」と言わんばかりの、アッパーチューンが畳み掛ける。
「心臓」よ、高鳴れ!
ピアノの美しい旋律が会場内を包み込む。
「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」の主題歌だ。
薄暗いステージからスポットライトを浴びた藍井エイルが登場。
♫
どうにかまだ僕ら寝転んだまま
飽きそうなくらいに空を見て
♫
語るように歌い始める彼女を、息をするのもためらいながら、全員が静かに聴き入る。
♫
早く心臓が伝う本能で今翔んで
君の歓声で裂けそうなほど煩いの
♫
サビに入って止まっていた心臓が一気に動き出すかのように彼女の歌声が会場内に響き渡った。
ギルメンからは、
「生きることの意味を考えさせられた」
「痛みも苦しみも乗り越えていく強さを感じた」
「朝目覚めた感覚から脈を打って心臓が動き出して駆け出したくなるような感覚」
という声が上がっていた。
この曲は彼女も以前言っていたように「静」と「動」がハッキリとしていて、止まりかけていた心臓の鼓動が、色んな縛りから開放され力強く動き出し、そして自由に翔び羽ばたくのを感じ取れる。
ライブでこの曲を聴くと、藍井エイルと観客が一つの心臓となって鼓動を刻んでいるような不思議な一体感を味わえる。
艶やかなロックで会場を揺らす!「シューゲイザー」
激しいギターソロで始まった「シューゲイザー」。
「オイッ!オイッ!オイッ!オイッ!」
「心臓」の空気から一気に場面転換して、ギルメンたちの掛け声が会場内に響き渡り、会場全体が激しく動き出す。
♫
君の影に深く落ちる悲しみを
街を巣食う心の闇が支配する世界
♫
藍井エイルの力強い歌声と、ビートに合わせてギルメン達が頭上で激しくクラップ。光るボッコは真っ赤になり、会場全体が赤に染まった。シューゲイザーは「赤」がピッタリはまると強く感じた。
ギルメンからは、
「エイルらしいロックな曲で、落ち込んだ時にもいつも元気がもらえる曲」
「『藍井エイルのライブはスポーツだ!』と言わんばかりの曲」
「かっこいいだけではなく、艶っぽさも含んでいてそれがまたゾクゾクとした」
という声が上がっていた。
私はボッコの振りすぎで腕がもげそうになった…
一体感の象徴!「AURORA」で会場が一つに
♫
遥かな宇宙さまよえる光だって
この時代を走り続ける
♫
藍井エイルは私たちを一切休ませる気がないのが分かった。
シューゲイザーの次にAURORA。
「みんな、まだまだ余裕で動けるよね!」
と言われているかのようなセトリ。
しかし、さすがに百戦錬磨のギルメンたちだ。腕がもげようが、足が痙攣しようが、声が枯れようが、さらにテンションを上げてジャンプし、光るボッコを振りまくり、叫ぶ!
♫
泪に暮れた夜が明ける頃に
暁の刻までこの手を…
♫
全員の手が頭上高く上がる。
この瞬間は誰も何も考えず無心に、ただひたすら高く腕を伸ばしていた。
ギルメンからは、
「ギルメンみんなの合いの手の一体感が特にすごい」
「自分が1番好きな楽曲」
約10年前の武道館ライブでの経験を語るファンもいた。
「アリーナ席のコールの一体感がすごくて、すごく楽しそうだったのを今でも覚えている」
と、その印象深さを語っている。
この曲がきっかけでファンクラブに入会を決めたという声もあり、「AURORAだったからです。推して13年目!!」
というコメントも。
長年のファンにとって思い入れの深い楽曲であることがうかがえる。
離れていても「オモイ」は「ツナガル」
休む暇もなく、ブチ上がる曲が続く。
♫
ツナガルオモイ
映し出した新しい世界〜
「行くよっ!」
♫
「行くよっ!」
と言われたら飛ぶしかない。
「オイッ!オイッ!オイッ!オイッ!」
ギルメンたちよ、まだそんなに高く飛べるほどの余力があるのか…
疲れてるようには見えない、逆にエネルギーが溢れてきているのではないか?と思うほどの熱量を感じる。
ここまで客席を盛り上げることができるのが、藍井エイルなんだと再認識させられた。

「ハンドクラップいくよ!せーの!!」
ギルメンたちが頭上でリズムに乗りながらクラップ。
楽しい…
「もういっちょ!」
楽しい…
めちゃくちゃ楽しいじゃないか!
