アコギ弦交換の仕方｜初めてでも簡単♫

ギターを始めたばかりの方は、弦交換と聞くと難しそうに感じますよね。実は一度やってしまえば意外と簡単で、どんどん慣れてスピードも上がっていくんです。弦を張り替えると音も変わり、練習のモチベも上がります。
そんなアコギの弦交換をおうちで簡単にするために必要なもの・方法を今回はご紹介します！

弦交換をするには、上のアイテムが必要になります。全て楽器店にあるので、すぐに揃えることができますよ。
それでは早速、それぞれの道具を詳しく見ていきましょう！

これが無くちゃ、新しい弦に変えることができません！今回はD’Addarioのライトゲージを使用しますが、弦のゲージ（太さ）によって音色も変わるので、弦交換に慣れてきたら色々試してみるのもいいと思います。3個セットがお得だったりします。

弦を切るために使うものです。

こちらは、ペグを回すための道具です。ベース用のワインダーもあるので、購入の際には間違えないように気をつけましょう。ちなみに無くても弦交換自体はできるのですが、ワインダーを使うと時短になるので個人的には必須アイテムです！

ギターのお掃除用に使うものです。大切なギターをピカピカにするために、欠かせないものです。使っていくうちに汚れてしまうので、買い換えることもあると思います。

ギターのフレットなど金属パーツのサビや汚れを落とすためのポリッシュや、ギターボディ・ネック・指板の汚れを落とし乾燥を防ぐオイルなども用意すると◎。
弦を外した時にしか磨けないところもあるので、弦交換をするときにギター全体をピカピカにしちゃいましょう！

ここからは弦交換の説明です！順序を追って説明していきます。

１．まず古い弦を外します。ワインダーでペグを回し、弦がダルダルになるまで緩めていきます。音が低くなる方向に回すのが正解です！
２．次にブリッジピンを抜きます。かたいときはニッパーなどで挟んで抜くこともあるのですが、ピンに傷がついてしまうのでなるべくサウンドホールの中に手を入れて裏から押し上げてあげるのがオススメです。そのあとは全て弦を外してください。

３．全部外したタイミングで、クロスやお手入れ用品を使って磨いていきましょう！
４．そしたら、新しい弦をポールエンド（輪っか）が横になるようにブリッジの穴に入れ、先ほど抜いたピンで固定します。ピンに溝がついているので、溝をヘッド側に向けて少し刺します。そこで弦を少し引っ張るとポールエンドが引っかかるので、それを感じたらピンを押し込みます。

５．ペグの穴に弦を通します。この時弦をピーンと伸ばした状態から、ナットの上の弦を指で押さえたまま1フレット分ブリッジ側にずらします。そうすると３巻きくらいになるので、チューニングが安定します！穴に通したところを少し折り曲げると、このあと巻きやすくなりますよ。
６．このあとは弦を引っ張りながらペグを回していきます。低音弦の３つは上に、高音弦の３つは下に回します。無心になって回し続けていると、うっかり弦を切ってしまうことがあるので要注意です。

７.全て張り替え終わったら、一度チューニングをしましょう。弦交換をしてすぐはチューニングが狂いやすいので、手で弦を引っ張って伸ばしてからチューニングするのを何度か繰り返すのがオススメです。

7.最後に余った弦を少し残してニッパーで切ったら完成です！

基本的な弦交換の方法をご紹介しました！お家で気軽にできるので、１ヶ月に１回くらいの頻度でお手入れをしてあげるといいと思います！