
【旭川】昼1時から飲める老舗焼鳥店「ぎんねこ」|新子焼きが絶品の創業75年の名店
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昭和25年創業の老舗焼鳥専門店「ぎんねこ」。地元では知らない人がいないほどの名店で、観光客からの人気も高い一軒だ。
午後1時に開店し、昼飲みを楽しめるのも大きな魅力。近年、旭川では昼からお酒を楽しめる店が増えてきたが、「ぎんねこ」はそのはしりとも言える存在。まさに、旭川の昼飲み文化を長年支えてきた店のひとつだ。
記事内の情報は2026年2月27日時点のものです。
1950(昭和25)年創業の老舗焼鳥専門店
店があるのは、街なかにある小路「ふらりーと」の角。昭和の面影を色濃く残したこの通りは、飲食店が軒を連ねる横丁として知られている。
正面入口には「素通りは許しませんぞ」と書かれた印象的な文句が掲げられ、行き交う人の視線を引きつける。思わず足を止めてしまう人も多い。この通りらしい風景のひとつだ。
店内は歴史とにぎわいが息づく空間
居心地のいい長テーブル
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、名物ともいえるカウンター席。しかしカウンターというよりは、長テーブルと呼ぶ方がしっくりくる造りだ。2人なら向かい合わせに座り、1人の場合は入口を背にして腰掛けるスタイル。
筆者のお気に入りは、そのテーブルの端。隣の客との距離感がほどよく、自然と会話が生まれる。気がつけばテーブルを囲む人たち皆で盛り上がっている光景も珍しくない。さらに店主をはじめスタッフも皆フレンドリーで、場の雰囲気をいっそう和やかにしてくれる。
このほかにも、こぢんまりとした小上がり席や、奥にはテーブル席もあり、店内はいつも活気に満ちている。
記憶を受け継ぐ席がある
店の奥には、少し風変わりなカウンター席がある。筆者が勝手に「べてい席」と呼んでいる場所だ。
かつて「ぎんねこ」の隣には「べてい」という焼鳥店があった。ぎんねこと並び、多くの人に親しまれてきた老舗の人気店だったが、店主が体調を崩したことをきっかけに、多くの人に惜しまれながら閉店した。その記憶を大切にしようと、三代目店主がリスペクトを込めて設けたのがこの席である。
当時使われていたメニュー看板やベティちゃんポスターが展示されていて、当時の面影を感じられる空間。かつて足しげく通った人にとっては、思わず胸が熱くなる場所だろう。三代目の粋な計らいに、静かな敬意を抱かずにはいられない。
炭火で守り続ける伝統の味
熟練の焼師が1つ1つ炭火で丁寧に手焼き
熟練の焼師が、一本一本を炭火で丁寧に手焼きする。それが変わらぬこだわり。タレは創業以来継ぎ足しで使い続けられてきた秘伝の味だ。
一番人気は、旭川名物の「新子焼き」。観光で訪れた人の多くが注文する看板メニューである。ただし焼き上がりまで30分以上かかる。混雑時には1時間ほど待つこともあるが、それもまた期待を高める時間と言えるだろう。
画像で紹介したのは、筆者が普段よく頼むお気に入りの品々。なかでも外せないのが「金柑」。濃厚な味わいがたまらない一串だ。肉の美味しさは言うまでもないが、野菜のメニューも豊富なのがこの店の魅力。バランスよく楽しめるので、何度通っても飽きがこない。
もし注文に迷ったら、7本セットの「串のフルコース」がおすすめ。店の魅力をひと通り味わえる、満足度の高い一皿だ。
オリジナルグッズやガチャガチャも人気
店内には、思わず手に取りたくなるオリジナルグッズも充実している。Tシャツや手ぬぐい、帆前掛け、酒サーモなど実用的なものから、クリアファイルや靴べらといった手頃な小物まで幅広いラインナップ。記念やちょっとしたお土産にも人気だ。
さらに「ぎんねこのタレ」や「新子焼き風鶏ももジャーキー」といった食品も好評。自宅でも店の味や雰囲気を思い出せるとあって、観光客を中心に買い求める人が多い。
そして見逃せないのが店内のガチャガチャ。中に入っているのは販売されていないレアなアイテムばかりで、しかもシークレットが複数用意されているという遊び心満点の仕掛けだ。
筆者も実際に挑戦してみたところ、なんとシークレットの「ぎんねこマスキングテープ」を獲得。思いがけない戦利品に、妻も大喜びだった。
このガチャガチャは、1回500円。しかし来店時にもらえるステッカーを10枚集めると、1回無料で挑戦できる仕組みになっている。今回引いたのも、そのご褒美の一回だった。こうした遊び心もまた、この店の魅力のひとつ。ぎんねこには、食べる楽しさだけでなく、思わず心が弾む仕掛けが随所にちりばめられている。
長年にわたり多くの人に愛され続けてきた理由を、そんなひとコマからも感じ取ることができるだろう。
- 住所
- 北海道旭川市5条通7丁目右6
- 電話番号
- 0166-22-4604
- 営業時間
- 13:00〜22:00
- 定休日
- 月曜日
- 備考
- 電話は非通知・公衆電話からはつながりません

