【イマを分析!】道民は肉食系!? 13%が月イチはお店でジュージュー!
網の上でジューシーに焼き上げられた肉の香りと、炭火の熱気が漂う店内。
焼き肉は、肉本来の味わいを最大限に引き出した、シンプルかつ贅沢な料理ですよね。
「イマを分析!」は前回のラーメンに続き、「焼き肉」について全国の約3,000名にアンケートを実施。
北海道民の約12.7%が月に1回以上、焼き肉店を利用していることが分かりました。
「月1回以上」は北海道が全国トップ
お店で焼き肉を食べる頻度について尋ねたところ、道民の12.7%が月1回以上と回答。全国8エリアで最も高い割合となりました。2位は関西エリア(11.3%)。最も低かったのは四国エリア(8.0%)となりました。道外エリア全体では9.3%でした。
総務省の家計調査(2020~2022年の平均)によると、2人以上の世帯の焼き肉の外食費は、全国平均で年間6,135円。札幌はそれを上回る同6,833円でした。
これらの結果からも道民はかなりの“焼き肉好き”と言えるのではないでしょうか。
人口当たりの焼き肉店数も全国7位
総務省の経済センサス(2021年)によると、全国の焼き肉店の事業所数は14,983。道内は804でした。
各都道府県のデータをもとに、人口10万人あたりの焼き肉店の数を算出すると、北海道は15.51で全国7位ということが分かりました。この数値にジンギスカン店は含まれていません。
ちなみに全国1位は石川県(21.16)でした。次いで福井県(20.79)、鳥取県(19.67)と続きます。
市町村別では北見市が道内トップですが、全国では3位。1位は長野県飯田市、2位は沖縄県石垣市とのことです。道内からは4位に滝川市、6位に深川市、9位に紋別市もランクインしています(いずれも飯田市がNTTタウンページ掲載の店舗数と住民基本台帳の人口をもとに算出)。
手軽に美味しい牛肉が
農水省の畜産物流通調査(2021年)によると、北海道は全国トップの牛肉の生産量。広大な大地で育まれた美味しい牛肉を手軽に楽しむことができる環境が整っています。道民にとって、焼き肉は“生活の一部”になりつつあるのかもしれませんね。
次回は焼き肉店で外食する際の予算を分析します。道内と道外で驚きの差が…。