「歌うよ〜!」
来るぞ来るぞ、コール&レスポンスが!
♫君との鼓動が
「君との鼓動が」
♫君との笑顔が
「君との笑顔が」
♫重なるその瞬間(とき)
「重なるその瞬間(とき)」
楽しいーーっ!!
ギルメンからは、
「ハンドクラップとコール&レスポンスが最高!」
「エイルとの絆を感じた」
「この曲があるから頑張れる」
「どんなに離れていてもエイルとみんなは繋がっているんだって思わせてくれる曲」
「やはりFCイベントはこの曲に尽きる」
という声が上がっていた。
「ツナガルオモイ」は藍井エイルとギルメンの「オモイ」が「ツナガル」瞬間を体全体で何度も感じることができる一曲だ。
跳んで、笑って、「グローアップ」!
「こっちに飛ぶよっ!」
(右へぴょんぴょんジャンプ)
「こっち」
(左へぴょんぴょんジャンプ)
「こっち!」
(右へぴょんぴょんジャンプ)
会場全体が左右に揺れ、藍井エイルと一緒にジャンプ!笑顔が咲き誇る、ハッピーな時間。
会場が盛り上がる中、舞台袖から2名のスタッフがスマホを持って出てきた。
すると彼女が、
「写真とるよー」
「笑顔の練習3、2、1!(ニコッ)」
パシャリ。
みんないい笑顔だ。最高じゃないか。
もしかして、前日に笑顔の練習してきた?笑
ギルメンからは、
「元気が出ないときに聴くと元気を貰える」
「左右に動くグローアップジャンプ大好きだし写真とるのも楽しいし最後にエイルさんが笑うとこが可愛くてたまらない」
「過去のライブでもこの曲が強く印象に残り「また次も参戦したい!」と思わせてくれる、まさに外せない一曲」
「ラストの「へへっ」の声で萌え死するかと思いました」
という声が上がっていた。
ツナガルオモイでも楽しかったのに、さらにこんな楽しいとは、藍井エイルのライブはただのライブではなく、ある種アミューズメントパークのような楽しさがあり、またすぐにでもライブに行きたいと思わせる中毒性を感じた。
アニメファンの心を掴んだ名曲「INNOCENCE」
イントロのキーボードが流れると、大歓声ではなく心の奥底から出てきた深く、そして重い
「おぉ…」
だった。
これはファンが絶対的に求めている曲なのだろう。
神曲中の神曲。藍井エイルの真骨頂という認識なのかもしれない。
今思うと、まるで天から神が降臨してきたときの「おぉ…、神よ」の「おぉ…」のように感じ取れる。
限界だと思っていたギルメンのボルテージはさらに上がる。
藍井エイルの喉も最高潮に温まり、会場の熱気をさらに加熱させるような歌唱だ。
これまでの怒涛のごとく続いてきた激しいスポーツで疲れているであろうギルメンたち。しかしINNOCENCEでそんな疲れもぶっ飛んでしまったらしい。
TVアニメ『ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス編』のOPとしても愛されるこの曲。
SAOを見て藍井エイルを知った人はかなり多いのではないだろうか。
キリトの寄りからの引いて所沢駅ドーンというのが印象的だ。
ギルメンからは、
「最初に藍井エイルさんを知った曲だから。彼女の力強く、透き通った声にマッチしている」
「やっぱり王道の神曲」
「今回2年半ぶりのライブで聴けて本当によかった。イントロが流れた瞬間の会場全体の感嘆のため息がそれを表してた」
「この曲がなかったらエイルの楽曲に出会ってなかったかもしれない」
という声が上がっていた。
ライブでは、「終わりのときに近いのもあったけど、やはり代表する曲であり、皆の一体感も人一倍という気がします」という感想があり、会場全体が一つになる瞬間を生み出す力を持った曲だと言える。彼女の透き通るような歌声と力強い歌唱力が存分に発揮される「INNOCENCE」は、まさに藍井エイルの魅力を凝縮した一曲と言えるだろう。
ライブ本編の締めくくり!熱狂の「IGNITE」
次でラストーー!
まだ元気あるでしょ?
藍井エイルのライブ
スポーツでしょ?
オールスタンディング余裕でしょ?
オッケー!
いくぞーーーーーー!!
