【冷やしラーメン始めました】おすすめな3杯【旭川】
※この記事は2022年7月のasatanサイトで掲載したものです。
夏の風物詩といえば冷やし中華!ひやむぎよりも冷やし中華!な筆者が味わった中から、旨い3杯をご紹介。あなたも夏到来を実感しませんか。 ※情報は取材当時のものであり、料理の内容や価格は現在変更されている場合がありますのでご了承ください
中国料理 敦煌
「冷やしラーメン」。この上り旗に夏の到来を感じずにはいられませんな。
今だけの旬な味を食べ逃すまいとさっそくの注文。
ちなみに筆者、この時期は冷やし中華と辛いラーメンのヘビーローテーション(笑)
おおっ、なんて美しく涼し気な。いきなり、サラダのような冷やし中華の登場であります。
具はお馴染みの玉子焼きにキュウリ、チャーシュー。一方、トマト、レタス、モヤシナムルは具材としてはレアである。
また、チャーシューはよくある細切りではなく、独特の風貌を放っている。この食べ応えで、野菜ばっかりなイメージを払拭する狙いがあるのかも。
冷やし中華は好物なれど、あまりに酸味の効いたタレは苦手。という筆者であるが、同店のは安心。
酸味控えめ、味も濃すぎない、どちらかと言えばあっさり風味なタレは、もっちり麺によく馴染み、とても食べやすい。
なので、するするっと完食。
中国料理 敦煌
- 住所
- 旭川市5条通8丁目
- 電話番号
- 0166-26-4300
- 営業時間
- 11:00〜21:00
- 定休日
- 不定
らーめん道場 羅漢(らかん)
いざ、修行に行って参る。と出かけた先は西イオンの向かいの道場。
ここでは作る者と食べる者の命をかけた(そこまで言うか)闘いが繰り広げられるのだ。
同店の「冷たいらーめん」はこのラインナップ。
迷った挙句、この中から選び出したのは「しお」のやつ。確か暑い日で、ちょっと辛そうな見映えが決め手になったはず。
ちなみに、冷麺といっても盛岡のあれとは違う。
同店は、麺にタレをかけたものでなく、冷たいつゆに麺が浸かってる、というタイプ。
まさに「冷たいラーメン」だ。テレビで、東北のある地方では、冷やし中華はこういうのが当たり前、というのを見たことがあるが、近年はこの手のタイプも増えてきましたな。
「とり」というからには、チャーシューは鶏。そして、その横にあるころころとしたのも鶏。どうやら鶏つみれのよう。
これを刻み昆布が覆うようにして、一杯のラーメンを滋味ありげに演出している。
塩味だけに透明感あるスープ。これにラー油やゴマが溶け込むように、これまた滋味を思わせる。
スープは甘味があり、かつ深いコクがあって美味。これにラー油の香味が控えめに追いかけてくるという感じ。
食べ進むなり、次第に混然一体となる麺と具たち。
こうなってくると、美味しさはピークに。具材の風味が染み出たスープはより旨味を増し、味わい深い事この上ない。
なのに、「冷やし」としての清涼感を失うこともない、最後まで食べ飽きない1杯である。
初めて食べる人は、きっと驚くと思うよ。修行の価値あり。
らーめん道場 羅漢(らかん)
- 住所
- 旭川市緑町23丁目
- 電話番号
- 0166-53-5858
- 営業時間
- 11:00~15:00 / 17:00~19:30
- 定休日
- 水曜
麺屋 秘蔵
図書館からの帰り道。ふと気づけば、いつもの店頭の雰囲気が違う。
そう、夏到来を告げる「冷やし中華」の旗が、風になびいているではないか。
のぼり旗って、旬な情報をアピールしたい時にこそ、存在感を発揮するね。
見事に釣られた筆者なのであった(笑)
確か、今年で10年目となる同店。冷やし中華を始めたのは昨年だ。
それゆえに、その仕様はじっくりと練り上げたものと思われる。
具はお馴染みのハム、玉子、キュウリ、チャーシューといった顔ぶれに、アスパラとエビが華を添える。
シャキッとした細麺を引き立てるのは、甘酸っぱくコクのあるタレ。
タレは具たちとの相性もよく、食べるほどに食欲を刺激してくれる。
チャーシューはぷるんと柔らかい。
通常、ラーメンに載せているものとは違う、頬肉のチャーシューだ。
この冷やし中華と、あの絶品「ねぎユズ塩」にだけ使われる特製とのこと。
同店は何を食べても旨いが、毎度その完成度の高さには感服するばかり。
無論、冷やし中華も例外でない。
タレはかけてあるが、もし味が足りなかったら使ってと、添えられているタレ。
これ、気が利いていてとても良いと思う。
まずは、店が思うところの丁度よさを味わってみて、その後、自分で濃さをカスタマイズできるからね。
麺屋 秘蔵
- 住所
- 旭川市8条通7丁目
- 電話番号
- 0166-26-4844
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 不定休(店頭でカレンダー表示)
涼しく後記
いかがでしたか。
見映え良し、味よしの3つのタイプをご紹介しましたが、どれもその店ならではの味。甲乙なんぞ付けられるものではありません。
それだけに、冷やし中華の食べ歩きは実に興味深いものがあります。
さあ、夏もこれからが本番。きっと第2弾で皆様と再会する日があろうかと思いますので、どうぞお楽しみに。