【連載VOL.6】KOREA DO? 釜山編【癒しと観光の医療ツーリズム】
カジャ!コリアでは、韓国在住の皆さんからライブ感あふれる情報を毎週配信!
今週は、釜山在住えぎさんのコリア通信です。
釜山の医療ツーリズムと美活
楽しみ広がる旅と医療サービス
「医療ツーリズム」という言葉に馴染みはあるでしょうか?
近年、韓国が国をあげて発展させてようと注力している分野で釜山市も外国人患者の誘致に積極的に取り組んでいます。
医療ツーリズムとは医療サービスを受けることを目的として旅行をすることですが、高い医療サービスをうけて観光もできるという一石二鳥ポイントを強調しています。
釜山は空港から市内までのアクセスが便利であるということや船でのアクセスも可能ということから、釜山と近い九州から日帰りや1泊2日で医療観光に訪れるという方も少なくありません。
韓国は言わずと知れた美容大国。
ソウル・江南(カンナム)は病院が密集している地域で韓国の医療の中心地として国内でも有名な地域です。このように病院が密集している地域が釜山にもあることはご存じでしょうか?
釜山には「西面(ソミョン)メディカルストリート」と呼ばれる場所があります。釜山一の繁華街である西面エリアにあらゆる分野の病院が軒を連ねています。
グルメ、ショッピング、カジノが徒歩圏内で全て楽しめる場所で医療ツーリズムに最適です。
定番化する学生の整形事情
西面メディカルストリートを見た友人に「これだけ病院の需要があるの?高校生も整形をするのは本当?」と聞かれたことがあります。
年々病院の数は増加傾向にあり、需要を感じています。
韓国は3月が入学シーズンで、2月は高校や大学入学前の学生の予約が増える繁忙期シーズンです。
学生が整形をすることに驚く韓国人はいないほど日常的なものです。
日本語通訳が常駐している西面メディカルストリートのクリニックもあり、日本に比べて美容関係の施術(手術)費用が安く、言葉の壁なく技術の高いドクターに施術してもらえることは魅力的といえるでしょう。
ただし、海外での施術や手術のリスクについて忘れてはなりません。
韓国政府は「外国人患者誘致機関登録制度」を実施しており、病院に医療事故賠償責任保険の加入を義務としています。
病院選びの際は外国人患者誘致機関登録済の医療機関から選ぶことをおすすめしたいです。
えぎさんのInstagramはこちら↓