藍井エイルの煽りからの
♫
迷わずにいまー
♫
「うぉぉぉぉぉぉーーーー!」
もう鳥肌が立ちまくって、まるでスーパーサイヤ人のように髪の毛が逆立つような感覚になった。
あの会場にいたギルメンならこの感覚が理解できるのではないだろうか。
「IGNITE」は、TVアニメ「ソードアート・オンラインII ファントム・バレット編」OPテーマであり、まさに藍井エイルの代名詞とも言える楽曲だ。
ライブ本編の最後を飾るにふさわしい、圧倒的な人気を誇る一曲として、会場の熱気を限界突破させた。
ギルメンからは、
「エイルが『迷わずに今~』と歌い出した瞬間に会場の熱が一段上がる瞬間は何度体験しても最高」
「今でもこの曲を聴くと感動する」
「私とエイルとの出会いの歌であり、こんなにも力強くて心を震わせる歌は他にはない」
という声が上がっており、その盛り上がりの凄さが伝わってくる。
また、「アンコール前のラストにエイルと一緒に思いっきり歌って跳んで吠えて、最高に楽しかった」という感想もあり、ライブ本編の集大成として相応しい楽曲だったことがうかがえる。藍井エイルの力強い歌声と、心を震わせるメロディが相まって、会場全体が一つになる瞬間を生み出したのだ。
「IGNITE」は、まさに藍井エイルの魂を体現するような楽曲であり、ファンと藍井エイルが一体となって作り上げる最高の瞬間を象徴している。ライブ本編の締めくくりとして、この曲が選ばれたことで、会場の熱気は最高潮に達し、忘れられない感動のフィナーレとなった。
アンコールは、感動と感謝の想いを込めて
「藍井エイルでした!したっけ!!」
舞台袖にはけていった藍井エイル。
もちろんこのままでは終われない。
ギルメンたちの「えいえいるー」コールが数分間続く…
藍井エイルがタオルをグルグル回しながら出てきた。
久しぶりのえいえいるーありがとうー!
改めまして藍井エイルです
今日演奏してくれたバンドメンバーを紹介したいと思います。
まずは、
ベース okamu!
キーボード ナオキー!
ドラム マーボー!
今回はバンマスをやってくれています
ギター あつしー!
なんでそんな悲しいコードなの?
…(あつしさん何か言ってる)
全然聞こえないや笑
(しばらくして)
あ!
そしてボーカル
藍井エイルでーす!
へへ、久しぶりだからということで
許して
改めまして
今日のライブは約2年半ぶりとなります
そして藍井エイルが生まれて
もう10年目になります
今まで色んなことがあったけど
まずは14年前から始まった
この曲を聴いてください
原点回帰!心に染みる「MEMORIA」
ピアノがピロンと鳴る。
おや、いつもと違う…
彼女がゆっくりとアカペラで歌い始めた。
♫
静かに移りゆく 遠い記憶の中
思い出に寄り添いながら 君を想えるなら
♫
ギルメンたちが息を飲む…
彼女からメロディーに乗せて発せられる言葉ひとつ一つを噛み締めている。
藍井エイルのデビュー曲、今まで何度この曲を聞いてきただろう。
しかし、このMEMORIAは今までのどのスタイルとも違い、藍井エイル自身を包み隠さずありのままを表現していた。
入りサビが終わり、キーボードとアコースティックギターが入り、1番を歌い始める。
しっとりとしたバラード、ギルメンたちは藍井エイルの歌と出会ってから今までのことが頭の中を駆け巡り、心が震えていた。
2番からはバンド演奏。涙を流し、拭いながら白く光るボッコを振る。
今日のMEMORIAは一生忘れることはないだろう。
ギルメンからは
「デビュー曲でエイルの始まりの歌だし、今回のアコースティックバージョンは特にグサッと心に突き刺さった」
「藍井エイルのオリジン。ルーツ。この曲がアンコール1発目だったのでガチ泣きした」
「アカペラで始まって一気に引き込まれた。やっぱり本物は違うなと実感。その後のアコースティックからのバンドへの展開もアツかった」
「藍井エイルを話す上で欠かせない「MEMORIA」。初めのイントロ部分がアコースティックバージョンで、ゆっくりと心に染み込んでくるような感覚になった」
という声が上がっていた。
「MEMORIA」、やはり復帰ライブでこれは外せないだろう。藍井エイルの原点なのだから。
優しい歌声に包まれて「レイニーデイ」
藍井エイルがマイクスタンドを持ってきた。
ということはつまり…
「ハンドクラップいけるー?」
(トントントン) パンッパンッ
(トントントン) パンッパンッ
このクラップで始まる曲といえば、みんな大好き「レイニーデイ」。
