サイコロ振って知らない街で呑んでみた【後編】
-天国か地獄か-
運命はサイコロの目に
呑兵衛二人が思いついてしまった
札幌市内サイコロの旅
【前編】からの続きです。
さて続きです。その後この数年でルールはどんどん改良(一部改悪?)され、今に至っている。
①各回ゲストを一人呼び、三人で回ることにした。そしてゲストが次回のゲストを推薦するという「笑っていいとも友達の輪方式」にした。
②サイコロ表から、訪問した地下鉄駅をはずし、市電、JR駅も入れた。
③更に、面白いので、飲食店がほとんどないと最初からわかっている「ハズレ駅」もいくつかサイコロ表に入れてみた。具体的な駅名は苦情が来るといやなので控えますが、大変幸運なことにまだこの駅の目は出たことがない。
④投票用紙を作って、三人がそれぞれ入ってみたい店の1位(5点)、2位(3点)、3位(1点)を書き、合計点の高い店に入ることにした。過去何回か同点のことがあったが、その場合はゲストが高得点をつけた店に入店することに。
⑤「入りたい店NO.1」に選ばれたことを記念して、表彰状を作って店主に渡すことにした。→写真のような簡単なものでも、ものすごく喜んでくれる店主が本当に多いんです!僕らもこの店を選んで良かったな~と思う瞬間です。
⑥同時に記念品(東急ハンズで買った面白サイコロ)も差し上げることにした。
⑦過去のゲストが転勤などで札幌を離れる場合、みんなで送別サイコロの旅をするようになった。最多の時は10名の大所帯で開催した。
そして7年が経ち
ということで7年の時が過ぎ、現在まで何と(!)25回この旅は開催され、本当にたくさんの駅周辺を歩き回り、たくさんのお店の皆さんにお世話になりました。
初代幹事のピロキは転勤でいなくなり、二代目幹事にタカマツが就任、そして2020年以降のコロナ襲撃など少しずつこの旅も変わってきている。
いろんな店がありました
印象的だった店といえば、栄町の超ボロ激旨中国料理店、真冬の店探索で顔が痺れるくらいの極寒だった西11丁目と市電旭山公園通、南郷13丁目の激旨イタリアン、幌平橋や北34条の個性的居酒屋、市電西15丁目の本格韓国料理店、環状通東の超美人バイト女性、帰りにお土産までくれた二十四軒の最高の居酒屋、そして大きな声では言えないがハズレのお店たち…。
皆さんも自分の町でやってみたら面白いですよ。実際に過去ゲストで参加した人が転勤して小樽(バス停)や東京(!)でもやってますから。
そしていつか
私の現在の大きな夢は、いつか外国でサイコロの旅をやってみること。今のところコロナが明けたらソウルで開催してみようかな、なーんて思っている。いや、必ずやりますのでお楽しみに。
そして、これを読んでいる皆さんが、いつかゲストに選ばれて我々と飲む日が来ることを願っています。では皆さん、ビクビクしながらその日をお待ちください。
サイコロとともにあらんことを。