【イマを分析】どうする? 焼き肉サイドメニュー　道民はライス一択!?

前回の調査で、北海道民はカルビの次にサガリ・ハラミを好むことが分かりました。
今回は焼き肉店で注文するサイドメニューについて調査。
道民の“ライス愛”が現れる結果となりました。

焼き肉店で注文するサイドメニューについて、複数回答可の選択式アンケート調査を実施。
道民の１位はライス（65.6%）、２位はサラダ（38.2%）、３位はキムチ（29.3%）となりました。
道外エリアは１位・ライス（55.4%）、２位・キムチ（42.0%）、３位・サラダ（41.5%）でした。

ライスは道民と道外で10ポイント以上の差が付く結果に。全国８エリア別の集計でも北海道がトップとなりました。

全体を詳しく見ると、道民はライスだけが突出し、それ以外は比較的低調ということが分かります。
調査した11品のうち、ライスと冷麺を除く９品については道外の方が高い比率でオーダーしています。

道民はサイドメニューをあまり注文せず、肉と米でお腹いっぱいにしているということですね。

総務省の家計調査（2020～2022年の平均）から、２人以上世帯の米の年間消費量を見てみると、都道府県庁所在市及び政令指定都市の中で札幌市は全国５位（71.94kg）となっています。全国平均60.90kgを大きく上回る値です。

かつて北海道は寒冷な風土のため「コメ作りは不可能」とさえ言われていました。しかし、品種改良や栽培技術の向上により、現在では全国的に高い評価を受けるようになりました。
道産のブランド米として「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などが有名ですね。

今度、焼き肉でライスを口に運ぶ際は、コメ作りに挑戦した先人の努力を噛みしめながら食べてみると、さらに美味しさがアップするかもしれません。

次回は焼き肉でライスを食べるタイミングについて分析します。