数ある曲の中でもトップクラスでクラップが多い曲ではないだろうか。
ギルメンからは、
「エイルの顔が本当に素敵な笑顔でした」
「明日への希望を綴った歌詞に元気をもらえる。ライブ終盤にこの曲がくることでまた明日から仕事や学業を頑張ろう、またエイルに会えるまで元気に過ごそうという思いにさせてくれる」
「本当に勇気をもらえるポジティブソングで大好きな曲。みんなでクラップ楽しすぎる」
という声が上がっていた。
ライブでの「レイニーデイ」は、彼女の笑顔と相まって、会場全体を温かな雰囲気で包み込んだようだ。
「エイルの顔が本当に素敵な笑顔でした」という感想からも、彼女自身もこの曲を歌うことを楽しんでいた様子が伝わってくる。
彼女の優しい歌声と希望に満ちた歌詞、そして会場全体を包み込む温かな雰囲気によって、ライブの中でも特別な輝きを放つ一曲となった。
雨上がりの空に虹が架かるように、この曲は多くのファンの心に希望の光を灯したのだろう。
雨上がり、明日を信じて
「レイニーデイ!」
激アツのクライマックス「青く、青く」
次で、ほんとのほんとのほんとの最後になりまーす!
次の曲は
ライブで!
初披露です!
ラスト行くぞーー!!
青く、青く
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!!」
正直、この曲が一番歓声が大きかったのではないだろうか。
それはそうだろう、何せまだどこでも披露したことがなく、誰も、熱烈なファンですらもリアルで聞いたことがない、本邦初披露なのだ。
2023年12月31日に所属していた「ぐあんばーる」、そして「SACRA MUSIC」を辞めるという重大発表と同時に、配信リリースが開始という衝撃的なニュースで、ファンは驚き、悲しみ、記憶に強く残った出来事であったのだから、「青く、青く」のインパクトは相当のものであったに違いない。
ギルメンたちに強く刻まれた記憶、そしてBLUE FLAiRの最後の曲という相乗効果によって、ギルメンたちのジャンプの高さも、光るボッコを振る強さも、声の大きさも限界まで上がり、BLUE FLAiR最大で最高の盛り上がりを見せた。
最後飛ぶよー!
行ける?
行けなかったらこれでいいからね(腕を振り下ろす動作)
行くぞー!
せーの!
(ジャンプ)
藍井エイルと同時に、高くジャンプしたギルメンたち。会場内は歓喜に包まれた。
ギルメンからは、
「エイルの人生、そして私の人生そのものの様な歌」
「LIVEで初披露だったのにも関わらずギルメンのみんなが完璧に仕上げててまじで完成されてた」
「自分の意思をしっかり表現し強く生きていこうと決断した中で『青く、青く』が自分の人生そのもののように聞こえた」
「今までの自分と決別して新しいスタートを切る思いが強く、歌詞も心にグッと刺さった。藍井エイルの第3幕がこの曲からスタートしたと言っても過言ではない」
という声が上がっていた。
余談だが、「青く、青く」は2023年9月4日に導入された「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」用に提供されたオリジナル楽曲であったため、CD発売も配信もされず、パチンコ店に行ってこの台に座らないと聞くことができなく、パチンコ用の楽曲なので一般的にはCD化や配信などはされず、レアな楽曲だった。
しかし、2023年12月31日、満を持して配信リリース。
このことは本当に歓喜し、リリースされてからは無限リピートで聞いていた覚えがある。
私は「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」で最高28,000発ほど出した経験がある。
また、確変中はずーっと「青く、青く」をかけていた。(台の設定でかける曲をセレクトできる)
エイル、おかえり!そして、ありがとう!
そして
恒例のあれをやりたいと思います
2年半ぶり
約ね
初めての方も
いらっしゃるみたいで
説明したいと思うんですけど
ちょっと失礼します
(お立ち台に上がる)
「えいえいおー」ってあるじゃないですか
わたし藍井エイルって言うんですよ
知ってる?笑
だからね
「えいえいるー」ってやつをみんなでやりたいと思っていて
わたし
しつこく復帰してるんですけど
そうそうフェニックス
フェニックスのように復帰してて
なんかすいません笑
それで
今回3回目の復帰なので
3回連続えいえいるーやりたいと思いまーす!
いくぞー!
