提供:札幌市
【開催報告】さっぽろマインクラフトワークショップ
札幌市は教育版マインクラフトを使った作品コンテスト「第5回Minecraftカップ」の地域パートナーに参画し、地域パートナー特別賞として「ゼロカーボンシティさっぽろ賞」を新設しました。
本大会へのエントリーや作品の制作に役立てて頂くため、教育版マインクラフトを使ったワークショップを7月15日(土)~17日(月・祝)の3日間でジュニア(小学1~3年生)、ミドル(小4~6年生)、ヤング(中学1~高校3年生)の部門ごとに開催。
参加された50名の子供たちが、マインクラフトの世界でプログラミングやまちづくりを堪能しました。
さっぽろマインクラフトワークショップとは
さっぽろマインクラフトワークショップは、学校教育の現場で使われている「教育版マインクラフト」を使った作品コンテスト「第5回Minecraftカップ」のエントリーにつなげるとともに、プログラミング学習やデジタルなものづくりに触れてもらおうと、札幌市が主催となり開催。
マインクラフトを使ったプログラミングのみならず、Minecraftカップの作品応募のヒントにもつながる札幌の歴史やまちづくり、環境への取り組みについても学べる充実した1日となりました。
ワークショップの様子
①フィールドワーク
まず参加者は札幌の歴史やまちづくりを学ぶべく、札幌は大通西13丁目にある札幌市資料館を見学。
ボランティアガイドによる札幌市の歴史や街についての解説に、参加者は興味津々に耳を傾けていました。
また、札幌市資料館は1926年に現在の高等裁判所にあたる札幌控訴院として建てられた国の重要文化財に指定された建物で、参加者は控訴院時代に法廷として使われた場所で昔の裁判の様子についての解説を受けたり、裁判官の衣装など身にまとって記念撮影を行うなど、昔の裁判について体験しました。
②街歩き
その後、札幌市資料館をあとにし、街歩き研究家でブラサトルこと和田 哲さんによるガイドを聞きながら、札幌市資料館から大通公園周辺の街歩きを実施。
「テレビ塔の色はなぜ赤いか?」や「札幌時計台はアンバランスな建物!?」など、マインクラフトのワールド作成にもつながるような、札幌の街並みに関する様々な歴史や知識について学びました。
③ワークショップ
札幌市の歴史やまちづくりについてたっぷり学んだあと、昼食をとって皆さんお待ちかねのマインクラフトを使ったワークショップへ。
実際にパソコンを操作する前に、今回の〝第5回Minecraftカップ〟地域パートナー特別賞の作品テーマになっている「ゼロカーボンシティさっぽろ賞」にちなんで、札幌市環境政策課の富士本係長・佐竹係長から、札幌市が取り組んでいる「ゼロカーボン」についてのお話を伺いました。
その後、参加者にパソコンが配布され、講師の小林 義安 先生と福島 学 先生による実践型のワークショップを開催。
ジュニア部門では、レッドストーン回路を活用したプログラミングを、ミドル部門では、コマンドブロックやレッドストーン回路、プログラミングを駆使した雪クーラー装置の作成などに取り組みました。
ヤング部門の参加者は、座標なども取り込んだより高度なマインクラフトのプログラミングを実施。コマンドブロックを活用して風車を動かすなどのプログラミングに取り組みました。
ワークショップに参加した子供たちからは、「札幌の街をより知る良いきっかけとなった」、「マインクラフトを通じてプログラミングへの興味がより増した」などといった感想が寄せられ、大好評のうちにワークショップを終えることができました。
「第5回Minecraftカップ」のエントリーは8月31日(木)まで
「第5回Minecraftカップ」は、2023年8月31日(木)までエントリーを募集中です。
全国13地区ブロックで地区大会予選~本選を実施。
全国大会では、各地区ブロックの代表作品を部門ごとに審査し、最優秀賞や優秀賞、奨励賞などの各種アワードが決定いたします。
みなさまの「第5回Minecraftカップ」へのエントリーをお待ちしております!