【イマを分析!】家でもモリモリ　道民が好きな焼き肉ベスト３！

前回の調査で北海道民は海やキャンプ、花見でも焼き肉を楽しんでいることが判明しました。
今回は焼き肉で人気の肉についてアンケートを実施。
豚肉と羊肉を好む“道民性”が現れる結果となりました。
　

焼き肉で最も好きな肉について尋ねたところ、道民の１位は牛肉（68.8%）。２位は豚肉（16.6%）。３位には羊肉（8.3%）がランクインしました。
４位の鶏肉は3.8%でした。ただし、これは焼き肉の調査なので、ジンギスカンがザンギより人気というわけではございません。

道外では１位・牛肉（77.6%）、２位・豚肉（12.0%）、３位は鶏肉（7.0%）となりました。
羊肉を選んだ人はわずか1.2%でした。

やはり、羊肉の支持率に大きな差が見られますね。
今回、羊肉を選んだ道民の約62%が女性。低脂肪で高タンパクというヘルシーさが人気の理由かもしれません。

結果を比較すると、道民の豚肉支持が大きいことも分かります。

家庭での消費に目を向けてみましょう。
総務省の家計調査（2020～2022年の平均）から、２人以上世帯の年間消費金額を調べてみます。

羊肉を含む「（牛鶏豚以外の）他の生鮮肉」について、札幌市は都道府県庁所在市及び政令指定都市の中でトップの5, 214円。全国平均3,126円を大きく上回っています（ちなみ２位は馬肉で有名な熊本市で4,867円）。

「豚肉」は全国12位の33,060円。こちらも全国平均32,413円を上回っています。
道民と豚肉の結びつきは強く、室蘭で「やきとり」といえば豚肉を使った串焼きとなります。道内ではすき焼きやカレーに豚肉を使う家庭も多いのです。

やはり、日ごろの食卓に並ぶ肉料理が焼き肉のアンケート結果に作用しているということですね。

北海道に訪れる際はジンギスカンだけでなく、ぜひ豚肉料理も食べてみてください。帯広名物の豚丼もおすすめですよ。

次回は焼き肉で注文する部位について分析します。