せーの!
えいえいるー!
えいえいるー!
えいえいるー!
そしてここからのー
もう一回だけ聞かせてくださーい!
せーの!
えいえいるー!!
ありがとうございましたー!
えと、今日はFCライブなんですけど
ほんとにFCライブかよみたいな
セットリストでいきました
ありがとうございます!
なんか2年半ぶりだから
どうしようか迷ったんですよ
だけど
やっぱりみんなが
今まで聴いてくれた曲を
何度も聴いてくれた曲を
選んだほうがいいのかなぁと思って
あ、後ろの人見えますか?
すいませんね
(お立ち台に上がる)
そう
なので今回は
こんなセットリストを選んだんですけど
楽しんでくれましたか?
(大きな歓声と拍手)
もうねぇ
全部見えてました!
前から後ろまで全部見えてました!
ありがとうございまーす
マイクを置き、上手、下手、中央のお立ち台へ上り、自分の声で直接ギルメンに感謝の気持ちを伝える。
ありがとうございました上手ー!
下手ーありがとうー!
まんなかー!
後ろも見えてました
ありがとー!!
ほんとにみんな待っててくれて
ありがとーーーーーー!!
また会えるの楽しみにしているよーーー!!
したっけ!!
ギルメン全員での「したっけ!」は藍井エイルに向けての再会の喜びと、感謝と、そしてまた会えることを楽しみにしているという意味がこもった大きな「したっけ」だった。
最後に彼女の深く長いお辞儀は、いつもファンを思いやる優しさと誠実さ、そして感謝を感じることができた。
今回のライブは、藍井エイルの完全復活を告げる、最高の舞台だった。彼女の歌声は、以前にも増して力強く、そして優しく、私たちの心に深く響き渡った。
約2年半という時間は決して短くはなかったけれど、彼女を信じて待ち続けたファンにとって、この日の感動は、何物にも代えがたいものとなったはずだ。
エイル、おかえり!そして、最高のライブをありがとう!
これからも、私たちはあなたの歌声と共に、未来へ向かって歩んでいく。
えいえいるー!
奇跡のハイタッチ!
ライブの余韻に浸っていたところ、会場内にアナウンスが流れた。
『以上を持ちまして、本日の公演はすべて終了とさせていただきます。このあと、ハイタッチでお見送りいたします。準備が整うまで、このまま客席内でお待ち下さい。』
「え、ハイタッチ!?」
「ひゅーーーー!!」
「うそー!」
ギルメンたちのどよめき、そして歓声。ハイタッチは2016年の"D'AZUR-EST FINALE"以来ではないだろうか。
実は今回のハイタッチ企画、藍井エイルからの強い要望だった。スタッフからもハイタッチはちょっとどうかなという意見もあったが、今まで支えてくれた、待っててくれたファンに自分にできる最高の感謝を伝えたい。その強い思いで実現に至ったのだ。
私もカメラを放りだしてハイタッチしたかった…

約1,000人とのハイタッチ会
おまけ:愛すべきギルメンたち
こんな言い方は大変失礼なのだが、藍井エイルのファンは本当に「いい奴ら」ばかり。
藍井エイルの人柄が、そういうファンたちを集めるのだろうか。
その愛すべきギルメンたちの、ライブ終了後の満足した笑顔を見て、このライブが大成功に終わったというのを確信した。


人気曲ランキング in BLUE FLAiR
BLUE FLAiRに参戦したギルメンの皆さんにアンケートをとってみた。
「BLUE FLAiRのセットリストの中から自分にとって最高の3曲を教えて下さい」という内容だ。
1位は絶対あの曲だと思ったのだが…
それでは第5位から順に発表します!
第5位
ツナガルオモイ
「ツナガルオモイ」を選んだ理由は、エイルとファンの絆を象徴する曲として多くのファンに愛されているからだ。ライブでの一体感や掛け合いが特に印象的で、「エイルさんやファンとの絆が感じられる曲」「コールアンドレスポンスが最高」という声が多く上がっている。また、「コロナ禍が明けて初のLIVE、久々の声出しでこの曲でコールアンドレスポンスできる幸せを噛み締めた」という感想もあり、ファンにとって待望の曲だったことがわかる。藍井エイル自身が作詞し、ファンとの繋がりを表現した歌詞も人気の理由の一つだ。
第4位
レイニーデイ
「レイニーデイ」は、多くのファンにとって心の支えとなる特別な曲のようだ。落ち込んだ時や雨の日に聴くことで元気をもらえる曲として愛されている。歌詞が好きという声も多く、明日への希望を感じさせる内容が人気の理由。ライブ終盤に披露されることで、日常生活への前向きな気持ちを呼び起こす効果もあったそうだ。また、セットリストに入ることを予想していなかったファンも多く、予想外の選曲に喜びを感じた人も多かったようだ。藍井エイルの笑顔と相まって、会場全体を温かな雰囲気で包み込む曲として印象に残った。
第3位
BEYOND GAZE
「BEYOND GAZE」を選んだ理由は、藍井エイル自身の想いが強く込められた楽曲であり、特に活動休止期間中の葛藤やファンへの感謝が歌詞に表れているため、多くのファンの心に深く響いたからだった。
MCでの彼女自身の言葉と相まって、この曲が持つ意味はさらに深まった。再始動一曲目として、彼女の決意やファンへの感謝の気持ちが伝わる特別な楽曲として、感動を呼んだようだ。
「活動休止中のエイルの気持ちを代弁している様な歌詞。ファンへの気持ちがひしひしと伝わって来ます」「あのMCからの「BEYOND GAZE」は反則ですよ。涙腺崩壊した状態でまともにペンライトは振れませんよ」といったコメントからも、この曲がファンにとって非常に特別な存在であることがわかる。また、「帰ってきてくれたことへの感謝。みんなで一緒に歩めると決心してくれた嬉しい曲」という声もあり、エイルとファンが共に未来へ進む決意を新たにする曲として捉えられている。
第2位
MEMORIA
「MEMORIA」を選んだ理由は、藍井エイルのデビュー曲であり、原点にして頂点と呼ぶにふさわしい特別な楽曲だからだ。この曲を聴くと、彼女の原点やルーツを感じられ、感慨深い気持ちになるという声が多く聞かれた。
特に今回のライブでは、アンコールの最初にアコースティックバージョンで披露されたことで、その感動はさらに増幅された。「デビュー曲のアコースティックバージョンは良い意味でヤバいです。アンコールの最初の曲でまたもや涙腺崩壊ですよ」というコメントからも、その衝撃と感動の大きさが伝わってくる。また、「藍井エイルを話す上で、欠かせない「MEMORIA」今回は、初めのイントロ部分がアコースティックバージョンで、ゆっくりと心に染み込んでくるような感覚になりました」という感想もあり、アコースティックアレンジが楽曲の持つ魅力を最大限に引き出したことがわかります。
さらに、「原点にして頂点 色々な思いの中で歌ったMEMORIAは格別だったアコースティックアレンジも最高すぎて涙出た」という声もあり、彼女の歌声と楽曲が持つ力強さが、聴く人の心を強く揺さぶる特別な体験となったようだ。まさに、藍井エイルの軌跡と成長を感じさせる、感動的なパフォーマンスだったと言えるだろう。
第1位
青く、青く
「青く、青く」を選んだ理由は、藍井エイルが活動休止中に発表した楽曲であり、その歌詞が彼女自身の人生や想いと重なり、多くのファンの心を深く捉えたからだ。
特に、「エイルの人生、そして私の人生そのものの様な歌だからです」というコメントからもわかるように、この曲は彼女の苦悩や葛藤、そして未来への希望が込められており、聴く人の心に寄り添い、勇気を与える。「エイルが活動休止中で、私も毎日孤独と戦っていた時に、この曲がリリースされて、その歌詞と歌声に救われました」という声もあり、この曲が多くのファンにとって心の支えとなっていたことがうかがえる。
また、ライブでの初披露という特別な状況も、この曲への思い入れをさらに強くした。「エイルの復帰を宣言する曲だから」「LIVEで初披露だったのにも関わらずギルメンのみんなが完璧に仕上げててまじで完成されてた」というコメントからも、この曲がエイルとファンを繋ぐ特別な楽曲として、強い印象を残したことがわかる。
さらに、「すごく迷ったけど、個人的に今回一番聴きたかった楽曲。休止になり、エイルを待つと決めたものの先が見えずぽっかりあいた穴をゲリラ配信という形で突如埋めてくれた楽曲。あの時の温かさは一生忘れません。... そして、生で聴いた「青く、青く」はやっぱり暖かくて優しかった。一生大好きです!」という熱いメッセージからも、この曲が持つ温かさや優しさが、多くのファンにとって忘れられない思い出となっていることが伝わってくる。